![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
優雅に、時に俊敏に泳ぎ回るメダカたちですが、その内面は意外にデリケートでストレスを感じやすいことはご存じですか?
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そして、ストレスが溜まってくると体調を崩して、弱り病気にも感染しやすくなります。
みなさまは、メダカがストレスを感じる事をご存じですか?
メダカも私たちと同様、急な環境の変化に晒されたり、環境が合わない場合にはストレスを感じ、最悪の場合はストレスから体力を低下させ、病気に感染することもあります。
ですから、メダカにストレスを掛けない対策をすることは、水の管理と同様に大切なことです。
でも、メダカのストレス要因と言っても、なかなかピンとこない方も多いのではないでしょうか?
今回は、メダカを病気から守るために、ストレスなく育てる飼育方法について解説をさせていただきます。
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ストレスを貯めない飼育は、ラメを増やすためにも大切なことです。
飼育容器まわりのストレス要因について再確認が必要
![エアレーションが強くメダカのストレスになる飼育環境](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210613_170546-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
意外かもしれませんが、メダカは以下のような事象に対してストレスを感じると言われています。
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ですから、上の写真のように水面が激しく波立つような飼育環境は、メダカのストレスになります。
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ぜひご確認いただいて、無用なストレスをケアしてあげてください。
②周囲の音・水槽に接触したときの振動・人間などが覗き込む影など
③水槽内でメダカを追いまわす行為
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基本的に、外敵の危険を感じさせる事象は、メダカのストレスになります。
エアレーションの泡が弾ける音や振動も魚のストレスの原因になる
![強いエアレーションの様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210718_181334-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ここまでボコボコとエアレーションを行うと、メダカにとってはストレスでしかありません。
飼育水が綺麗なのに、いつもメダカが底に潜って動かない時には、エアレーションの音を怖がっている可能性があります。
もし、エアレーションの泡が原因と疑われる時には、試しにエアレーションを弱めてみてください。
エアレーションを止めてみて改善がみられる場合は、エアの流量を減らすなどの対策が必要です。
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以下の記事にも書いていますが、私は水草やエアホースを丸めて浮かせて、泡の広がりを抑えるなどの対策をしています。
![エアレーションの水流を抑える対策](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/05/20220814_102948-edited-scaled.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
採卵をしない方は、このように水草を入れてあげると、流れを弱める効果があります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
採卵する場合は、メダカが水草に卵を産み付けまくり、卵が採取しにくくなるので注意してください。
![メダカの水草水槽の様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210220_180343-edited-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
メダカは想像以上に臆病な生き物です。
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ですから、簡単に対策ができるものについては、速やかに改善してあげてください。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
さて、ここからがストレス解説の本番になります。
命に係わる水質悪化や水質・水温の急変によるストレス症状と対処法について
![私がメダカの水換えをしている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210828_123033-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
水質悪化がストレスの原因になる事は、ご理解いただけると思います。
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ただ、雑に換水をすると、それ自体が大きなストレスになるので対策が必要です。
メダカにとって、常に飼育水を清浄に保つことは大切です。
しかし、日々の水換えのやり方を間違ってしまうと、注水による水温・水質の変化が、大きなストレスの原因になるので注意が必要です。
水換え時の水質変化などのストレスを避けるために、以下の事柄をご対応ください。
②優しく水合わせをせずに、いきなり水槽を移動するのは危険です
③水換え時に、ジャブジャブと注水を行うことは水質急変の原因になります
大量の雨の降り込みよる水質ショックの危険性
![雨のイメージ画像](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/DSC01672-800x449.jpg)
雨の成分は、「酸性雨」という言葉があるように「酸性」を示し、また寒い上空から降ってくるので水温が低いです。
※平均的に地表付近の雨の水温は5℃程度と言われています。
その雨が大量に水槽に降り込むと、飼育水が「酸性」に傾き、水温も急激に低下します。
![グリーンウォーターでメダカを飼育しているイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20230521_114506-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
グリーンウォーターのphは弱アルカリ性なので、そこに酸性の雨が降り込むとphの急変につながり、メダカのストレスの原因になります。
梅雨時期など雨が酷い時期には、メダカが負担を感じないように、事前の雨の対策が必要です。
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私も店頭に屋根を作るまでは、こんな風に色々な雨対策をしていました。
![私の雨対策の様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2021/10/20210711_164435-800x450.jpg)
![私の雨対策の様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/IMG_7298-edited-scaled.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
このようなグッズであれば、同時に日差し対策にもなるので、揃えておくと便利です。
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参考ですが、ブルーシートは上手に張れないと、雨が溜まって重さで潰れるので、大工仕事が得意でない方は避けた方が良いと思います。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
雨の危険性については、以下の記事をご参照ください。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
最も簡単な雨対策は、DIYショップなどで波板を購入して蓋をすることです。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ストレスで負担を掛けないメダカの移動方法
![メダカの水温合わせを実施している様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/03/20210824_140140-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
小さなことですが、水質変化でストレスを与えないために、些細な水槽の移動であっても、丁寧に水合わせをすることが大切です。
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メダカのショック症状と、優しい水換えについては以下の記事をご参照ください。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
以下は透明な水とグリーンウォーターの比較ですが、グリーンウォーターになるだけでphはかなり高くなります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
透明な水だと、かなり弱いアルカリ性。
![透明な水のphを計る様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/10/20210828_115122-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
グリーンウォーターだとph10以上のアルカリ性になります。
![グリーンウォーターのphを計る様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210828_115159-800x450.jpg)
一見して同じように見える飼育水槽でも、日当たり、飼育数や水槽内の環境、グリーンウォーターの濃さなど、様々な要因でphや水温が変化しています。
ですから、同じ飼育場の隣り合った水槽であっても、水質は微妙に異なっているとお考え下さい。
そのため、隣の水槽だからと安易に網ですくって、そのままポイのような雑な移動をしていると、メダカが弱って病気になる原因になりかねません。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
たとえ隣の水槽への移動であっても、必ず水合わせをしてくださいね。
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参考ですが、ただグリーンウォーターが濃くなるだけでも、水温は高くなります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ですから、隣の水槽なら水温は同じだろうなどと、安易に判断すると危険ですよ!
メダカにとっての水の管理は、人間にとっての空気の管理と同じです。
私たちが毎日換気をするように、メダカの水も常に衛生的であるように心掛ける必要があります。
しかし、前述したように、雑な水換えが逆にストレスになることもあります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
飼育水の維持管理や水換えについては、以下の記事をご参照ください。
メダカにショックを与えない優しい水換え・注水方法とは?
![私の水換えの様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20230428_095203-1-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
水質改善のために、定期的な水換えは必要です。
でも、いきなりジャブジャブと注水して、短時間で大きく水質や水温が変わると、メダカはストレスを感じて弱ってしまいます。
ですから、可能な限り注水時には、点滴注水など優しい方法をご検討ください。
点滴容器は手作りできますので、ぜひ取り入れてみてください。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
私が自作している点滴容器です。
![私の手作りの点滴容器](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210522_063201_1621633671459-edited-1-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
手作りが苦手な方は、このような飼育用品もあります。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
過密飼育がもたらすストレスの重大性について
![私が広々とメダカを飼育している様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210627_183121-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
人間が満員電車を嫌うように、メダカも過密飼育は嫌いです。
私たちがゴミゴミして空気が悪いと苦しく感じるように、メダカも多すぎる餌や糞で水の悪化が加速する環境では、苦しくなりストレスを感じていると思います。
可能な限り、メダカの飼育には、大きな容器を使用してください。
また、観賞魚全般に言えることですが、過密な状態で飼育すると、大きく育ちにくくなります。
ですから、過密の防止と成長の促進の意味でも、成長過程の幼魚や若魚ほど、大きな容器で育てるメリットがあります。
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育ち盛りの幼魚や若魚は、数ミリから数センチへ体が成長することで、水槽が自然に過密になっていきます。
ですから、飼育場所に余裕がある方は、大きなトロ舟などを導入すると、過密によるストレスの防止になります。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
その他のストレス要因について
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ごく当たり前のことですが、以下もストレスの原因になるので、注意が必要です。
②メダカ・他の魚種を問わず、気が強く追い回してくる魚との混泳
③昆虫など外敵の存在
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
私だって自分より体が大きく力が強い人や、動物がウロウロしていては、安心して外出もできません。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
メダカだって同様で、力の強い生き物から追い回されていたら、ストレスが溜まりますよね。
最後に
ここまで、メダカがストレスを感じる環境について解説をさせていただきましたがいかがでしたか?
メダカは、魚の世界でも小さな存在です。
強くて飼育しやすい印象もありますが、実際は臆病でストレスを感じやすい魚です。
水換えや、周囲な環境など、メダカにストレスを掛ける様々な要因を減らすことも、メダカを健康で綺麗に育てるために大切な要素になります。
この記事がみなさまのお役に立てると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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