みなさまは、メダカの水換えをする時は、どんな風に注水をしていますか?
大きなプラ舟など大型水槽は手間なので、思い切ってジャブジャブっと注水するのも仕方がないと思いますが、
小型水槽にジャブっと新しい水を入れると、さすがにメダカのストレスや負担が大きくなるので、配慮が必要です。
特に稚魚の水換えは、よりph変化のダメージに気を使う必要があります。
そのためには、どのように対策をしたらよいのでしょうか?
みなさま、メダカの水換えで注水をする時には、どのようなやり方をしていますか?
プラ舟のように何10Lの水量がある大型水槽でしたら、少々ジャブっと注水しても問題ないと思います。
でも、バケツ程度の小型水槽にジャブっと新しい水を注水すると、メダカ達に大きなストレスと体力的な負担を与えてしまい、弱らせてしまうリスクがあります。
特に、ph変化に敏感な稚魚の水換えでこれをやってしまうと、致命的かもしれません。
そうならないためには、私たちはどうしたらよいのでしょうか?
答えは簡単!点滴式の水合わせ容器を作ったらいいんです。
今回は、私が優しく注水をするために手作りしている、点滴式の水合わせ容器の作り方を解説していきたいと思います。
この記事が、みなさまのメダカライフのお役にたてたら幸いです!
点滴式の水合わせ容器作りに必要な道具
ベースの容器は、100円均一の容器で大丈夫です。
その他、写真の道具を揃えるだけで準備は万端。
お手軽かつコスパもいいので、道具が揃えば何個でも作れますよ!
水合わせ容器の作成に必要な工作道具と材料
①適度なサイズで穴あけができるプラスチック製の水槽
②5mmと5.5mmのドリルのビット
③エアホースのコネクター
④流量調整用のコック(必須ではありません)
精度を求めない方は、安いプラスチックのバルブでも十分です。
「塩浴」で塩水を通すことを考えると、金属製よりプラスチックの方が安心な場合もあります。
以降に作り方をまとめていますが、最初にできあがりはこんな感じです。
私の経験ですが、使用する容器の壁面が薄いと、シリコン接着剤などを塗って水漏れ対策をする必要があります。
ですが厚手の容器を使うと、水漏れ加工なしでも大丈夫な場合が多いので簡単です。
どうしても水漏が漏れて対策が必要な場合は、100円均一のお風呂用接着剤などを表側に塗ってください。
※接着剤を表側に塗るのは、内面に塗ると接着剤の毒性が不安なためです
写真ような薄手の容器を材料に使うと、どうしても水漏れしがちで対策が必要になります。
ちなみに、これはお客様用に作ったものなので、真面目に接着剤でシーリングをしています。
このような厚手の容器であれば、水漏れ対策をしなくても、コネクターがグッと食い込んで水漏れがしにくいので簡単です。
水合わせ容器の作り方について
ここからは、具体的な作り方について解説していきます。
具体的な作り方
作り方は超簡単です!
容器の穴あけ加工は、インパクトドライバーがあると便利です。
インパクトドライバーやドリㇽが無くても、ドリルの先だけ買えば、手作業で穴あけは可能です。
容器がプラスチック製なら、インパクトがなくても、手でドリルビットをグリグリ回すだけで、簡単に穴が開きます。
エアホースコネクターの外径は約5.5㎜なので、先に5㎜のドリルで穴をあけてみて、穴がきつかった場合に5.5㎜のビットで拡大すると、穴が大きすぎる失敗がないです。
写真のようにドリルのビットを手にもって、グリグリ回してみてください。
無事に穴が開いたら、コネクターを容器の内側から差し込んでください。
コネクターはテーパー状なので、内側から刺す方が、水圧で食い込んで抜けずに、水漏れもしにくいです。
私は内側に出っ張らないので、L字型を愛用しています。
ここで、もう一度完成後のイメージです。
この状態で水を出してみて、流量が多いと感じたら、ホースの途中にコックを挟むと調整が可能になります。
私は成魚用はコックなし、針子用にはコックを挟んで流量調整をしています。
最後に
手間が掛かるのは穴あけ加工だけなので、普段DIYをしない方や、非力な女性でも簡単です。
メダカの健康管理に役立つので、是非チャレンジしてみてください!
この記事がみなさまのお役に立てると嬉しいです。