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みなさま、メダ活を楽しんでいますか?
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最近インスタに「なぜ、メダカにエアレーションをするんですか?育て方を知らないんですか?」って書き込みが届いて複雑な気持ちになりました。
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私も、メダカが水流が苦手なことはわかっていて、それでも必要悪?という感じでエアレーションをブクブクしています。
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水って攪拌(かくはん)しないと痛みが早いんですよね。
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そこで、今回は知ってるようで知らない「エアレーションの必要性」について解説をさせていただきます。
![メダカ水槽にエアレーションをしている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/06/DSC01894-800x450.jpg)
メダカなど強い水流を苦手とする魚の飼育で、しばしば話題になるのがエアレーションの必要性ですよね。
YOUTUBEなどを見ていても、ブリーダーさんのエアレーションへのこだわりは凄いなと痛感させられます。
でも、なぜエアレーションを嫌う方と、取り入れる方が明確に分かれるのでしょうか?
疑問は深まるばかりですよね。
今回は、なぜ私が「メダか飼育で敢えてブクブクとエアレーションをするのか?」その理由と、安全にエアレーションを行うポイントについて解説をさせていただきます。
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目線が酸素の供給ばかりに行きがちですが、エアレーションの効果は酸素の供給と水面の油膜取りだけじゃないんですよ!
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
みなさまが心配されるメダカと水流の関係については、終盤で説明させていただきます。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
お急ぎの方は後半まで、読み飛ばしてください!
メダカが水流を苦手と知りながら敢えてエアレーションを行う理由
![メダカにエアレーションをしている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20220417_124307-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
最初に結論ですが、私が敢えてエアレーションをする理由のまとめです。
①水の腐敗防止のため
②濾過に必要なバクテリアを増やし、危険な嫌気性バクテリアを抑制するため
③稚魚の餌になる微生物の増殖を促すため
④水温を下げるため
⑤夜間の酸欠防止のため
⑥油膜除去のため
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
上記が私が考えるエアレーションの効果です。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
意外にたくさんあるでしょ!
こういった効果とメリットがあるので、メダカが水流が苦手と知りつつも、ブクブクとエアレーションを行っています。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
参考ですが・・・
![ベタの画像](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20221114_173243-edited-scaled.jpg)
ベタの飼育のように、小型水槽で毎日全換水しながら飼育する場合は、水の腐敗やバクテリアの増減などに配慮しなくていいので、エアレーションはしません。
ベタはラビリンス(肺のような器官)で呼吸してるからでしょ?なんて突っ込みはなしですよ。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ベタもレイアウト水槽(砂利など底砂を敷いた水槽)で飼育する場合は、他の観賞魚同様エアレーションをしています。
また、ベアタンク(砂利などを敷かない飼育方法)でも、酸欠防止や濾過に必要なバクテリアや微生物を増やすためにエアレーションは欠かせません。
次項から、具体的なエアレーション効果について説明をしていきます。
![レイアウト水槽のイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/2018-04-03-14-03-56-800x450.jpg)
エアレーションによる水の腐敗防止効果についいて
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
厳密には純水が腐ることはありません。
一般的に水道から出る水も、水槽の中の水も微量ながら「有機物」を含んでいます。
そして水中の「有機物」と「細菌」が接すると「有機物」が腐っていきます。
その「有機物」が腐ることを「水の腐敗」と表現します。
水道から出てくる水が腐らない理由とは
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
大雑把に言うと、水道水はカルキ(塩素)が入ってるので腐りにくいんです。
ご存じのように、水道水にはカルキ(塩素)が含まれています。
塩素には、細菌を不活性化させる力があるので、細菌が活動できず「有機物」を腐敗させれないので、水が腐りにくくなるのです。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
でも、一般的に水槽の水は「カルキ」が除去されているので、水道水に比べて「腐りやすい状態」と言えます。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
では、カルキ抜き後の水の「腐敗防止」のためには、何をしたらよいのでしょうか?
ヒントは川や海の水が腐らない理由です
![河川のイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5703-edited-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
理由は簡単で、海や川は流れで水が撹拌されているので、「細菌」が「有機物」に接することができず腐敗しにくいのです。
つまり、水は流れを作ると「腐敗」しにくくなります。
※繰り返しですが、実際には腐るのは水中の有機物です。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
なるほど。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
水の「腐敗防止」には、流がれが大切なんだね!
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
これが「エアレーション」を行うの理由のひとつです!
水の「腐敗」と水換えの考え方
水道水を冷蔵庫で保管すると、1週間はカルキ(塩素)の効果が持続するので、腐りにくいそうです。
そして常温保管の場合は、直射日光が当たらない場所で3日、直射日光が当たる場所で2日が経過すると「腐敗」が始まります。
これは、開封後の飲料水(蛇口から出た水を含む)の保管期間の目安にもなります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
メダカの飼育水って、カルキを除去したうえでガンガン日光に晒しますよね。
しかも、メダカの糞や食べ残しなど「有機物」がタップリの状態です。
ですから、メダカの飼育水は腐敗が進みやすい環境と言えます。
そこで、メダカの「健康維持」のために、人為的に小川のような「水流」を産み出して、水の「腐敗」を遅くする必要があるんです。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
これはメダカに限らず、他の観賞魚の飼育でも同様です。
濾過に必要なバクテリアを増やし有害な嫌気性バクテリアを抑制するため
①納豆菌などの有機物分解菌
②アンモニアを分解する好気性バクテリア
③窒素を分解する嫌気性バクテリア
④有害な硫化水素を発生させる嫌気性バクテリア
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凄く大雑把ですが、
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「好気性」とは酸素が好きなバクテリア、「嫌気性」は酸素が苦手で酸素があると増殖できないバクテリアです。
上記の①~④の中で魚の飼育に必要なのが①②③、絶対増やしたくないのが④です。
そこで、危険な④を増やさないために④と同じ「嫌気性バクテリア」の③も諦めて、積極的にエアレーションを実施します。
酸素を供給し「嫌気域(水槽内で酸素が届かない場所)」をなくす事が、バクテリアを活用した濾過のの基本になります。
危険な嫌気性バクテリアを増やさないための対策
「嫌気性バクテリア」は酸素が苦手なので、ソイルや砂利の底の方でギュウギュウに固まった水の通りが悪い(酸素が届かない)場所を好んで増殖します。
つまり④を増やさないためには、砂利やソイルが固まって水が流れない場所や、酸素が行きわたらない場所(嫌気域)を作らないことが大切です。
そのために、流れが淀みやすい水槽の底を、エアレーションで撹拌(かくはん)してあげる必要があるのです!
エアレーションを行う際の注意点
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
エアレーションでブクブクと酸素を吹いても、実際に酸素が水に溶け込む場所は、水面付近のみだということはご存じですか?
酸素は、水面が波立つ場所で溶け込みます。
ですから、底の方からブクブクとエアレーションをしても、水面だけブクブクしても、酸素が溶け込む効果はあまり変わりません。
底の方からエアレーションをしても、全体の酸素濃度が高くなるわけではありません。
それでも、私が底の方までストーンを下ろしてエアレーションをする理由は、水流を作って底の方の水を撹拌し「嫌気域」ができるのを防ぐためです。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
一番「嫌気域」になりやすいのが、水底の砂利の中です。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
そのため、積極的に水底を撹拌したくて、底の方でエアレーションしているんです。
![水槽の底の方でエアレーションを行っている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/09/20220614_160201-800x450.jpg)
濾過に必要なバクテリアの効果的な使用方法について
![私がバクテリア剤を使用している様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20220917_094305-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
バクテリアについては、以下の記事で詳しく説明しています。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
水を安定させるバクテリア剤は、GEXさんの「サイクル」がお手軽でおすすめです。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
酸素の補給のための大型ブロアの使用について
![私が使用しているブロアの画像](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2021/12/20210912_073428-1.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
たくさん飼育容器がある方は、一般のエアーポンプを買うよりも
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
大型のブロアの方が、コスト面でもエアーの流量の面でもメリットが多いです。
![エアホースの分岐を使用している様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/09/20220917_094440-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
下のブロアーのセットは、エアホース用の分岐パイプも同梱なので、コンセントにつないだら直ぐに使用できて便利です。
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エアレーションによる微生物の増殖を促す効果について
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
一般的に生き餌の「ミジンコ」も「ゾウリムシ」もエアレーションをしない方が良いと言われています。
でも(水の腐敗が原因だと思いますが・・)私の経験上は、わずかにエアレーションをする方が調子が良くて、グリーンウォーターも仕上りが綺麗に感じています。
「生き餌や微生物」の詳細については、以下の記事をご覧ください。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
以下の記事内で書いていますが、私はミジンコにもゾウリムシにもエアレーションをします。
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適切な強さであれば、全く問題ありませんよ!
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ゾウリムシやミジンコは、こちらから購入できます。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
エアレーションの水温調整の効果
![水温を計るイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2023/05/20230517_164125-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
エアレーションには。わずかですが、気化熱で水温を下げる効果があります。
ですから、夏の暑い日にエアレーションを強めたり、逆に冬の寒い日はエアレーションを止めるなどすると、若干ですが水温を調整する効果があります。
これは、夏の室内飼育でも有効なテクニックですのでご活用ください。
夜間の酸欠防止対策に効果的
![水草が多い水槽のイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210220_180343-edited-800x450.jpg)
①水温が上がると溶存酸素量(水に溶け込む酸素の量)が減って酸欠リスクが高まる。
②植物は日中に「二酸化炭素」を消費し「酸素」を出すが、逆に夜間は「酸素」を消費するので、植物が多い水槽には夜間の酸欠リスクがある。
これは植物プランクトンを多く含むグリーンウォーターも同様です。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
まさに上記の通りです。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ホテイアオイなどの浮草を大量に利用している方は、夏の夜間の酸欠に注意が必要です。
![ホテイアオイの水槽のイメージ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210613_170546-800x450.jpg)
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
水面の油膜の除去効果
エアレーションをせずに飼育していると、水面に「たんぱく質」や「バクテリアの死骸」などが浮いてきて膜状になることがあります。
特に、上見(上から見下ろす鑑賞方法)を楽しむメダカの飼育で、水面に膜が張ると見栄えが悪いので、エアレーションを掛けて油膜の発生を防止します。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
油膜が酷い時にはこのような製品もあります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
エアレーションだけで油膜が解消しない場合は、試してみてください。
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
水流が苦手な魚にエアレーションをして水流を作っても大丈夫なの?
![エアホースを使用して水流を抑えている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210711_165759-800x450.jpg)
水流が苦手な魚は、池など水流がない場所に生息していた魚で、流れがあると水流に逆らって泳いでしまい、体力を消耗し弱っていきます。
また、改良でヒレが長くなったメダカは、ヒレが本来の泳ぎに適した形から崩れているので、いっそう水流を苦手とする傾向が顕著です。
ここまで読まれた方ならご理解いただけると思いますが、水を綺麗に保つためにエアレーショの効果は大きいです。
そのために、メダカが疲れない程度に水流を工夫しながら、エアレーションを行うと良い結果に繋がります。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ここからは『調整って、どうしたらいいの?』についてお答えいたします。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
よく「極弱い水流ならOK」と書いてあることが多いですよね?
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
これって何をもって「極弱い」と判断したらよいのでしょうか?
メダカで一般的な上見(うわみ)水槽での水流の強さの見極め方法
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
私はメダカのように上見で育てる魚の場合は・・・
②水面の反射を見ながらエアレーションの波紋が水槽全体に及んでいないか?
③浮草を流して極端に流れている場所がないか?
などを判断の指標にしながら(エアレーション付近は仕方がないですが)全体を眺めて、浮草が僅かに揺らぐ程度に繰り返し調整をしています。
![たくさんの水草を浮かべている水槽](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20210627_183121-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
屋外飼育の場合は、たくさんの浮草を浮かせることで、波紋を防ぐ防波堤を作ることができます。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
採卵しないメダカはこの方法が一番簡単です。
※産卵時期に浮草を入れると、浮草に卵を産み付けてしまうので「採卵」が大変になります。
夏場など水の腐敗が進む時期は、エアレーションを強めるのではなく、弱いエアレーション(投げ込み式フィルターを含む)を数個所設置して対応してください。
「極弱く」でも調整をしっかり行えば、水流を強めることなく全体を撹拌できます。
ただし、各エアレーションの波紋が交差して、乱流にならないように注意してくださいね。
水槽など横見飼育の水流の強さの見極め方法
横見(水槽などで横から眺める)飼育の場合は、上見よりもエアレーションの泡が目立つので、エアレーションが強く感じられることがあります。
ですから、見た目だけで強弱の判断しないで、以下のような水流テストを行ってください。
②ヒレがヒラヒラと流れに揺らされていないか、胸ビレを激しく動かして流れに耐えるような動作がないかを確認する。
②水槽に水草の葉などを投げ込んでみて、水中で葉がグルグルと舞うような状況でないかを確認する。
言葉で表わすのは難しいのですが、目安の水草などが綿ぼこりが落下する様に静かにふわっと流れていく感じに調整するようにしています。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
気温や機器の調子で日々エアの流量は変化します。
ですから、水槽の立ち上げ時だけでなく、日々の観察の中で、定期的にエアの強さを調整をしてあげてください。
水流が強いと魚が流されます。
メダカが激しくヒレを動かして姿勢を保つ動作を見せたり、浮上性の餌が沈みやすかったりといった情報も水流の強さの目安になります。
そういった幾つかのポイントを意識してあげることで、メダカに優しいエアの流量を保つことができます。
小型水槽の水流の強さの見極め方法
小型水槽で「極弱い」エアレーションが難しい場合は、画像のようにエアホースを丸めて浮かせることで水流を弱めることができます。
便利なテクニックなのでご活用ください。
![水流対策の様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/09/20220831_083815-800x450.jpg)
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
写真に写っているクリア水槽はコレです!
![](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
最後に
ここまで、私がメダカ流れに弱いと知りながら、敢えてエアレーションを行う理由について書かせていただきましたがいかがでしたか?
確かに、メダカは水流に弱いので、止水(全く流れがない状態)で飼育する方が望ましいです。
ですが、エアレーションは水質維持の面で、様々な良い点があるので、メダカの体力と水質維持のバランスを取りながら活用をしています。
最終的には、みなさまの判断になると思いますが、私個人はエアレーションをおすすめしています。
この記事が、みなさまのお役に立てると嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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