【失敗しない】メダカの針子(稚魚・赤ちゃん)の飼育容器(水槽)選びと成長過程による大きさと色の変遷/容器が大きくなれば針子も大きくなります!

店長メグ
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皆さま、春真っ盛り。

針子(稚魚)の成長が楽しみで仕方がない時期ですよね。

私も、毎年何度メダカシーズンを迎えても、針子たちの成長が待ち遠しくて、それが楽しみでメダ活をやっているようなものです。

ところで、針子を大きくするのに一番の方法をご存じですか?

それはとても簡単で、できるだけ大きな容器で育てることなんですよ。

そこで、今回は私がどんな容器で針子飼育をしているかをご紹介したいと思います。

【STEP1】孵化は製氷皿で行っています。

店長メグ
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ちなみに横に新しいメチレンブルー水を準備しておいて、まめに水替えして水カビ対策をしています。

針子と一緒に取った分の足し水の意味もありますけどね。

【STEP2】孵化したらNVボックス#13の透明に引っ越します

店長メグ
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本当はいきなり大きい容器で飼育した方が成長も速いのです。

でも、生存数などの管理もしにくいし、どうしてもスペースに限りがあるので、針子のうちはNVボックス#13で飼育しています。

青容器は最近色揚がりを実験中なので、結果が出たらご報告します。

私は基本的に歩留りと水量の把握のために、針子約30匹を1セットで飼育するようにしています。

特に累代している品種は、孵化後最初の2週間はブラインシュリンプを使って、室内で過保護に育てています。

店長メグ
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種親でないメダカの卵も、可能な限りはバケツで並べて屋外飼育をしています。

屋外のバケツでも、太陽をサンサンと浴びて元気に育つんですよ。

大切な命だし、種親以外の子供達も学校などに寄付する活動に使ったりしています。

容器に青や透明がある理由は体外光やラメの関係です。

ご興味があるかたは以下の記事をご参照ください。

【STEP3】5mmを超えてきたらキングタブ角型36ℓへお引越し

店長メグ
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孵化後2週間以上経過して、体長が5mmを超えてきたらキングタブ角型36リットルへお引越ししています。

オーバーフロー対策をしているので、この状態で水量は32~33リットル位かな?

先程も書きましたが、私の基準は1容器約30匹飼育なので、この状態で1匹あたりの水量が1リットルを超えています。

早く稚魚を大きくしたい場合は、最低でもこれくらいの水量があると安心です。

【STEP4】7mmから1㎝を超えてきたらトロ舟60リットルへ引越ししています

店長メグ
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ある程度大きくなって、ふっくらメダカらしくなってきたら、60リットルのトロ舟に引っ越しています。

これで1匹あたりの水量が2リットル弱。

ここまで余裕があると、成長スピードもグンと速くなりますよ!

ベランダ飼育などで場所がない方は、私みたいにスチールラックにトロ舟を差し込んで使うと意外に2段くらいなら行けます。

【STEP5】特別にラメや体外光を狙う子は白容器で

店長メグ
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先ほど飼育容器の色の記事を載せましたが、ラメや体外光を伸ばすには白容器が一番です。

ですから、この子は期待できるという子を見かけたら、個別にピックアップして育ててみるのも良いと思います。

容器に貼ってあるシールは水換え日のメモです。

他の記事でも書いていますが、私はメダカの調子を見ながら、調子が悪ければ毎日でも水換えをします。

でも、逆に調子が良すぎて水換えが漏れてしまう容器もあるので、その回避のために前回いつ水を換えたのか記録を残すようにしています。

小さな容器は、どんなに調子が良くても、週1以上のペースで水換えするようにしています。

最後に

今まさにベビーラッシュと思いましたので、私流の針子の育て方と容器の選び方の記事を書かせていただきました。

私も数年前までは、NVボックスのみで育てていて、その頃は稚魚を大きくするのに本当に時間がかかっていました。

大きな容器の方が稚魚の成長が早いですので、是非チャレンジしてみてください。

この記事が皆さまのお役に立てると幸いです。

針子(稚魚)の育て方について併せてご覧ください