
みなさま、今年もメダカ活を楽しんでいらっしゃいますか?

春は、メダカの産卵や稚魚の成長が楽しみな季節ですよね。

私も、何度メダカシーズンを迎えても、稚魚の成長が待ち遠しくて、それが楽しみでメダ活をやっているようなものかもしれません。

ところでみなさまは、メダカや稚魚の飼育でどのような水槽やタライをお使いですか?

メダカは、飼育する水槽の色や大きさ次第で、稚魚の成長速度や成魚の体の美しさが変化するんですよ。

今回は、メダカの成長に影響を与える、飼育水槽の大きさや色など、選び方のコツを解説させていただきます。

毎年、春が来るたびにワクワクする私です。

飼育の気になることを選ぶだけで、読むべき記事が見つかります
飼育の悩みから探す|お困りナビを開く →毎年春が訪れてメダカの産卵が始まると、思わずワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?
気温が温かくなり、メダカが産卵を始めると、いよいよ新シーズンの幕開けのような気がして気が引き締まります。
なにより、綺麗なメダカを眺めるのも幸せですが、日々卵が孵化して、小さな針子が成長していく姿を観察するのも、メダカ飼育の醍醐味ですよね。
ところでみなさまは、メダカの成長過程の飼育水槽に、どのような水槽やタライをお使いでしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、メダカに限らず魚は、水槽の大きさだけで、その成長速度に大きな差が出ます。
今回は、私流の稚魚水槽の選び方について、解説をさせていただきます。
🐟 店長メグの結論|針子の容器は成長に合わせて大きくします
メダカの針子・稚魚を元気に大きく育てるには、最初から同じ容器で育て続けるのではなく、成長に合わせて水量と広さを増やしていくことが大切です。
針子の飼育容器は、商品名だけで選ぶのではなく、小さな針子を見つけやすいか、水量を確保できるか、過密飼育にならないかを基準に選んでください。
🥚 卵の管理
製氷皿や小型容器を使うと、無精卵や水カビが発生した卵を見つけやすく、卵の状態を一つずつ確認できます。
👶 孵化直後の針子
透明なNVボックス13など、内部を確認しやすい容器なら、小さな針子の生存確認や泳ぎ方、餌の食べ方を観察しやすくなります。
🐟 体長約5mm
針子が成長して数が増えてきたら、36L前後の容器へ移し、水量を増やして過密飼育と水質悪化を防ぎます。
🌱 体長7mm~1cm
60L前後のプラ舟へ移すと、さらに余裕のある環境で育てられます。水量が増えることで水温や水質も急変しにくくなります。
✨ ラメ・体外光を育てたい稚魚
ラメや体外光、体色の変化を確認したい場合は、成長や体調を見ながら白い容器を使い分けます。白い容器は稚魚を見つけやすく、ラメや体外光の状態も確認しやすいのが特徴です。
✨ 針子の容器選びで大切なのは、商品名よりも「見つけやすさ・水量・飼育密度」です。
⚠ 引っ越しは体長だけで決めないでください。
泳ぎ方、餌食い、成長の個体差、移動前後の水温差も確認します。小さな針子は網ですくうと傷つけることがあるため、できるだけ飼育水と一緒に容器へ移すと安全です。
この記事では、私が実際に行っている針子・稚魚の成長段階ごとの容器選びと、透明・白・黒容器の使い分け、室内飼育で使いやすい容器、引っ越しの時期と方法を詳しく紹介します。
メダカの卵の孵化と孵化までの管理は製氷皿を使うと便利


私のメダカの卵の管理方法は、お味噌の空き容器に、メチレンブルー水を準備しておいて、まめに水換えをしながら、水カビ対策を行っています。

メダカの卵と言えども、稚魚や針子と同様に、水温と水の汚れの管理が大切です。

孵化したてのメダカの針子が見えますか?

卵が孵化したらNVボックス13のクリア水槽(透明水槽)へ稚魚を引っ越す


本当は、最初からいきなり大型水槽で稚魚を飼育した方が、メダカの成長も速くなります。

でも、飼育水槽が大き過ぎると、針子の生存数の確認がしにくいし、スペースにも限りがあります。

ですから、メダカが針子のうちは、コンパクトなNVボックス13を使って飼育する方が安心です。

小型水槽のNVボックスには黒もありますが、針子を黒い水槽で飼育すると、姿が全く見えないので、私は透明水槽の使用をおすすめしています。
黒い容器を候補にする方は、黒のNVボックス13を確認してください。
中の様子を確認しやすい容器なら、透明のNVボックス13が候補です。
私は、メダカの針子の生存率と飼育密度の管理のために、針子なら約30匹(NVボックス13の場合/水量約11リットル)を1セットにして飼育するようにしています。
針子の移動は、そのままネットですくうと危険なので、スポイトやレンゲなどで水ごと移動するようにして、定期的に数を調整しています。
特に、品種改良などで累代しているメダカの針子は、最初の2週間ブラインシュリンプを与えながら、室内で過保護に育てています。

特に選別交配をしていないメダカの卵は、いろんな種類の卵と混ざったとしても大きな問題にはなりません。

累代にこだわっていあないメダカは、屋外にバケツを並べて飼育数の管理をしながら育てています。
屋外に放置しただけのバケツでも、メダカの針子は太陽をサンサンと浴びて元気に育つんですよ。
計画的に増やしている最中のメダカだけでなく、選別漏れの中から自然に産卵して増えたメダカも大切な命ですから、大事に育ててお求めやすい価格で販売したり、学校などに寄付するボラティア活動に使っています。
メダカが小さいうちは、外敵の侵入防止のために、バケツの上に網をかけておくと安心です。
写真の網は、Daisoの金属の枠に防風ネットを固定したものですが、ネットを輪ゴムでバケツに固定するだけでも大丈夫です。

水槽の色に、白や青、透明(クリア)がある理由は、体外光やラメを増やすための使い分けです。
飼育水槽の色の使い分けに興味がある方は以下の記事をご参照ください。

水槽の色の選び方ひとつで、メダカの美しさに差が出ます!
針子や稚魚を育てるときは、容器の色だけでなく、成長段階に合った餌の準備も大切です。
メダカの稚魚の体長が5㎜を超えてきたらキングタブ角型の36Lへ引っ越す


孵化後2週間が経過して、メダカの稚魚の体長が5㎜を超えてきたら、中型のキングタブ角型36Lへ引っ越すようにしています。

このキングタブ角型36Lはオーバーフロー(漏水)対策をしているので、この状態での水量が32~33Lです。
先程も書きましたが、私のメダカの飼い方の目安は、1水槽あたり約30匹飼育が原則なので、36Lのキングタブで飼育水量を換算すると、稚魚1匹あたり1L以上の水量を確保できている計算になります。
稚魚を速く大きくしたい場合は、最低でもこれくらいの水量を確保してください。

大型水槽でメダカを飼育する方が水質が悪くなるのも防げるので、過密を防ぐ効果と合わせて一石二鳥です!
水量を確保しやすいタブを比較するなら、キングタブ36Lを確認してください。
引っ越し時期は、孵化からの日数だけで決めるのではなく、稚魚の大きさと飼育環境を一緒に見て判断します。
① 稚魚の体が大きくなってきた
小さな容器では泳ぐ範囲が狭くなり、成長差も目立ち始めます。
② 容器内の密度が高くなった
針子が増えすぎた場合は、大きな容器へ移すか、複数の容器へ分けます。
③ 餌やフンで水が汚れやすくなった
成長とともに食べる量が増えるため、小さな容器では水質が変化しやすくなります。
④ 大きさに差が出てきた
大きな稚魚と小さな稚魚を分けると、小さな個体にも餌が届きやすくなります。
⑤ 移動先との水温差が小さい
急な水温差や水質差を避け、少しずつ移動先の水に慣らします。
💡 私は体長約5mmを36L容器へ移す一つの目安にしていますが、成長速度は水温・餌・密度・品種によって異なります。日数だけでなく、実際の稚魚の様子を優先してください。
稚魚の体長が7㎜~1㎝を超えてきたら大型水槽のプラ舟60Lへ引っ越す




ある程度メダカが大きく育って、ふっくらとしてきたら、60リットルのプラ舟に引っ越しています。
水量60リットルのプラ舟で、1容器に30匹飼育だと、計算上1匹あたりの水量は2リットル弱。
ここまで余裕があると、成長スピードがグンと速くなります!
ベランダ飼育などで場所がない方でも、私みたいにスチールラックにプラ舟を差し込んで使うと、たたみ半畳くらいのスペースでも、簡単に2段~3段とプラ舟を設置できます。

下の写真はスチールラックにプラ舟を差し込んで、3つの水槽を湯煎方式で加温している写真です。

こんな感じで、狭い場所でも道具をうまく活用すると、様々なことができます。

屋外で数を育てる容器なら、プラ舟(トロ舟)も選択肢です。
容器を室内で並べる場合は、スチールラックの耐荷重も確認します。
特別にラメや体外光を狙うメダカは白い水槽で飼育すると良い効果が得られる


私は白い水槽だけでなく、メダカの飼い方や目的・用途に応じて水槽の色を使い分けています。


先ほど水槽の色の使い分けに関する記事のリンクをのせましたが、メダカのラメや体外光を伸ばすためには、白い水槽を使う飼い方が一番効果的です。

ですから、素質がありそうな稚魚を見かけたら、個別にピックアップして、白い水槽で育ててみるのも良いと思います。
参考ですが、写真の中で私が水槽に貼ってあるシールは、水槽の水換え日のメモです。
他の記事でも書いていますが、私はメダカの泳ぎを見ながら、メダカの調子を判断していて、もし泳ぎをみて調子が悪そうであれば、元気になるまで毎日でも水換えをしています。
でも、泳ぎだけで判断しがちになると、調子が良すぎて水換えが漏れてしまう水槽が出てくるので、その備忘録のために、前回「いつ」「どれだけ」の水換えをしたのか記録するようにしています。
小さな水槽は、どんなに調子が良くても、週1回以上のペースで水換えするしてください。

私は平均すると2日に1回1/3の水換えをしています。

私は、メダカと針子の飼育で白い水槽にはDaisoのコンテナを使っていますが、このようなメダカ飼育専用の水槽もあります。
小分け管理用には、メダカの飼育箱も使えます。

メダカの水換えについては、以下の記事をご参照ください。
針子や稚魚は水質悪化に弱い一方、大きな水換えも負担になります。毎日少しずつ換える方法と注意点を確認しておきましょう。
Q. 針子は最初から大きな容器で育てた方がいいですか?
水量が多い容器は水質が安定しやすい一方、小さな針子の生存確認や餌の確認が難しくなります。最初は観察しやすい容器を使い、成長に合わせて広げる方法が管理しやすいです。
Q. 針子の容器は透明と黒のどちらがいいですか?
孵化直後は、針子を見つけやすい透明容器が便利です。黒い容器は小さな針子が見えにくいため、数や体調を確認したい時期には注意が必要です。
Q. 針子を移動させるときは網を使っても大丈夫ですか?
小さな針子は傷つきやすいため、スポイト、レンゲ、小さなカップなどを使い、水ごとすくって移動させる方法が安全です。
Q. 大きな容器にすれば必ず早く育ちますか?
容器の広さだけでは決まりません。餌、水温、水質、日照、飼育密度なども成長に影響します。水量を増やしたうえで、餌食いと水質を確認してください。
Q. 白い容器はすべての稚魚におすすめですか?
白い容器はラメや体外光を意識した飼育に使えますが、針子の見つけやすさや品種、育てる目的によって使い分けます。容器の色だけでなく、まず健康に成長できる環境を優先してください。
メダカの針子・稚魚に適した容器は、成長段階によって変わります。
- 卵は小型容器で状態を確認しながら管理する
- 孵化直後は、針子を見つけやすい透明容器が便利
- 体長約5mmを目安に、水量の多い容器への移動を検討する
- 7mm~1cmほどに育ったら、さらに広いプラ舟を活用する
- 飼育密度が高い場合は、大きな容器へ移すか複数に分ける
- 移動時は網を避け、水温差と水質差にも注意する
私自身、小さなNVボックスだけで育てていた頃よりも、成長に合わせて36L、60Lと水量を増やすようになってから、稚魚の成長を実感しやすくなりました。
決まった日数だけに頼らず、稚魚の大きさ、餌食い、泳ぎ方、飼育密度を見ながら、その時期に合う容器へ移してあげてください。
容器を整えたら、餌の選び方や動かないときの原因、容器の色も確認しておきましょう。

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水換えをしているのに、なぜメダカが死んでしまうのか。
水質、餌、容器、季節管理など、初心者が見落としやすい原因を、めだか屋の経験をもとにわかりやすく解説しています。
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最後に
春も盛りで、今まさにメダカのベビーラッシュと思いましたので、私流の稚魚(針子)の飼い方と、水槽の大きさと色の選び方について書かせていただきました。
繰り返しになりますが、メダカに限らず魚は、水槽が広いほど成長速度が向上します。
私も数年前までは黒い13LのNVボックスのみでメダカを飼育していて、その頃は稚魚を大きく成長させるのに、とても時間がかかっていました。
今回の記事で書いているように、稚魚飼育に大型水槽を使うだけでも、成長速度がグンと速くなるのを実感できると思います。
もしメダカの成長速度が遅くて悩んでいらっしゃる方がいたら、ぜひチャレンジしてみてください。
この記事が、みなさまのお役に立てると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
