【最初に読みたい】メダカを飼う前に揃えておきたい飼育道具

店長メグ
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メダカを飼育し始めたばかりの超初心者や、春に向けてこれから飼育をお考えのみなさま。

実際にメダカを育てるために、どんな道具を揃えたほうが便利かお悩みではありませんか?

屋外でメダカを育てる場合は、大きなタライ1つあればなんとかなります。

ただ、室内で飼育をお考えの場合は、必要な道具を揃えておかないと、数週間で全滅してしまうこともありますし、屋外飼育でも揃えておくと安心な道具もあります。

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親戚の伯父さんにメダカをいただいたのが、私がメダカを飼育し始めたきっかけです。

今でこそ販売店をいちなんでいる私も、その時はバケツにメダカを抱えて、何を揃えるべきかすごく悩んで途方に暮れた思い出があります。

最初は屋外で母からもらった水瓶で育て始めて飼育は順調でした。

でも、稚魚が産まれたのをきっかけに、室内飼育にチャレンジしましたが残念ながら全滅。

それをきっかけに、育て方をネットや愛好家さんを訪ねて研究するようになったのが、私がメダカ沼にハマった切っ掛けです。


店長メグ
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このブログでは

①飼育容器の選び方
②カルキ抜きの必要性
③ろ過フィルターの特徴
④その他の飼育道具
⑤メダカのエサの選び方
などをわかりやすく解説しています。


【STEP1】まずは飼育水槽を選びましょう

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メダカの飼育水槽を選ぶ前に、決めるべきことが2点あります。

①屋外で飼育しますか?室内で飼育しますか?
②上から見てたのしみますか?横から見て楽しみますか?

まずは①の屋外飼育か室内飼育かの観点で、飼育容器の選び方を説明して行きます。

屋外飼育の容器選び

屋外で太陽光を浴びながら飼育する場合に、特に気になるのは苔の発生です。

また、飼育水に植物プラントンが沸いてくることで、水がだんだん緑色に変化して行きます。(グリーンウォーターと呼ばれる状態です)

そのため、屋外でガラスやアクリルなどの透明な水槽を使うと、苔が生えて透明な壁面を維持するのに苦戦すると思います。

ですから、屋外飼育ではプラスチック製の透明でない容器を使用することが一般的です。

>>飼育容器の色の選び方はこちら

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10~15匹までの飼育だったらNVボックス22、それ以上の飼育だったらトロ舟がお薦めです。

私の飼育風景の写真を載せていますので、容器の大きさやイメージをご確認ください。

大切なことですが、水質維持のために1匹あたり最低1リットル以上の水量になるように、飼育容器の大きさを選んでください。

できれば1匹2リットルあると安心です。

室内飼育の水槽選び方

上から見るのか横から見るのか

今までは、上から眺めたほうが綺麗な品種が多かったのですが、最近はロングフィンタイプのメダカを中心に、横からみて楽しむメダカが増えてきました。

みなさまが飼育を検討しているメダカの写真を見ていただいて、横からの写真だったら横から見る容器、上から見下ろした写真だったら上から見る容器を選らぶと良いと思います。

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メダカを上から見て楽しみたい方は、屋外の飼育容器と同じ容器を選んで大丈夫です。

横から見て楽しまれる方は、普通の一般的な水槽の中から、使いやすいサイズのものを選んで下さい。

テトラメダカの繁殖をたのしもう

初めてメダカを飼育される方でしたら、成魚と稚魚を同時に観察できるこの水槽がお薦めです。

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メダカは共食いの習性があるので、一緒の水槽で飼育していると、成魚が卵や稚魚を食べてしまいます。

メダカの飼育を楽しもうは、一つの水槽の中で成魚の部屋と稚魚の部屋を仕切ることができるので、はじめて繁殖体験に最適の水槽です。

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30cmキューブ水槽は、室内で飼育される方がよく使うサイズなので、飼育用品が合わせやすいし、サイズ感も手ごろなのでお薦めです。

【STEP2】メダカの健康にカルキ抜きが必要です

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カルキ抜きとは、専用の薬品を使って、水道水に含まれるカルキ(塩素)や重金属などを無害化してメダカに安全な水を作る作業です。

カルキ抜きの薬剤は、単純にカルキ(塩素)を無害化するだけの物から、メダカや金魚の体調を整える成分が添加されたものまで様々な種類があります。

カルキ抜き剤は日々使うものですが、様々な効果があるものほど価格が高価になります。

悩んだ場合は、機能性と予算のバランスで選んでいただいて問題ないです。

太陽に晒してもカルキ抜きはできますが

カルキは水道水を太陽に晒すことでも抜けます。

一般的に、屋外ではバケツに水道水を汲み置いて、数時間から1日程度置くことで抜けると言われていて、 室内での汲み置きする場合は2~3日経過すると抜けると言われています。

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私は
①カルキが本当に抜けたかは目視できないこと
②夏場に天日干ししている間に水道水が傷むリスク
③飼育容器が増えると、汲み置きで必要な水の量を貯めておく場所が確保できない
といった理由で私は天日干しではなく、カルキ抜き剤を使用しています。

カルキ抜きをしなくても、メダカがいきなり死んでしまうことは少ないです。

しかし、カルキ抜きしていない水をメダカ水槽にいれると、少なからずメダカにダメージを蓄積させることと、それ以上に飼育水槽に住み着いたろ過バクテリアを全滅させてしまい、その後の水質悪化の原因になってしまうことが問題です。

GX-30

GXー30は一般的なカルキ抜き剤です。

特に追加の効果はありませんが、コストパフォーマンスが圧倒的で、私はGX-30でも十分だと思います。

テトラメダカの水つくり

うるおい成分の「強力保護コロイド(天然植物エキス)」が、見えない膜でメダカを包み、エラだけでなく表皮も優しく守る水に調整する効果があります。

メダカの病気の原因の一つに、網ですくった時に付けたスレ傷に病原菌が感染することがあります。

そのスレ傷感染の防止に効果があるようです。

エーハイム4in1

エーハイム4in 1は、

1.カルキ抜き 

2.エラ・粘膜の保護 

3.重金属の無害化 

4.白にごりの除去

の4つの機能を一つにまとめたカルキ抜き剤です。

魚は体の表面に粘膜を出して病原菌の感染やスレ傷、水質変化のショックなどから体を守っています。

その粘膜を保護する効果があるので、4in1は病気の予防にとても効果的です。

>>バクテリアとアンモニアについて

【STEP3】水質の維持にろ過フィルターがあると安心です

店長メグ
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私は基本的にまめな水替えで水質を維持していて、使っても投げ込み式フィルターしか使っていません。

その理由は、メダカがろ過フィルターが排出する水流を苦手としているからです。

ただ、一般のご家庭で飼育される場合は、ろ過フィルターで水質を維持する方が、水替えの回数を減らすことができて効率的だと思います。

>>水替えとバクテリアを使ったろ過について

ろ過フィルターの種類

ろ過フィルターは大きくわけて①~④があります。

①パワーフィルタータイプ

②外掛け式フィルター

③スポンジフィルター

④投げ込み式フィルター

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具体的な商品をご紹介しながら特徴をご紹介します。

パワーフィルター

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パワーフィルターは水槽の外に設置する大型のフィルターの総称です。

メリット

ろ過槽が大型なことが特徴で、ろ材をたくさん入れることができて、飼育水を循環させている量も多いので、それだけろ過バクテリアを多く維持することが可能で、ろ過力が高いことが特徴です。

デメリット

まず、値段が高いことがデメリットです。

また、他のフィルターでも共通ですが、メダカは強い水流を受けると疲れて弱ってしまうので、大型のフィルターを使う場合は、水流を弱くする工夫が必要になります。

外掛け式フィルター

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外掛け式フィルターは水槽の縁に掛けて設置するフィルターの総称です。

メリット

パワーフィルターに次いで大きな濾過槽が特徴のフィルターで、ろ過槽にある程度ろ過バクテリアを維持することができて、ろ過力が高めなことが特徴です。

また、水槽に引っ掛けるだけで使えるので、パワーフィルターに比べて設置が簡単です。

デメリット

パワーフィルター同様、メダカが水流に弱いので、水流を弱くする工夫が必要なのですが、このタイプは排出口が滝のような形状をしていて、水流を弱めることが難しいのがデメリットです。

スポンジフィルター

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スポンジフィルターは、水中にバクテリアが定着するスポンジを入れて、同時にエアレーションもできるタイプのフィルターです。

メリット

エアーポンプで稼働するので、専用の電源を必要としない事や、他のフィルターに比べると稚魚を吸い込みにくいこと、エアの吐出量を増減することで水流を調整しやすいことなどがメリットです。

水底に置くタイプと吸盤で側面に設置するタイプがありますが、特に古くなると浮力に吸盤が負けて外れやすいので、沈めるタイプがお薦めです。

デメリット

投込むタイプは、独自のろ過槽を持たないので、硝化バクテリアを維持できないため、大きなろ過効果は期待できません。

投げ込み式フィルター

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投げ込み式フィルターは、コンパクトな本体に数種のろ材を詰め込んで、水中に投げ込むだけのフィルターです。

メリット

水槽に放り込むだけの使いやすいフィルターです。

スポンジフィルターに準じますが、ろ材の種類が多い分、スポンジフィルターよりは物理ろ過の効果が期待できます。

デメリット

スポンジフィルターと同様です。

【STEP4】その他の飼育用品で便利なモノ

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スポイトやプロホースなどの、お掃除グッズや選別網があると便利です。

実際に私が使っているものを載せていますが、選別網は網が深くないものがメダカを傷つけにくいので安心です。

【STEP5】最も重要なエサについて

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エサはメダカの成長や水質への影響など様々な要素に影響しますのでとても大切です。

メダカのエサについては次のページをご覧ください。

>>メダカのエサについて

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