
メダカ飼育における水換えの基本って何なんだろう???

メダカの飼い方って簡単そうに見えて、すごく奥深いんですよね。

メダカの水換えに悩んで、知り合いのメダカ愛好家さんに適切なメダカの水換え頻度について相談をすると、結局相談した人数分だけ様々な答えが返ってきてしまって逆に大混乱。

私もメダカ初心者の頃、水換えについて聞いても聞いても十人十色の様々なご意見をいただく結果になり、答えが見つかるどころか逆に混乱してしまった経験しかありません。

そこで今回は、私がメダカを飼育してきた経験をもとに、私流のメダカの水換えの基本と大原則について解説してみたいと思います。

これまでもメダカの水換えについて飼い方のコツを書かせていただきましたが、結局メダカの水換えの基本と大原則って何なんでしょうか?
私がメダカ飼育初心者の頃、多くの先輩にメダカの飼い方について尋ねる機会がありましたが、回答は人それぞれ10通りも100通りもあり、答えがでずに逆に悩む結果になりました。
正直いって、みなさまが仰ることを全部聞いていたら、大混乱しかないですよね?
そんな私も、気が付けばメダカの飼育経験が長くなり、常時千匹以上のメダカを飼育しているので、水の管理についてもそれなりに自信がついてきました。
そこで今回は、悩めるメダカ初心者の方向けに、私が考える水換えの基本と大原則について、解説をさせていただきます。
折角なので、いったん頭の中の情報をリセットして、真っさらな感覚でお読みください。
※あくまで私のメダカ飼育の経験則ですので、みなさまのメダカの飼い方の確実性を断定するものではありません。
ですが、私のメダカ飼育において実績がある結論として、ご認識とご理解をお願いいたします。
メダカの好きな水質や水温・phとは

ねぇ!メダカの好きな水質って知ってる?

メダカ飼育でphを意識することは凄く大切です。

私が考える、メダカ飼育における最適な水質・ph・水温は以下の通りです。
①ph5.5~7.5、つまり弱酸性から弱アルカリ性の水
②水温は20℃~28℃前後(生きるだけなら氷の下から水温35℃くらいまでは生存可能)
③軟水(ミネラル分が少ない水)
④アンモニアや亜硝酸はメダカに限らず観賞魚全般に有毒

みなさまにとても身近な、①~⑤の条件を満たす水ってご存じですか?

何も難しいことはなくて、普通の水道水ですよ!

意外にメダカ飼育に最適な水は、カルキを抜いた水道だったりします。
そうです。①~⑤の全ての条件を満たす水は、カルキを抜いた後の水道水ですよ。
つまり、メダカは水道水が大好きなんです。

今回はメダカ飼育初心者の方向けの記事なので、メダカ飼育はグリーンウォーターの方がいいとなどの、技術的に中級以上の話は置いておきます。

あくまで誰でも簡単にできる、メダカの飼い方の範囲で説明していきますので、中級以上のベテラン方は暖かい目で見守ってください。

とは言え、メダカ飼育に便利なグリーンウォーターにご興味がある方は、以下の記事をお読みください。

結論ですが、メダカが大好きな水質とは、蛇口から出てきた水道水の状態を維持できれば、大丈夫ってことなんです。

ただし、メダカ飼育に使う前に、カルキだけはしっかり抜いて、水温も調整してくださいね。
メダカ水槽にカルキが混ざると、即メダカが全滅するわけではありませんが、濾過に必用なバクテリアが死滅してしまい水質が悪化しやすくなるので注意が必要です。

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メダカの飼い方のコツは、水道水の状態を維持するだけと言われれば簡単そうに聞こえますが、メダカは水の中で餌も食べますし、うんちやおしっこもします。
ですから、水換えをしても、わずか数日で水道水は汚れてしまい、糞が分解されてできる亜硝酸の影響でphは弱酸性に変化し、亜硝酸やアンモニアの毒性からメダカがダメージを受ける危険性も高くなります。
ですから、単純に水道水の水質を維持するだけといっても、意外にメダカの飼い方にはテクニックが必要なんです!

簡単じゃないというなら、結局メダカの飼い方はどうしたらいいの?

水を綺麗なままで維持する方法は、大きく分けて二通りの対応方法があります。
もともと水道水だから汚れたら新しい水道水と水換えしたらいいじゃん!という発想
その発想は大正解です!
水道水がメダカのおしっこや糞で汚れてきたら、水をメダカの糞ごと1/3から半分くらい捨てて、新しい水を足してあげたらいいんです。
メダカは水道水のphや硬度が大好きなんだから、何も難しく考えずに、水道水が汚れてきたら、新しい水道水を足してあげたらいいんです!
ただし、メダカは急に汚れた水が綺麗な水に変わったり、大きく水温が変化すると、その変化に驚いてストレスから弱ってしまいますので、水換えは優しく丁寧に行う必要があります。
そこがメダカの水換えの難しさであり、面倒くささでもあります。

メダカの飼い方における優しい水換えの詳細は、以下の記事を読んでみてください。
基本的にメダカ水槽の水を抜くときにはジャブっと一気に抜いていいんですけど、水槽に水を足すときは優しく丁寧にがメダカの飼い方の大原則です。
忘れないでください。メダカがビックリしないように水換えは優しく丁寧にがメダカ飼育の大原則ですよ。


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水を綺麗に保つ2つ目は水を綺麗にするバクテリアに水を濾過してもらおう作戦!

水槽の水を綺麗にしてくれる微生物を一まとめに濾過バクテリアと呼び、バクテリアがメダカの糞や食べ残した餌、アンモニアなどの有毒物質を無害にしてくれます。
そして、それらは更に有機物分解菌と硝化菌に分類されています。
総称と言うだけあって、濾過バクテリアは種類も様々、住処も様々、増え方も様々の気まぐれ屋たちです。
キチンと水槽の中にバクテリアが増殖してくれると、ほぼ水換え不要の簡単メダカ水槽が出来上がります。
だって、水中の汚れをバクテリアが全て分解してくれるんだもん!
※厳密には、水槽内にバクテリアが分解しない硝酸塩が残るので、定期的な水換えが必要ですが、水換え頻度はかなり少なくできます。

でも正直いって、10Lソコソコの小型水槽に、砂利や赤玉土のなどろ材を入れてバクテリア濾過を促しても、その効果は限定的かなと考えています。
小型水槽でのメダカ飼育は、バクテリアの濾過効果がないよりはましといった程度であり、水換えを減らせるほどの効果は期待できないと思います。
理由は、小さな水槽でのメダカ飼育は、定期的な水換えでも、水と一緒にかなりのバクテリアが捨てられてしまうので、なかなか水質が安定するほどにはバクテリアが増えないからです。
※ただし、プラ舟くらいの大型水槽や、水槽に大きなろ過フィルターを設置している環境でしたら、全く別の話ですのでご注意ください。
大型水槽でメダカを飼育する場合は、バクテリアを活用する飼い方がおすすめです。

小型水槽でのメダカ飼育は、糞をスポイトで掃除するだけでも大きく水が減ってしまいますから、なかなかバクテリアは増えてくれません。

濾過に欠かせないバクテリアの詳細は、以下の記事をご覧ください。


こんな大型の濾過フィルターを使うなら、バクテリアによる濾過の活用が最適です。
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2種類の水の浄化方法をご紹介したところで、私がおすすめするのは定期的な水換えです

先ほども話しましたが、10Lソコソコの小型水槽で硝化菌(アンモニアを分解する菌・水中にのみ浮遊して生存する)を維持するのは困難だと思います。
※理由は水を流した時に一緒に硝化菌も流れ出て減少するため。
だから、私は硝化菌をあてにしないで、定期的に水換えをする飼い方で対応をしています。

これぐらいシュンシュンメダカが泳いでいれば、メダカたちは元気と言ってよいと思います。

これぐらい元気だったら安心してみていられます。

餌を与えていない状態でこれくらいが、私の中では絶好調の7割ぐらいの泳ぎだと思います。
この動画よりもメダカの泳ぎが遅くなったり、止まって動かず、水槽の底に潜っているメダカが増えてきたら、かなり水が汚れているので、急いで1/3程度の水換えをしてください。

急いでと言っても、足し水は優しく丁寧にお願いします。


写真の小型水槽はこれです。
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他にもメダカの飼い方で大切なことがあります。
メダカは我慢強い魚なので、少々水質が悪化しても数日は元気なフリをして耐えてくれます。
だから、メダカの泳ぎが元気だからと油断して、定期的な水換えをサボっていると、突然メダカが一匹ずつ死んでいく通称「メダカのポツポツ死」が始まります。
大切なことは、いつメダカの水換えをしたのか記録をしっかり残して、メダカが元気がない時+元気でも2日~3日置きには水換えを忘れないようにしてあげてください。

私は上の画像のように、水換え日を水槽に張り付けた養生テープにメモするようにしています。
メダカの見た目の状態だけで水質と水の汚染状況を判断すると危険な場合も!?
先ほど動画をあげましたが、メダカの健康状態は、しっかり泳ぎをみて判断してください。
水の見た目で判断するような記事もありますが、確かに内容は間違っていないのですが、私の経験上では目に見えて水がおかしいと感じる時には、既にメダカがダメージを負っていることが多いです。
なぜなら、先ほど申したようにメダカは水質が悪くても、数日は元気なフリして耐えて頑張るからです。
ですから、そういった観点で、メダカの健康悪化の早期発見・早期治療は、メダカの泳ぎで判断することが確実性が高いかなと思っています。
難しそうに聞こえますが、キチンと水換えをして、ちゃんと餌やりをしている方であれば自然に身に付く能力だと思います。
なんだかメダカの泳ぎが遅いと思ったら、適切に水換えをしてあげてください。
最後に
今回はメダカの飼育経験が少ない方向けに、メダカの水を綺麗に保つ飼い方のコツは、水換え中心が良いのか、バクテリア濾過を活用すのが良いのかについて、私なりの考え方を書かせていただきましたが、いかがでしたか?
最初にも述べましたが、これは私の個人の意見であり、愛好家さんによって判断は異なると思いますし、水槽の大きさや飼育環境によっても、判断は変わってくると思います。
そこをご理解いただいた上で、じっくりご一読いただけると嬉しいです。
少なくとも、私が販売するためのメダカを元気に飼育してきた経験に基づく内容ですので、ご信頼いただければと思います。
この記事が、みなさまのお役に立てると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

