【これで完璧】メダカ飼育と水質改善にGEXのバクテリア剤「ベストバイオ」と「サイクル」を使って水を濾過する方法/メダカの飼い方で健康維持と病気予防のために必要な水換え頻度とバクテリアの種類や違い・効果的な使い方とは

店長メグ
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みなさまは、メダカの飼育で水を綺麗にするために市販の「バクテリア剤」は使っていますか?

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私が初心者の頃は「バクテリア剤」の購入はお金もかかるし、なんだか勿体ない気がして、ずっと避けてきました。

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それにネット記事を見ていると「バクテリアの闇を暴く」的な記事も多いので、濾過バクテリア液の効果に不信感を持っていた部分もあります。

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でも、飼育しているメダカが増えるにつれて、観察や管理が行き届かず調子を崩す水槽も増えはじめ、メダカが一匹ずつ死んでいくポツポツ死に悩むことも増えてきました。

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そこで、藁にもすがる思いで市販のバクテリア液を購入したのが、私とGEXの「ベストバイオ」「サイクル」との出会いです。

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結論からお伝えすると、市販のバクテリア液を使うようになってからは、順調にメダカが飼育できるようになりました。

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ですから、私のお店にいらっしゃるお客さまにも、「ベストバイオ」と「サイクル」をおすすめしています。

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そうは言っても、実際メダカの飼い方で市販のバクテリアってどうなの?って思いますよね。

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ネット上に様々なメダカの飼い方の情報が溢れているので、新しい飼い方にチャレンジしたくても不安になるのが当然だと思います。

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そこで今回は、私の経験と実績を中心に、市販の「バクテリア剤」について、解説をさせていただきます。

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ジェックスの「ベストバイオ」と「サイクル」の違いや、効果と使い方についてもご説明していきます。

みなさまは、市販のバクテリア剤(バクテリア液)を使ったことがありますか?

私がメダカの飼い方の初心者の頃は、市販のバクテリア剤は高価だったので、勿体なくて使っていませんでした。

実際にバクテリア剤を使うようになった切っ掛けは、メダカ飼育に慣れて飼育水槽が増えるにつれ、飼育場全体の管理が大変になり、少しの油断でもメダカが一匹ずつ死にはじめて頭を抱えることが増えたからです。

ただ、この記事の大前提として、メダカの飼い方で手抜きをしても、バクテリア剤があれば万全という意味ではありません。

正確には、バクテリア液を使用すると、天然のバクテリアが自然に増えていくことだけに任せていた頃に比べると、メダカのポツポツ死に苦しむことが少なくなりました。

今回は、実際に私がメダカ飼育にバクテリア剤を使ってみて体験した事実を中心に、GEXの「ベストバイオ」と「サイクル」の違いや使い方と、メダカを飼育する上でのバクテリアの濾過の効果を解説させていただきます。

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バクテリア剤をおすすめすると「ちゃんと水槽を立ち上げていますか?」「しっかり種水を使っていますか?」ってお声が聞こえてきそうですが・・・。

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メダカ水槽をしっかりと立ち上げて準備をするメダカの飼い方で間違いではないんですけど・・・。

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私が敢えてメダカ飼育にバクテリア剤をおすすめするには理由があります。

メダカ飼育に「ベストバイオ」や「サイクル」などのバクテリア剤が効果的な理由とは

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ここからは、私がメダカの飼い方で市販のバクテリア剤の使用をおすすめする理由を解説していきます。

生物ろ過は水換えとバクテリア増殖スピードのバランスの産物で不安定なのが欠点

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バクテリアを使って水を綺麗にする”生物濾過”って、水換えとバクテリアの増加スピードとのバランスの産物であり、不安定なことをご存じですか?

濾過に必要なバクテリアは、水槽内の糞や食べ残した餌などの「有機物」を栄養に生きています。

⇒ベストバイオ

また、一部のバクテリアは、有機物が分解されて生み出された、アンモニアを餌に生きています。

⇒サイクル

ですから水槽の中には、この水槽内の「有機物分解のサイクル」で生存できる量のバクテリアしか、存在ができません。

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メダカ水槽の中に、十分な濾過バクテリアが増えて水質が安定することを、「水槽が立ち上がる」と言います!

分かりやすく言うと・・・

何もしなくてもバクテリアは自然に水槽内で増えていきますが、メダカの糞などバクテリアの餌になる「有機物」を食べ尽くすと、バクテリアたちは栄養(餌)不足から餓死が始まり、バクテリアの増殖は頭打ちになります。

つまり、濾過に必要なバクテリアの数は、水槽内のメダカの飼育数と適度にバランスしているわけです。

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私みたいにメダカの販売をしていて、メダカの数の増減が激しい飼育環境では、一度立ち上がった水槽でも、気が付かない間に濾過のバランスが崩れていることがあります。

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みなさまも飼育に慣れて、お友達とメダカの交換をするようになると、水槽内のメダカの数の増減も大きくなりますよね?

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それに卵や、メダカを貰ってきて、慌てて水槽を準備するような機会も増えますよね。

店長メグ
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そんな時に、いつもの水槽だから、しっかり水が仕上がっているので問題ないと過信すると危険です!

先程も書きましたが、水槽内のバクテリアは、現在のメダカの飼育数に対応した量しか存在しません。

そこに、たった数匹でもメダカを追加すると、増えたメダカの糞を分解するにはバクテリアが不足がちになります。

ですから、短期間に飼育数が増減するような飼い方をされていると、気が付かない間にバクテリアが不足して、ポツポツ死に悩まされる場合があります。

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私は、メダカの飼育水槽へ新たにメダカを追加する時は、必ず市販のバクテリア液を添加するようにしています。

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この1アクションだけで、バクテリアの不足を回避することができます。

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メダカを増やす時には、GEXのサイクルを足す。

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たったこれだけで、格段に水の安定感が違いますよ。心の安心感もね!

バクテリア剤を使い過ぎても大丈夫ですか?

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毎回毎回バクテリア剤を入れていると、入れ過ぎが問題にならないの?って疑問に思いますよね。

例えバクテリアが過剰になっても、多すぎるバクテリアが栄養(有機物)不足で減ってしまうだけで、メダカに害はありません。

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バクテリア剤を使いすぎると、過剰になったバクテリアが死んでしまうので、私たちのお財布事情的には損な気もしますけどね!

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でも、メダカの健康のためには、バクテリアは不足よりも過剰なくらいが安全なんです。

ですから、バクテリア剤の過剰を心配する必要はありません。

GEXの「ベストバイオ」と「サイクル」例に”硝化菌”と”有機物分解菌”の違いと効果的な使い方を解説

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ここからは、GEXさんの「サイクル」と「ベストバイオ」を例に、濾過バクテリアの種類の違いと使い分けを、解説させていただきます。

濾過バクテリアの画像

GEXのベストバイオ(有機物分解菌)とサイクル(硝化菌)の違いとは

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違いはすごく簡単で・・・

店長メグ
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バクテリアには「糞などをアンモニアに分解する菌」「アンモニアを段階的に分解して無害化する菌」がいるんです。

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そして、メダカの飼育では、その両方が必要です。

糞などを分解する菌を「有機物分解菌」、アンモニアを分解する菌を「硝化菌」と呼びますが、GEXの製品では前者がベストバイオで、後者がサイクルに該当します。

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参考ですが「硝化菌」は「有機物分解菌」にとって餌になります。

だから「有機物分解菌」と「硝化菌」を一緒にボトルに詰めると「硝化菌」は食べられて消滅してしまいます。
そのため、一般にバクテリア剤は、食い合いを避けるために2種類以上に分けて販売されています。
私は価格と入手性の良さから、GEX「ベストバイオ」「サイクル」を愛用していますが、同じような効果の製品であれば、お好きなものを使っていただいて問題ありません。

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ただし、1種類しか販売していないバクテリア剤は、有機物分解用なのか、アンモニア分解用なのかを知れべないと、思ったような効果を出せない可能性があります。

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一般的に有機物分解菌に比べて硝化菌の方が増えにくく、扱いも大変なので、硝化菌の方が購入メリットがあります。

逆に言うと有機物分解菌を、水槽にいくら注いでも、アンモニアが減る速度は加速せず、逆にアンモニアが増える原因になるので、必ずバクテリアの種類を確認してから購入してください。

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飼育水の白濁り対策には、有機物を分解する効果がある「ベストバイオ」が最適です!

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水が白く濁って濁りが撮れない時や、水槽の底砂に汚れが溜まりやすい時には、有機物分解菌を入れると改善できる可能性があります。

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もっと詳細に「バクテリア」について知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

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最後に、私が使用している「濾過フィルター」を紹介します。

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テトラのVAX-60は、濾過力の高さに定評がある大型の外部フィルター(水槽の外に本体を置くタイプ)なのに、水流がとても優しいのでメダカ飼育にも安心してお使いいただけます。

VAX-60

最後に

ここまで、市販の「バクテリア剤」について解説をさせていただきましたがいかがでしたか?

濾過に必要なバクテリアは、水を放置するだけでも自然に増えるものなので、「バクテリア剤は不要!」というご意見も多く聞かれます。

確かに、しっかり水槽を立ち上げて、メダカの数の増減がなければ、それでも良いのかもしれません。

ですが、メダカは子どもも増えますし、屋外飼育ゆえに豪雨などのトラブルで、大幅な水換えをすることも多いです。

また、増えたメダカをお裾分けしていただく機会も多いですよね?

そのような時に、バクテリア不足でポツポツ死を起こさないよに、市販の「バクテリア剤」を準備しておくと、とても安心です。

様々なご意見もありますが、これを機会に、みなさまもお試しいただければと思います。

この記事がみなさまのお役に立てると嬉しいです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

めだかを元気に育てる水質管理について併せてご覧ください