
お知り合いに、井戸水や山水でメダカを育ててらっしゃる方はいませんか?
私は実は、それが結構コンプレックスで・・・
羨ましいというか、すごいなと言うか。
でも、お店の水量って何百リットルなので、簡単に山から汲んだりできないんですよね。
そこで、今回は本当に水道水は足りないのかについて調べてみました。
メダカを飼育するうえで最適な水ってあるのでしょうか?
メダカ愛が高じて、井戸水や湧き水を汲みに行かれて大切に育てられてらっしゃる方もいると聞きますが、実際どうなんでしょうか?
やっぱり、そういった方が羨ましいですよね。
今回はやっぱり水道水ではメダカも物足りないのかについて、色々調べたので解説をさせていただきます。
【STEP1】メダカが好む水質とは?

若干ブレはありますが一般的な話として、メダカの飼育に適した水は
①弱酸性~弱アルカリ性(pH6.5~7.5)
※グリーンウォーターはph8.0を超えることもあるようです。
②有機質を適度に含んだ水
③軟水~中程度の硬水などの条件を満たした水が好ましいようです。

これについて、雑貨屋SUNで内容を調べてみました。
phについて

水道水の平均的なphは7.3くらいの弱弱アルカリ性。
水道水って中性のイメージがあるのですが違うようですね。
中性よりもこれくらいのphのほうが、水道管を腐食させないっそうです。
ちなみに東京都はph7.5近くあるそうですよ。
ミネラルについて

水道統計 水質分布表平均値によると、日本の水道水は、8,000以上の計測地点のうち7,917の地点で硬度100mg/L以下の「軟水」だったそうです。
日本の水が軟水であることは、一般常識なのでこの結果に驚くことはないですよね。
だからみんな、健康の為にミネラルウォーターを買うんですもんね。
ただ、どの程度かは判然としませんが山水や井戸水にはカルシウムとマグネシウムが多く含まれるようです。
地下の砂利や岩がゴロゴロしてる中を流れてろ過されてきた水ですから、ミネラル分は多くても当たり前のような気がしますね。
でも、そうすると全国の7,917の地点で硬度100mg/L以下の「軟水」が???となりますが。

そう言った意味では、山の湧き水や井戸水は中程度の硬水から硬水の範囲なのかもしれないですね。
有機物について

この情報は地域不明ですが、水道法に基づく有機物の水質基準値は3mg/L、井戸水の場合、高くても1mg/L程度。
水道水って井戸水より豊富に有機物を含んでいるんですよ。

なんか有機物と聞くと汚いものって感じがしますが水道水に含まれているものは植物が酸化されたフミン酸という腐食酸だそうです。
落ち葉が腐ったものが溶けたのかな?
フミン酸はレッドビーシュリンプを飼育される方ならお馴染みの成分ですね。
まあ、でもフミン酸を飲んでいると思うと複雑な感じはしますが・・・

さて、ここまで調べてきましたが何が言いたいかお気付きでしょうか?


メダカ屋SUN調べで、なんとメダカに最適な水は水道水が濃厚となりました。
メダカは水道水でも元気に生きていくことができます。
皆さま、明日からも、安心してカルキ抜きした水道水でメダカを飼育してあげてください。
最後に
これを調べたのは、やっぱりもう一段上の飼育を目指した時に、水選びから始めないといけないのかなと考えたからです。
でも、調べれば調べるほど、山の水よりも水道水の方がメダカには適していることが分かり、逆に安心する結果になりました。
皆さん、メダカは水道水でも元気ですよ!
この記事が皆さまのお役に立てると幸いです。
