
みなさまは、せっかく水替えしたばかりの水槽の水が白く濁ってしまい、何が起こってるのかわからず慌てた経験はありませんか?
私が初心者の頃、本当に換水したばかりの水が真っ白に白濁したのを見て、「せっかく替えたのになぜ???」って騙されたような気持ちになりました。
これって何が原因なのでしょうか?
観賞魚の飼育をしていて、昨日水替えしたばかりの水槽の水が、突然うっすらと白濁してビックリした経験はありませんか?
私が初心者の頃、換水したばかりの水が真っ白に白濁したのを見て、何度も騙されたような気持ちになりました。
こうなると、慌てて換水しても、なかなか透明に戻らずにすごく困るんですよね。
今回は、なぜ交換したばかりの水が白濁してしまうのかと、白濁後の対応策について解説をさせていただきます。
【STEP1】水替えしたばかりの水が白濁する原因

いきなり結論ですが、白濁りの原因は大量発生して水中を漂う微生物なんです。
水槽を設置したばかりや、強めに水替えをしたばかりの水槽は、どうしても有機物分解菌(ろ過バクテリア)が不足しがちです。
そうすると、水中に有機物が増加し、有機物を栄養として増殖する球菌や鞭毛虫の仲間が増加し、水が白濁していきます。

えっ、おかしくないですか?
生物ろ過って、有機物を微生物(ろ過バクテリア)に食べて分解して貰う行為なのに、有機物を食べて増える微生物が原因で白濁するって変ですよ?
有機物を食べて分解する微生物はたくさんの種類がいます。
その中で私たちが有機物を分解するために活用しているのが、GEXさんのベストバイオ(バクテリア剤)だとバチルス菌(納豆菌)です。
そして白濁りの原因は球菌や鞭毛虫の仲間です。

なるほど!
有機物を食べて増殖する微生物の仲間も、増えたら役立つ微生物と、増えたら困る微生物がいるんですね。
有効なバチルス菌などが十分に増殖する前に、球菌や鞭毛虫が増殖してしまうと飼育水が白濁してしまうわけです。

ですから、早めに人間の手でバチルス菌を増やしてあげると、白濁りの防止になります。
そんな時に便利なのがGEXさんのベストバイオです。

バクテリア剤にご興味がある方は、以下の記事を併せてご覧ください。
【STEP2】白濁りの解消方法

STEP1でも言いましたが、白濁りの原因は増殖した微生物です。
ですから、少々水替えをしても根本の原因を解消しなければ、白濁りは解消できません。
白濁りの原因は増殖した球菌や鞭毛虫ですから、根本的な原因が解決できなければ水をいくら変えても白濁は解決できません。
逆に慌てて水替えを繰り返すことで、水質ショックでお魚が弱ってしまう原因にもなりかねません。

じゃあ、どうしたらいいんですか?
①バクテリア剤を添加する
②白濁り対策用の調整剤を使う
③ろ過フィルターやろ材を見直す
④水槽を完全にリセットする
①バクテリア剤を添加する

水槽にバチルス菌を添加して、バチルス菌が適正量まで増殖できれば、十分な有機物の分解が行われ、最終的に球菌や鞭毛虫は減少し白濁は解消します!
バチルス菌についてはSTEP1でご紹介した「GEXベストバイオ」を参照ください。
②白濁り対策用の調整剤を使う

バクテリア剤以外にも白濁りを解消する水質調整剤があります。
コチラの方が白濁りに対して即効性があります。
ただし、添加材はアロワナやナマズ、甲殻類、水草には有害なので、水草水槽やビーシュリンプやヌマエビなどがいる水槽は、ろ過バクテリアで対応してください。
③ろ過フィルターやろ材をを見直す

バクテリアの不足以外に、根本的なろ過力不足や、ろ過フィルターの目詰まりによるろ過不良が考えられます。
また、飼育数を増やしたなど水が汚れる原因に思いあたりがあればろ過不足の可能性がありますので、フィルターのサイズや数を見直す必要があります。
基本的にろ過フィルターは、投げ込み式⇒外掛け式⇒上部フィルター⇒外部フィルターの順でろ過力が上がっていきます。

お魚の種類ごとに好む水流の強さがあり、基本的にろ過力が強い≒水流が強いとお考え下さい。
メダカや金魚など水流が苦手な魚の場合は、水流が強いフィルターに変えるのではなく、可能な限り水流が弱いフィルターを複数設置する対応をしてあげてください。
④水槽を完全にリセットする

短期間で何度も強めの水替えを繰り返すと、水質ショックやストレスで、逆に魚が弱ってしまう原因になります。
それを防ぐには、思い切って水槽をリセットして、しっかり水合わせをしながら魚を戻してあげてください。

最後に③で書いたフィルターを具体的にピックアップしてみました。
投げ込み式フィルター
外掛けフィルター
上部フィルター
外掛けフィルター