私の落ちないメダカの室内飼育と水換えの方法/メダカの屋内水槽飼育でスポンジフィルターは最強のおすすめ/成魚飼育も針子(稚魚)も完全網羅

店長メグ
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メダカのシーズン中は基本的にブログの更新を止めてメダカ飼育に集中し、秋口からその成果を書いていくスタイルの店長メグです。

皆さま残暑厳しい折ですが、それでも今後どんどん寒くなると、一部の方は室内飼育に移行していくと思います。

そこで今回は私の室内飼育法と、その最強パートナーであるスポンジフィルターについて解説していきたいと思います。

ちなみに画像はドラマ「ばらかもん」で「なる」がロープで上る防波堤を散策する私です。

メダカの室内飼育は難しいというのが定説だと思います。

でも、私の飼育場では今年(2023年)の夏は室内でほぼメダカは落ちていません。

今までの積み重ねもありますが、今年新たに始めたこともあります。

この内容がきっと皆さまのお役に立てると思います。

(自己責任にはなりますが)これを実践していただければ、室内飼育の不安は解消されると思いますので、ご参考にされてみてください。

【STEP1】成魚の飼育方法(箱の場合)

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これは私の貯め水容器です。

確実な温度合わせのために一晩貯め水をする方が安心です。

そして、すべての水槽を迷わず1日おきに1/2水換えしてあげてください。

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当然ですが、水換えの時に残った餌や糞を吸い出すことは必要です。

準備物は私と同じDaisoのポンプで十分です。

これで、しゅぽしゅぽ吸い出してください!

餌をあげすぎたり、逆に少なすぎたりしない限りは、これだけで大丈夫です。

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どうですか?簡単でしょ?

私は産卵のための栄養を補うために、餌にブラインシュリンプを与えているメダカがいるのですが、そういった種親の水槽だけは、ブラインシュリンプや糞で水を汚しやすいので、追加で毎日水替えをしています。

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ブラインシュリンプに限らず、活き餌を使う時は水換えが多い方が安心です。

やっぱり、植物性の餌の時と肉食時の時では糞の質が違いますもんね!

これだけやっておけば、基本的に室内飼育でもメダカは落ちないと思います。

ただし、水温変化や水質変化は避けたいので、貯め水とカルキ抜き以外の添加材の不使用は宜しくお願いいたします。

私は生物ろ過を期待していないし、phが変するので砂利や赤玉土すら入れてません。

※私が想像できない状況・飼育環境もあるので、この記事全体を通して確実にメダカが落ちない(死なない)とまでは断言はしませんし、できません。

そこはご理解いただき読み進めてください。

【STEP2】成魚の飼育方法(水槽の場合)

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基本的に箱で飼育するときとやり方は同じです。

でも水槽はガラス面が苔で汚れやすいので、スポンジフィルターの使用を推奨しています。

スポンジフィルター1個あるなしで1週間でこんなに風景が変わるんですよ!!

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水換えってうっかり油断すると数日忘れませんか?

だから私は養生テープに毎回水替え日と換水量をメモしています。

左と右の水槽で茶苔の量がまるで違うのが分かりますか?

この水槽の差は、水槽の奥にあるスポンジフィルターの違いだけです。

同じ水槽が1週間スポンジフィルターのあるなしで、こんなにも見た目が変わります。

もう、スポンジフィルターは手放せないですよね。

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ちなみに、ブラインシュリンプを餌に使用する水槽は、スポンジフィルターにブラインシュリンプが詰まって腐ることで水質悪化するのが怖いので、エアストーンのみで飼育・運用しています。

だからかな?

水質が富栄養化もしやすいからガラス面が茶苔で汚れやすいのだと思います。

今回は、参考になればと思いスポンジフィルターの違いで差がついた水槽2つを並べてみました。

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茶苔はろ過不足の象徴なので、毎日半分の水を換えていても、フィルターなしではろ過不足なんですよ。

逆に言えば、一番効果が弱いとされているスポンジフィルターでもこれくらい差が出るんですよ。

目から鱗じゃないですか?

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私はレッドビーシュリンプ飼育時代からテトラのブリラントフィルターを愛用しています。

やっぱり、

①フィルターがツインで大型

②エビの稚魚も吸い込まない細かなフィルターがメダカの稚魚にも安心

この辺りが私がブリラントフィルターを愛用する理由です。

【STEP3】針子の室内飼育方法

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私は基本サイズが1cmの幼魚までは室内で飼育するようにしています。

餌はいつもご紹介しているようにブラインシュリンプが主です。

ブラインシュリンプについては以下のリンクをご参照ください。

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私は、水がきれいなのに針子が死ぬときは餓死説って本当に正しいと思います。

私はこの水替えと、ブラインシュリンプの使用で格段に歩留まりが上がりました。

私が何か失敗しない限りは、ほぼほぼ孵化した数の9割以上が成魚になっている印象です。

針子の水換え方法

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針子は水質変化に弱いので、生まれて1週間から10日は水換えはしていません。

そして孵化後10日目に1回目の水換えをします。

そしてそれ以降は、4日に1回半分のペースで換水をするようにしています。

これだけで歩留まりは格段に上がります。

実は最近、針子って意外に適応能力高いなとも思っています。

ただし、温度変化を抑えるために、水はしっかり貯め水を使っていただいて、水質変化を最小にするために加水は点滴容器を使用してください。

以下は点滴注水の様子です。

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点滴容器って言っても全く難しいことはないので、以下の記事を参考に作ってみてください。

【STEP4】幼魚の飼育方法

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1cm前後まで育った幼魚の飼育法も基本的には成魚の水換え方法と同じです。

粉の餌で育てる場合は2日に1回の半換水、動物性の餌を使う場合は毎日半換水をしてあげてください。

1cmまで育てば注水も点滴容器でなくても大丈夫です。

【STEP5】メダカは水槽よりも白や青の箱の方が生育が良いかも?

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これもこの半年の結果として言えます。

メダカは透明な空間が嫌いなようで、同じように水換えをしてあげても、箱で飼育したメダカに比べてなんだか成長も調子も下げ気味になるようです。

ヒレを伸ばすには明るい方が良いと言われていますが、マリアージュのヒレの伸びもやっぱり透明水槽より白い箱の方がいいですよ。

それが今夏の実感です。

水槽でなく箱型容器では横見を楽しむことはできませんが、メダカを育成するときには白い箱や発泡スチロールでの飼育の方が良い結果が得られそうです。

最後に

私がこの夏に成功した水換え方法について解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?

水はあまり変えるものではないというご意見もありそうですが、(自己責任ですが)私のところでは実績として結果が出ているので、この方法を安心して使って行きたいと考えています。

様々な環境があるので、これをやれば絶対に大丈夫とは言いません。

ただ、私が色々試した結果として、室内での飼育はバクテリアの生物ろ過に頼らず換水メインで飼育する方が良い結果が出ましたという報告をさせていただきました。

この夏の私の研究の成果がみなさまのお役に立てると嬉しいです。