
みなさん、メダ活は楽しいんでいますか?
今までもメダカをキレイに育てる方法や、早く育てる方法について書いてきましたが、今回は切り口がちょっと違います!

メダカの稚魚は『孵化後2週間に何を食べたかでその後の成長が決まる』と言われていることをご存じですか?
『孵化から最初の2週間の餌次第で稚魚の成長がまるで違う!』と言われていることはご存じですか?
今回は、餌の切り口からメダカを早くキレイに育てる方法を解説させていただきます。
【STEP1】いきなり結論から言います

いきなりですが結論です!
稚魚を早く大きく更にキレイに育てる為には、迷わず餌に『ブラインシュリンプ』を使ってください。

メダカの業界で稚魚の餌と言えば「ミジンコ」「ゾウリムシ」「生クロレラ」などですよね。
でも、その他の観賞魚の世界で稚魚の餌と言えば「ブラインシュリンプ」一択です。

ブラインシュリンプは活き餌の中でも『栄養価』がダントツに高いことが魅力です。
個人的な想像ですが、恐らくキレイなメダカを販売されてらっしゃるブリーダーさんも『ブラインシュリンプ』を使っている方が多いと思います。
【STEP2】なぜ「ミジンコ」や「ゾウリムシ」ばかりがクローズアップされるの?

これも私の想像ですが・・・
②毎日沸かす必要があるので手間が掛るから。

ミジンコやゾウリムシは最初に種親だけ買えばあとはご自身で増やしながら与えることができますよね?
でも、ブラインシュリンプはそのように繁殖させて増やすことができないので、定期的にブラインエッグの購入代が必要になります。
ブラインシュリンプの卵代はミジンコ用の生クロレラ以下!?
具体的には私は一日4gのブラインエッグを沸かしていて、4g×30日で120gのブラインエッグを消費しています。
私がブラインエッグに費やす単価が100gで約2,500円なので、ブラインシュリンプに月間約3,000円掛かっている計算です。

ただ、趣味の範囲でされていらっしゃる方でしたら、一日1gも沸かしたら十分だと思うので、ミジンコ用にクロレラを買うより安くつくと思います。

以下にブラインシュリンプの簡単な沸かし方(孵化させ方)の記事と用品のリンクを載せておきますので、興味がある方は併せてご参照ください。
ブラインシュリンプの産地による違い

ブラインシュリンプの卵は、ベトナム産・米国ソルトレイク産・中国産があります。
②ソルトレイク産 ⇒一般的
③中国産⇒最近改善傾向にあるが、ソルトレイク産に比べて卵も孵化したブラインシュリンプもサイズが大きい傾向にあり、針子の口に入らない可能性がある。
【STEP3】なぜブラインシュリンプの栄養価がダントツ高いのですか?

理由は簡単です!
産まれたばかりのブラインシュリンプの稚エビを、『ヨークサック』ごとメダカに与えるからです。

孵化直後のメダカの稚魚(針子)は『ヨークサック』と呼ばれる栄養袋を持っているので、孵化後3日は給餌が不要という話を聞いたことがありますか?
この『ヨークサック』はブラインシュリンプの稚エビにもあるんです。

残酷ですが、ブラインシュリンプの稚エビをメダカの餌として与えることは、ブラインシュリンの3日分の栄養をメダカに与えているのと同助成金なんです。
どれだけ栄養価が高いか想像できますよね!

ベタの稚魚もブラインシュリンプが一押しです。
というか、私の飼育環境では生きたブラインシュリンプしか食べてくれませんでした。
まとめ
メダカの稚魚用の餌は様々ありますが、私が知る限りで圧倒的に成長が早い餌は『ブラインシュリンプ』です。
確かに毎日沸かすにはコツが必要ですが、慣れてしまえばミジンコを維持するより数段簡単です。
この記事を切っ掛けにみなさまのメダカ活が向上するお役に立てたら嬉しいです。

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