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鑑賞魚の世界で、稚魚の餌として人気がある「ブラインシュリンプ」をご存じですか?
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最近は、メダカの世界でも「ブラインシュリンプ」を導入している方が増えてきているようです。
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ブラインシュリンプの魅力は何といっても「栄養価」の高さです。
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メダカに与えると、針子の成長スピードや歩留まり(生存率)が格段に向上します。
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でも、ブラインシュリンプは孵化後いつから食べれるのでしょうか?
![メダカの針子にブラインシュリンプを与える様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2023/04/20230319_110947-800x450.jpg)
![メダカの針子にブラインシュリンプを与える様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20230319_110939-800x450.jpg)
観賞魚の稚魚の餌の王道といっても過言でないのが「ブラインシュリンプ」ですよね。
「ブラインシュリンプ」はどんな「生き餌」よりも、断トツに「栄養価」が高いのが魅力です。
でも「ブラインシュリンプ」って、いつ頃から針子(稚魚)に与えてよいのでしょうか?
孵化後すぐにでも食べれるのかな?
今回は、このような疑問について解説をしていきたいと思います。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ブラインシュリンプを使うためには、以下の用品の準備が必要です。
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このように、ブラインシュリンプの孵化水槽は、手作りもできます。
![手作りのブラインシュリンプ孵化器](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20220917_103347-800x450.jpg)
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ブラインシュリンプの孵化水槽の作り方に興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
メダカの針子餌にいつからブラインシュリンプを与えたらいいですか?
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結論ですが、私は針子のヨークサック(栄養袋)がなくなる、孵化後4日目を目安にブラインシュリンプを与えています。
「針子は孵化後しばらくブラインシュリンプを食べれない」と書いた記事も見かけますが、「ソルトレイク産」や「ベトナム産」のブラインシュリンプであれば、孵化直後でも問題なく食べてくれます。
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ブラインシュリンプを食べると、針子のお腹がオレンジ色に膨れるので、ちゃんと食べていることを確認できます。
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もし、針子のお腹がオレンジ色に膨れなかったら、食べれていない可能性があるので注意が必要です。
ブラインシュリンプは数時間の命なので食べ残しには注意が必要
ブラインシュリンプは塩分がある環境でないと生き残れません。
ですから、私の経験でも淡水の中では、1日前後で死んでしまいます。
そのため、メダカが孵化して1週間は、食べる量も少なく、ブラインシュリンプが食べ残される事があるので、まめに食べ残しを確認してスポイトで吸い出すようにしてください。
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メダカの水槽に、食べ残されたブラインシュリンプの死骸が溜まって腐って水を汚すと困るので、食べ残しの回収は地味でも大切なケアになります。
孵化後1週間を超えると、針子の食欲も旺盛になり、食べ残しが減ってくるので、飼育が楽になります。
ブラインシュリンプの産地による違いを解説
ブラインシュリンプは生産地でサイズが異なり、基本的に値段=「孵化率の高さ」と「サイズの細かさ」と思っていただいて大丈夫です。
「ソルトレイク産」と「ベトナム産」は「中国産」に比べて値段が高いのですが、その分「卵」や「孵化する幼生」が小振りで、針子たちもちゃんと食べることができます。
最近は改善が進んでいるようですが「中国製」の中でも「激安品」は、ブラインシュリンプが大きくて、針子の口に入らないことがあるので注意が必要です。
具体的なブラインシュリンプの与え方
私はヨークサック(栄養袋)がなくなる孵化後4日目から幼魚までの2週間は、ブラインシュリンプをベースに、粉の餌を追加するイメージで餌を与えています。
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私が使用している稚魚の粉餌は「メダカの舞のベビー」です。
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他の餌に比べて、沈みにくいところがお気に入りのポイントです。
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針子が大きくなったら、オオミジンコも与えるようにしています
![メダカの餌にするためにミジンコを集めている様子](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20230319_101509-800x450.jpg)
オオミジンコは、環境が合えばメダカ水槽で繁殖し、日々産まれる「幼生」が無限の餌になってくれるので、稚魚のサイズが5㎜から1㎝くらいまでの期間とても重宝します。
ミジンコの繁殖がうまくいくと、稚魚が一気に大きくなるので、見ていてとても楽しくなります。
私は針子が5㎜を超えたら「ブラインシュリンプ」「ミジンコ」「メダカの舞ベビー」の3種を併用して与えています。
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![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
この点々といるものがオオミジンコです。
![オオミジンコの画像](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/20230312_102131-edited.jpg)
針子が小さい時期にオオミジンコを与えると危険な場合もある
体長が5㎜以下の針子にオオミジンコを与えると、針子がオオミジンコを食べきれないのでミジンコの数が急増し、ミジンコの排泄物で水質悪化が進み危険です。
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
ミジンコについては、以下の記事をご覧ください。
メダカの稚魚にオオミジンコを与える期間の目安
![店長メグ](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2022/01/ReVxTiRhrRoCB9o1643285119_1643285340-500x500.png)
稚魚が1㎝にまで育つと、ミジンコの親サイズも食べれるようになるので、無限のミジンコ餌の効果が消失します。
ですから、私はオオミジンコを餌にするのを稚魚が1㎝なるまでの期間に限定しています。
サイズが1㎝を超えたら「ブラインシュリンプ」と稚魚用の「メダカの舞ネクスト」を併用して与えています。
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最後に
今回はメダカの生き餌にブラインシュリンプをご紹介しましたが、いかがでしたか?
様々なご意見があると思いますが、この記事は私が実際にブラインシュリンプを使った結果なので、孵化後すぐから食べれますと断言できます。
ただし「中国産」の中でも「価格の安い商品」はこの限りでないので注意が必要です。
ブラインシュリンプは栄養価が高く、メダカの成長促進や色揚げの効果が期待できる生き餌なので、もっと綺麗なメダカを増やしたい方は、積極的な導入をおすすめいたします。
この記事が、みなさまのお役に立てると嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
![著者近影](https://zakkaya-sun.shop/wp-content/uploads/2024/07/DSC00747.jpg)