
みなさま、今年もメダカ飼育を楽しんでいますか?

メダカを飼育していれば誰でも、よりメダカを綺麗に育てたいと思う気持ちは共通だと思います。

ところで、綺麗なラメ入りメダカの卵や稚魚をいただいてきたのに、成魚になったらパッとしなくてガッカリした経験はありませんか?

みなさまも、思い通りにメダカのラメや体外光が増えなくて、育て方で悩んだ経験が多いのではないでしょうか。

実は、メダカは稚魚の飼い方次第で、色や柄の仕上りに差がでるんです。

でも、具体的にはどんなメダカのラメの出し方があるのでしょうか?

そして、簡単なラメメダカの作り方があるのでしょうか?

そこで今回は、メダカのラメを出して体外光を伸ばすための、メダカの飼い方のコツについて解説をしていきます!
先ほども申しましたが、私はメダカの飼い方次第でメダカの美しさが変わることを知ってから、どうしたらビッシリと「ラメ」をのせ「体外光」を綺麗に伸ばせるのかについて、苦悩を重ねる日々が続きました。
そして今日まで、様々なWebの記事を読み漁ったり、たくさんのことを実験し検証してきました。
その結果、多くの飼育経験を積む中で、徐々に私なりの飼育方法が確立できてきました。
今回は、みなさまのお役に立てればと思い、私が蓄積してきたメダカのラメを出して体外光を伸ばすための、メダカの飼い方のコツを、ワンストップでご紹介させていただきます。
🌟 結論|ラメメダカをきれいに育てるコツは「遺伝」と「環境」を分けて考えることです
ラメメダカや体外光メダカをきれいに育てるには、まず親から受け継いだ遺伝が大きく関係します。 ラメの量、体外光の伸び方、三色や紅白の柄の出方は、飼育環境だけで大きく変えられるものではありません。
ただし、遺伝だけで決まるわけでもありません。 稚魚期の水温、餌、水質、飼育密度、水槽の色、水合わせ、ストレスの少なさによって、メダカが本来持っている美しさを引き出しやすくなります。
✅ 店長メグのポイント
「ラメを増やす」「体外光を伸ばす」と考えるより、まずはラメや体外光が出やすい個体を、ストレスの少ない環境で育てると考える方が失敗しにくいです。
🏆 ラメ・体外光をきれいに育てる優先順位
ラメや体外光をきれいに出したいときは、いきなり特別な方法を探すよりも、次の順番で見直すと管理しやすくなります。
💡 この記事で整理すること
- ラメメダカのラメが増えやすい飼育環境
- 体外光を伸ばしたいときに意識したい水槽の色
- 三色・紅白など柄物メダカをきれいに育てる考え方
- 稚魚期から気をつけたい餌・水質・飼育密度
- 選別交配で次世代に特徴を残すための基本

三色系や紅白系のメダカの柄を綺麗に引き出す方法

三色メダカや紅白メダカなど、柄物と呼ばれるメダカは、こんな模様のメダカたちです。


Amazonでアマテラス3色をお探しの方はこちら

三色メダカなど、いわゆる柄物のメダカは24℃以下の低い水温でじっくり育ててください。

また、過密を避けてプラ舟などの大型水槽で少ない数のメダカを飼育すると、より色が揚がると言われています。
一般に「一冬超すと色が揚がる」と言われてるのは、冬場には長い期間水温が下がることと、残念ながら冬眠中に死んでしまうメダカがいて、自然に飼育密度が下がることが理由だと言われています。

確かに私の経験でも、昨年パッとしなかった三色メダカが、翌年になって綺麗に色揚がりすることは多いです。

選別漏れを人にあげた後、翌年会いに行くと綺麗に変身していて「しまった!」と残念がるイベントは、私にとってのあるあるです。

春先の水温が低い時期は、柄物のメダカを育てるのに良い時期なのではないでしょうか?
✨ 三色ラメメダカの作り方|ラメと柄を両立させる育て方
三色ラメメダカをきれいに育てるときに難しいのが、ラメを増やす飼育と、三色の柄を引き出す飼育では、適した水温が異なることです。
ラメや体外光を伸ばしたい場合は、稚魚の時期から比較的高い水温で成長を促す方法が向いています。一方、赤・白・黒の模様を持つ三色メダカや紅白メダカは、低めの水温でじっくり育てた方が、柄や体色が仕上がりやすいとされています。
☀️ ラメ・体外光を伸ばす育て方
- 稚魚期は高めの水温で育てる
- 成長を促してラメや体外光の発現を確認する
- 水温やpHを急変させない
- 十分な餌を与える
- ラメが多い親を選別して交配する
❄️ 三色・紅白の柄を引き出す育て方
- 24℃以下の低めの水温でじっくり育てる
- 過密飼育を避ける
- 大型容器で余裕を持って育てる
- 一冬越してから柄が変化することもある
- 幼魚の段階で早く選別しすぎない
三色ラメメダカは二段階で育てる
三色ラメメダカを作る場合は、最初から最後まで同じ水温で育てるのではなく、稚魚期はラメや体外光を確認しやすい環境で成長させ、その後は低めの水温で三色の柄をじっくり仕上げる方法が考えられます。
ただし、水温を急に下げるとメダカへ負担をかけます。季節の変化を利用するか、数日かけて少しずつ水温を変え、急激な水温差を作らないようにしてください。
💡 店長メグの経験
三色メダカは、稚魚や若魚の時点では柄がはっきりせず、選別漏れだと思っていた個体が、一冬越した翌年にきれいな三色へ変化することがあります。
三色ラメメダカを作りたい場合も、ラメの量だけで早く判断せず、赤・白・黒の柄がどのように変化するかを見ながら育てることが大切です。ラメは親選びと稚魚期の育成、三色の柄は低水温と時間をかけて仕上げると考えると、飼育方法を整理しやすくなります。

ラメメダカのラメを増やすための飼い方のコツとは

メダカのラメとは、全身に輝くラメ模様の事です。

ラメの多さは、ほぼ遺伝と固定率で決まるそうです。

ですから、ラメメダカの作り方の基本は、適切に選別交配を繰り返すことと言えます。

とは言え、メダカの育て方の工夫次第で、ラメを増やす方法はないのでしょうか?

短期的なラメメダカの作り方、ラメの出し方はないのでしょうか?

その答えが、ずばり『ストレス掛けない』環境でメダカを飼育する飼い方です。
💧 ラメ・体外光を伸ばす前に、まず「弱らせない環境」を作る
ラメメダカや体外光メダカをきれいに育てたいとき、最初に見直したいのは特別な餌や裏技ではなく、メダカにストレスをかけない飼育環境です。
水質悪化、急な水温変化、過密飼育、餌不足、水合わせ不足が重なると、メダカは本来の美しさを出しにくくなります。 逆に、安定した環境でしっかり成長できると、ラメ・体外光・体色が見えやすくなります。
✅ チェックしたい飼育環境
- 水量に余裕があるか
- 過密飼育になっていないか
- 餌切れを起こしていないか
- 水換えで急変を起こしていないか
- 水合わせを丁寧にしているか

Amazonで選別ケースをお探しの方はこちら

ラメメダカのラメを増やすにはメダカにストレスを掛けずに飼育することが大切
先程も書きましたが、ラメメダカのラメの多さは遺伝と固定率の影響が大きいです。
大切なことは、ラメが多いメダカを種親にして(遺伝面)、できる限り「ストレス」を掛けずに飼育する(環境面)ことです。

メダカのラメを出すための、メダカにストレスを与えない育て方とは
メダカのラメの出し方とは
①綺麗な飼育水で
②水温を安定させて
③ph水温など水質変化を極力抑えて
④餌もしっかり与えて
⑤余裕がある広さの大型水槽で過密にならないよう気を付けるです。
「メダカにストレスを与えない」飼い方とは、まず大型水槽で過密を避けて十分に餌を与えて育てること、そして可能な限りphや水温変化などの負担を与えずに飼育することが飼い方のコツです。

ラメメダカのラメの増やし方については、以下の記事により詳しく書いていますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。
🔗 ラメとストレス管理もあわせて確認する
- ラメをもっときれいに出したい方は、 ラメメダカのラメを増やす方法|飼育環境と選別交配のコツ を参考にしてください。
- 水質悪化や過密によるストレスが気になる方は、 メダカのストレスサインとは?弱る原因と死なせないための対策 も確認しておくと安心です。
メダカの過密を避ける飼い方とは

メダカの飼育では、一般的にメダカ1匹に1L以上の水量が目安と言われています。
しかし、メダカにストレスを与えないためには、余裕をもって1匹2L以上の水量で飼育することが理想です。
メダカ1匹あたり水2Lの飼育環境の目安は、小型水槽の定番NVボックス13でメダカの飼育数が5~6匹、大型水槽の定番60Lのプラ舟だとメダカ25匹前後が飼育の目安になります。
🎨 品種ごとに「きれいに見せる条件」は少し違います
ラメ、体外光、三色、紅白などの改良メダカは、すべて同じ育て方でよいわけではありません。 まず健康に育てることが大前提ですが、品種ごとに意識したいポイントが少し変わります。
💡 店長メグのポイント
迷ったときは、まず健康に育てることを優先してください。 そのうえで、ラメを見せたいのか、体外光を伸ばしたいのか、柄をきれいに出したいのかで、容器の色や飼育密度を調整すると失敗しにくくなります。

ラメが綺麗なメダカを増やすためには「いい種親」と「水量がある大型水槽」を使うことが理想です。
また、メダカの針子や稚魚を早く大きくするためにも、水量に余裕がある大型水槽で飼育することが大切です。
私は、稚魚の育成水槽に、価格とサイズが手軽な水量が60Lのプラ舟を愛用しています。
Amazonでプラ舟をお探しの方はこちら

その他のメダカのストレスになる原因とは
飼育密度以外にもメダカのストレスになる要素があります。
その一番の要因は「水質悪化」です。
水をできるだけ清浄に保つためには、まめな水換えや濾過に欠かせないバクテリアの管理、食べ残しを増やさない餌の与え方などに気を付ける必要があります。
また、メダカの移動や水換えの際に、丁寧に水合わせをすることも、メダカのストレス軽減のためには大切な事です。

水槽の水を綺麗に保つためには、「水換え」と「濾過バクテリア」のバランスが大切です。
以下に、私の水質維持のノウハウをまとめていますので、併せてご覧ください。
🔗 メダカが弱る・死ぬ原因もあわせて確認する
ラメや体外光をきれいに育てるには、見た目だけでなく健康管理も大切です。 突然死やポツポツ死が気になる場合は、 メダカが死ぬ原因とは?突然死・ポツポツ死ぬ理由と対処法を徹底解説 も確認しておくと安心です。

室内でメダカを飼育する場合は、テトラのVAX-60を使用すると水流が優しくて安心です。

もし室内飼育に向けて、大型の外部フィルターをお探しだったら、水流が優しいVAX-60をおすすめします。
AmazonでVAX-60をお探しの方はこちら

VAX-60を30㎝キューブ水槽と並べるとこんな感じで、意外にコンパクトです。


メダカ飼育で使いやすい30cmキューブ水槽はこちらです。
Amazonで30cmキューブ水槽をお探しの方はこちら
メダカのラメを増やし体外光を伸ばす遺伝の特徴と影響について
最初に書きましたが、メダカのラメの増え方は、メダカの遺伝の影響が大きいと言われています。
逆を返せば、メダカのラメの増え方は高確率で親から子へ遺伝します。

綺麗なラメ入りメダカを作るためには、ラメメダカの種親をしっかり選別して交配を続けることが大切です。

そして、綺麗なラメメダカの種親を入手することも、綺麗なラメ入りメダカを増やすための近道と言えます。
Amazonでサファイヤメダカをお探しの方はこちら
Amazonで夜桜メダカをお探しの方はこちら
ラメメダカを綺麗に育てるための餌選びについて

メダカの餌の管理は、以下の記事をご参照ください。

🔗 餌の与えすぎによる水質悪化も確認する
ラメや体外光をきれいに育てたいときも、餌の与えすぎには注意が必要です。 食べ残しによる水質悪化が気になる場合は、 メダカの餌の与えすぎが招く悪循環|水質悪化と体調不良を防ぐ方法 も確認しておくと安心です。

メダカに餌を与えすぎると食べ残しから「リン酸塩」が増え、メダカに有益な「グリーンウォーター(青水)」ではなく、

有害な「アオコ」が発生する原因になるので注意が必要です。

何事も、ほどほどが大切です。

グリーンウォーターはこのような感じの緑色の水です。

暑い時期であれば、水を屋外に放置するだけで、水の中に植物プランクトンが増えて、自然にグリーンウォーターが仕上がって行きます。

Amazonでグリーンウォーターをお探しの方はこちら
🔗 餌の与えすぎによる水質悪化も確認する
ラメや体外光をきれいに育てたいときも、餌の与えすぎには注意が必要です。 食べ残しによる水質悪化が気になる場合は、 メダカの餌の与えすぎが招く悪循環|水質悪化と体調不良を防ぐ方法 も確認しておくと安心です。
ph変化や水温変化などを和らげる水合わせの重要性

急激な「水温」や「ph」の変化でメダカに負担を与えることは、メダカにとってストレスになるだけでなく、命に関わる場合があります。
メダカにストレスを与えないための飼育方法については、以下の記事をご参照ください。
使用する飼育水槽が小さいほど、点滴式の水合わせ容器を使って優しく注水することによる、phや水温変化の軽減が期待できます。
点滴式の水合わせ容器のDIYは凄く簡単なので、お時間がある方は是非チャレンジしてみてください。

水合わせ容器は、こんな感じで穴を開けるだけなのでとても簡単です。


このように、穴を開けてチョロチョロと足し水するだけでも、ph変化を抑える効果が期待できます。


phはこのような検査薬で確認できます。

飼育中にphが大きく変化することがないよう、定期的なph確認が大切です。
Amazonでph簡単チェックをお探しの方はこちら

phは、このような機械でも測ることができます。

Amazonでph測定器をお探しの方はこちら
🔗 水換え後に暴れる・水合わせが不安なときはこちら
- 水換えや薬浴・塩浴後にメダカが急に暴れる場合は、 メダカが急に暴れる原因とは?水換え・薬浴・塩浴後に激しく泳ぐ時の対処法 を確認してください。
- 水合わせや点滴法でゆっくり慣らしたい場合は、 メダカの水合わせに使える点滴容器の作り方 も参考になります。

手作りが苦手な方は、このような水合わせの道具もありますので、ご活用ください。

幹之メダカなどの体外光(たいがいこう)を綺麗に伸ばすための飼い方とは

体外光とは、幹之メダカに代表される、背中に輝く金属光沢のラインの事です。
写真の紅白幹之メダカの背中が、キラキラと光っているのが体外光です。
体外光は、メダカの色素の一つ、虹色素胞の中のグアニンの層が光を反射することで生まれます。
「グアニン層」という言葉を覚えておくと良いと思います。
🔗 体外光を伸ばしたい場合はこちら
幹之系など、体外光をしっかり伸ばしたい場合は、容器の色も重要です。 白容器での育て方については、 メダカの体外光は白容器で伸びる?幹之メダカの育て方と注意点 で詳しく解説しています。



メダカの体外光を綺麗に伸ばす飼い方とは
①常に28℃以上の高い水温で育てる(ヒーター加温飼育含む)
②白い水槽で育てる
③稚魚の期間をやや過密気味に育てる
の3点が大切です。
①メダカを常に28℃以上の高水温で育てる
昔から言われてきた「体外光は高い水温で育てると良く伸びる」をより明確に説明したのが、メダカの水槽の水温を常時28℃以上に保つです。
特に寒い時期や室内飼育では、熱帯魚用のヒーターを用いて、最低水温を28℃以上に維持すると「グアニン層」がよく発達して、良い結果が出ると言われています。
ただし、加温飼育をしていても、しばしば水温が28℃以下に下がるようなことがあると、加温飼育の効果が低下するようです。
特に、水換えの際には、しっかり水合わせをして、足し水で水温が下がらないように注意してください。
また、屋外では朝晩の冷え込みの影響をうけるので、外飼いより室内の方が水温を維持しやすいと思います。

このヒーターは32℃まで自在に温度調整ができるのに、値段もすごく安いので加温飼育におすすめです。
私もこのヒーターを使っていますが、若干設定温度とずれる(水槽が大きければ当然ですが)ことを除けば問題なく使用できています。
使用期間も3年を超えているので、私が使った範囲では耐久性にも問題はないと思います。
AmazonでHyggerのヒーターをお探しの方はこちら

メダカを加温飼育すると、水槽内のアンモニアが有害化しやすく、病原菌の活動も活発になりやすいので注意が必要です。
②メダカ(針子・稚魚)を白い水槽で飼育すると体外光が伸びる
メダカの体外光の素になる「虹色素胞」は、濃い体色のベースになる「黒色素胞」が発達すると吸収されて薄くなることが分かってきました。
そこで、メダカの保護色の機能を利用して、意図的に「白い水槽」で飼育することでメダカの体色を薄くして、濃い色の素の「黒色素胞」の発達を抑え込み、虹色素胞を守りながら体外光を伸ばす飼い方が確立されてきました。


メダカを「白い水槽」で育てると体外光は良く伸びますが、白っぽいメダカに仕上がるので、濃い柄を楽しみたいメダカは、「白い水槽」での飼育は避けた方が良いと思います。


あのメダカ飼育の定番NVボックス13に、透明(クリア)タイプがあるのはご存じですか?

凄く丈夫で使いやすいので、メダカの小型水槽におすすめです!

雰囲気は似ていますが、白い水槽とクリア水槽の印象は若干異なります。


AmazonでNVボックス13(透明)をお探しの方はこちら

こちらは、NVボックス13より、一回り大きい22リットルタイプのNVボックスです。

”わけぷか”が綺麗に4個収まるので、セットで使うと凄く便利です。
AmazonでNVボックス22(透明)をお探しの方はこちら
Amazonでわけぷか(黒)をお探しの方はこちら(2個セット)
Amazonでわけぷか(白)をお探しの方はこちら(2個セット)
③メダカの稚魚をやや過密気味な環境で飼育する

体外光を伸ばす飼い方は、ラメメダカを作る飼育方法と真逆ですから、ご注意ください。
熱帯魚の飼育では一般に知られていることですが、魚を過密な状況で育てると、これ以上の過密を避けるためか成長速度が遅くなります。
その性質を逆手にとって、意図的に過密飼育を行うことでメダカの成長速度を遅くして、体外光が伸びる成長期を長くする飼育方法が生み出されました。
以前から、成長が遅いメダカの方が体外光が伸びるようだと言われてきましたが、そこに着目して確立されたのかもしれませんね。

メダカの体外光について詳しく書いた記事はこちらです。

併せて、飼育水槽の色による、メダカの色柄やラメ・体外光の変化についてまとめた記事もご覧ください。
🔗 体外光と容器の色をあわせて確認する
- 体外光をきれいに伸ばす育て方は、 メダカの体外光を伸ばす方法|幹之メダカをきれいに育てるコツ を参考にしてください。
- 黒・白・透明容器の違いや、ラメ・体外光への影響は、 メダカ飼育におすすめの容器の色|黒・白・透明水槽の違いとラメ・体外光への影響を解説 で詳しく解説しています。

私は、大型水槽を使って湯煎方式で加温飼育をしています。


楊貴妃メダカやオロチメダカなどを選別交配して血統の体色を濃くする方法

楊貴妃メダカやオロチメダカなどは、意図的に色が薄い水槽にいれて体色を薄くしてから、

少しでも色が濃いメダカを選別して種親にすること(選別交配)で、血筋の体色を揚げていきます。

Amazonで楊貴妃メダカをお探しの方はこちら
Amazonでオロチメダカをお探しの方はこちら
メダカを30分くらい白い水槽に入れて、色が薄くなったところで種親を選別し、少しでも色が濃いメダカを種親にすることで血統の色を高めていく方法があります。
これは主に朱赤(赤色)タイプや黒いタイプのメダカで行われる色揚げ方法ですが、より体外光が伸びたメダカを選別する際にも、白い水槽での選別は効果があるようです。
注意点ですが、特に楊貴妃メダカなど赤いメダカを長時間白い水槽で過ごさせると、薄くなった体の色がもとに戻りにくいと言われています。
ですから、赤いメダカは色が褪せてしまわないよう、選別が終わったら早めに黒い水槽に戻してあげてください。

楊貴妃メダカなど赤いメダカをの色を濃くする方法は、以下の記事にまとめています。

是非ご覧ください。
🔗 赤系メダカの色を濃くしたい場合はこちら
楊貴妃や紅帝など、赤系メダカの色をより濃く見せたい場合は、餌・容器の色・日当たり・血統をあわせて考えることが大切です。 赤色を濃くする育て方については、 メダカの赤を濃くする方法|色揚げ・餌・容器の色と飼育環境を解説 で詳しく解説しています。
メダカを綺麗に育てる飼い方のまとめ

ここまでのメダカを綺麗に育てる飼い方を、体系的にまとめると以下のようになります。
❓ よくある質問|ラメ・体外光・色揚げの育て方
Q. ラメメダカのラメは飼い方で増えますか?
ラメの多さは遺伝の影響が大きいため、飼い方だけで急にラメが増えるわけではありません。 ただし、水質・餌・水温・飼育密度を整えることで、本来持っているラメをきれいに見せやすくなります。
Q. 体外光を伸ばすには白い容器がよいですか?
幹之系などの体外光を伸ばしたい場合、白い容器で育てる方法が使われることがあります。 ただし、体外光は血統や成長段階の影響も大きいため、容器の色だけで決まるわけではありません。
Q. 三色や紅白メダカは黒容器と白容器のどちらがよいですか?
柄や色をはっきり見せたい場合は、黒容器や落ち着いた環境が向くことがあります。 一方で、体外光を伸ばす育て方とは条件が違う場合があるため、品種ごとに目的を分けて考えることが大切です。
Q. 稚魚の時期から気をつけることはありますか?
稚魚期は体づくりや成長差が出やすい大切な時期です。 餌切れ、過密、水質悪化、水温変化を避け、できるだけ安定した環境で育てることが、きれいな個体を育てる土台になります。
🏁 まとめ|ラメや体外光は、血統と環境の両方で引き出します
ラメメダカや体外光メダカをきれいに育てるには、血統・選別交配・飼育環境の3つを分けて考えることが大切です。 ラメや体外光は遺伝の影響が大きいため、親選びや選別は重要な土台になります。
そのうえで、稚魚期から水質を安定させ、餌をしっかり与え、過密や急な水温変化を避けることで、本来持っている美しさを引き出しやすくなります。
✅ 最後に確認したいポイント
- ラメや体外光は遺伝の影響が大きい
- 稚魚期の餌・水質・水温管理が大切
- 過密を避けるとストレスを減らしやすい
- 容器の色は品種や目的に合わせて選ぶ
- 選別交配で次世代に特徴を残していく
🔗 あわせて読みたい関連記事
ラメ・体外光・容器の色・稚魚の育て方については、こちらの記事も参考にしてください。
水槽の立ち上げ時や水換え後に、ろ過バクテリアを補いながら、フンや残餌などの有機物対策もまとめて行いたいときに使いやすい組み合わせです。

もう死なせない!メダカの突然死・ぽつぽつ死がわかる本
水換えをしているのに、なぜメダカが死んでしまうのか。
水質、餌、容器、季節管理など、初心者が見落としやすい原因を、めだか屋の経験をもとにわかりやすく解説しています。
Kindle Unlimited対象なら無料で読めます
①水温は、柄物のメダカの色を揚げる場合は水温24℃以下、体外光を伸ばす場合には最低水温が28℃以上。
②飼育密度は、柄やラメを増やす場合は過疎(低密度)飼育、体外光を伸ばす場合は過密(高密度)飼育。
③飼育容器の色は、体外光を伸ばすには白容器、色柄を揚げるには黒容器。

ここでお気付きですか?
三色体外光メダカのように、「柄」と「体外光」といった異なる要素を並行して育成する必要があるメダカは、綺麗に飼育する「コツ」に矛盾が発生するんです。

えっ!高温で飼育するの?低温で飼育するの?

過密?過疎?・・・ってなりますよね💦
ですから、三色体外光メダカなどの飼育は、成長過程で水温や飼育密度を適切に変えていく必要があります。
具体的には、成長期に高水温・過密飼育・白い水槽で体外光を伸ばして、成魚になったら過密を解除し、24℃以下の低水温・黒い水槽でシッカリ柄を出していく必要があります。
そのように複雑な飼育が必要になるので、花魁メダカなどを綺麗に育てるのは難しく、このあたりのテクニックがブリーダーさんの腕の見せ所になります。
私たちも頑張って少しでも綺麗なメダカを生み出して行きたいですね!
最後までご覧いただいて、ありがとうございました。


私の飼育場の様子です。

ここまで書いてきた内容が、動画で確認できると思います。

