メダカが突然死する原因|夏の全滅・酸欠・アンモニア中毒を防ぐ

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みなさまは、連れてきたばかりのメダカが突然死んでしまって、がっかりした経験はありませんか?

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私もメダカの飼育を始めたばかりの頃に、いただいてきたばかりのメダカが突然死んでしまって、すごく残念に思った記憶があります。

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せっかく育ててきた、若魚の大量死もありました。

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こんな時は本当に悲しいですよね。

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何日も一匹ずつ死んでいく場合は、突然死とは違う原因が考えられますので、先にこちらの記事をご覧ください。

ポツポツ死が止まらないときはこちら

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店長メグ 朝まで元気だったメダカが、突然全滅した経験があります

みなさまは、連れてきたばかりのメダカが急に死んでしまったり、夏の暑い日に容器のメダカが一度に全滅したりした経験はありませんか?

私もメダカ飼育を始めた頃、いただいたメダカを突然死させてしまったことがあります。時間をかけて育てた若魚が、一度に大量死したこともありました。

メダカの突然死は、高水温だけで起こるとは限りません。酸欠、アンモニア、残留塩素、急な水質変化、過密飼育などが、同時に重なっていることもあります。

この記事では、メダカや針子が急に死んだときに確認すること、夏に大量死が起こる仕組み、アンモニアとpHの関係、すぐに行う対処と再発予防まで解説します。

🐟 一匹ずつ数日かけて死んでいる場合

何日もかけて一匹ずつ弱っている場合は、この記事で扱う急激な全滅とは、原因の考え方が少し異なります。

メダカのポツポツ死が止まらない原因を見る

結論|メダカが突然死したときに確認すること

水温と直射日光を確認する 容器へ直射日光が当たり、水温が急上昇していなかったか確認します。小さな黒い容器や水量の少ない容器は、短時間で高温になりやすいため注意が必要です。
酸欠の可能性を確認する 水温が上がると水中へ溶け込める酸素量が減る一方、メダカや微生物が消費する酸素は増えます。過密飼育、青水の濃すぎ、エアレーション不足も重なると、夜間から早朝に酸欠が起こることがあります。
アンモニアを疑う 餌の食べ残し、糞、死骸、過密飼育、立ち上げ直後の容器では、アンモニアが蓄積する可能性があります。特に高水温や高いpHでは、毒性の強い非イオン型アンモニアの割合が増えます。
最近行った水換えや足し水を確認する カルキ抜きを忘れた、水温差の大きい水を入れた、一度に大量換水したなど、直前の作業が原因になることがあります。
新しく入れた素材を確認する 牡蠣殻、石、砂利、薬剤などを入れた直後なら、pHや硬度、水質が急に変わっていないか確認します。素材の種類によって影響が異なるため、すべての石や砂利を同じ性質とは考えません。
死骸を取り除き、安全な水へ避難させる 死骸と食べ残しを取り除き、残ったメダカに異常がある場合は、水温を合わせたカルキ抜き済みの水へ移します。原因が分からない状態で薬や牡蠣殻を追加しないでください。

メダカが死んでしまった時、カルキ抜き不足が原因説について

カルキ抜きの様子
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店長メグ 水換え後の突然死では、カルキ・水温差・バクテリアへの影響を確認します

水道水には消毒のための残留塩素が含まれており、そのまま大量に入れると、メダカのエラや体表へ負担をかける可能性があります。

残留塩素は、魚だけでなく、アンモニアや亜硝酸を分解しているろ過バクテリアにも悪影響を与える可能性があります。

大量の水道水をそのまま入れたり、ろ材や底床を水道水で強く洗ったりすると、バクテリアの働きが弱まり、水換え直後は問題がなくても、その後アンモニアや亜硝酸が増えることがあります。

さらに、水換え直後の突然死では、カルキだけでなく、水温差、pH差、大量換水、勢いよく注いだことによる負担などが重なっている場合もあります。

「少量なら必ず大丈夫」「カルキでは突然死しない」と決めつけず、足し水や水換えにはカルキ抜き済みで水温を合わせた水を使ってください。

水換え後にメダカが突然死する主な原因

カルキ抜き不足 水道水をそのまま入れた場合や、カルキ抜き剤の量が不足していた場合は、残留塩素がメダカのエラや体表へ負担をかける可能性があります。
ろ過バクテリアが弱った 残留塩素を含む水を大量に入れたり、ろ材や底床を水道水で洗ったりすると、アンモニアや亜硝酸を処理するバクテリアが減る可能性があります。

その結果、水換えの数時間後から数日後にアンモニアや亜硝酸が上昇し、メダカが急に弱ることがあります。
急な水温差 夏の水道水が飼育水より低温だったり、日なたへ置いた汲み置き水が高温になったりすると、急激な温度変化が起こります。
pHや硬度の急変 一度に大量の水を交換すると、見た目はきれいになっても、水質が急変してメダカへ負担をかける場合があります。
底の汚れを一度に巻き上げた 底床や容器の底へたまった汚れを一気にかき回すと、濁りや有害物質が水中へ広がる可能性があります。
ろ材と底床を同時に洗いすぎた ろ材交換、底床掃除、大量換水を同じ日に行うと、水槽内のバクテリアを一度に減らしてしまうことがあります。

掃除は数回に分け、ろ材はカルキ抜き済みの水や、交換前の飼育水で軽くすすぐ程度にしてください。
⚠️ 水換え直後だけでなく、数日後の不調にも注意

残留塩素でろ過バクテリアが弱った場合、メダカがすぐに死ぬとは限りません。

水換え後に食欲が落ちる、水面で口を動かす、一匹ずつ弱るなどの変化が出たら、アンモニアと亜硝酸も確認してください。

プロテクトXの画像 
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店長メグ 水換えとメダカの移動が多い方にはプロテクトX

私は、カルキを中和しながら、選別や移動で傷みやすいメダカの粘膜も保護したいときに、プロテクトXを使っています。

特に夏は、水換えや足し水の回数が増えやすく、網を使ってメダカを移す機会も多くなります。

一般的なカルキ抜きに粘膜保護も加えたい方には、使いやすい商品です。

入れれば突然死を防げる商品ではありません

プロテクトXはカルキ抜きと粘膜保護を目的とした商品です。高水温、酸欠、アンモニア、水質急変などを解決するものではないため、容器の環境も必ず確認してください。

夏にメダカや針子が突然死しやすい理由

水温が短時間で上がる 夏の小型容器は、朝と午後で水温が大きく変わることがあります。メダカは比較的高水温へ耐える魚ですが、急変や長時間の高水温は大きな負担になります。
水中の酸素が不足しやすい 水温が高くなるほど、水中へ溶け込める酸素量は減少します。過密飼育や水の汚れ、濃すぎる青水などが重なると、酸欠の危険が高まります。
餌と排泄物の分解が進みやすい 高水温期はメダカがよく食べるため、餌の量と排泄物も増えます。食べ残しや死骸を放置すると、水質が短時間で悪化する場合があります。
アンモニアの毒性が高まりやすい 飼育水にアンモニア性窒素が存在すると、水温とpHが高くなるほど、魚への毒性が強い非イオン型アンモニアの割合が増加します。
針子容器は変化が速い 針子は体力が少ないうえ、小さな容器へ多く収容されることがあります。水量が少ないほど、水温、酸素、水質が急変しやすくなります。
複数の原因が同時に重なる 実際の大量死では、高水温だけ、酸欠だけと一つに決められない場合があります。高水温による酸欠とアンモニア、水質悪化が同時に起こることもあります。

急に気温が上がった時のメダカの突然死の原因は?

急に暑くなったイメージ
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初夏、急に日差しが強くなり、気温が上がった際に、いきなりメダカが突然死した経験はありませんか?

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メダカ飼育で暑さ対策は凄く重要です。

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メダカは暑さに強いと言われていますが、限界値が高いだけで、高い水温が好きなわけではありません。

メダカの暑さ対策の様子
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初夏になり陽射しが強くなったら注意が必要です。

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店長メグ 朝まで元気だったメダカが、午後に突然死した経験があります

初夏に急に日差しが強くなり、気温が一気に上がった日、朝まで元気に餌を食べていたメダカが、午後には突然死していたことがあります。

メダカは高水温に比較的強い魚ですが、小さな容器や過密になった容器では、水温の上昇と同時に酸欠や水質悪化が進み、短時間で危険な状態になることがあります。

私の飼育経験では、このような突然死が起きたときは、高水温だけに原因を決めつけず、酸欠、アンモニア、水温の上がり方をまとめて確認しています。

初夏から夏にメダカが突然死する主な原因

1.高水温による酸欠 水温が上がると、水中に溶け込める酸素の量である溶存酸素量が減少します。

その一方で、水温が高くなるとメダカや微生物の活動が活発になり、酸素の消費量は増えます。飼育数が多い容器や水量の少ない容器では、酸素の供給が追いつかず、急な酸欠を起こすことがあります。
2.急性のアンモニア中毒 食べ残し、排泄物、死骸などから発生したアンモニアが蓄積していると、高水温や高いpHによって、メダカへの毒性が強い状態になりやすくなります。

朝までは普通に泳いでいたメダカが、急に呼吸を乱したり、短時間で大量死したりする場合は、アンモニアも確認してください。
3.高水温が長く続いた 私の飼育経験では、水温が30℃を超える日が続くようになると、メダカの動き、酸欠、水の傷み方、餌の食べ残しに、いつも以上に注意しています。

特に小さな容器や過密になった若魚容器では、水温が35℃前後まで上がった日にメダカが弱ったり、突然死したりした経験があります。さらに、直射日光が当たり続ける小型容器では、水温が40℃近くまで上がる危険もあります。
4.複数の原因が同時に重なった 実際の突然死では、高水温だけ、酸欠だけ、アンモニアだけとは限りません。

高水温で酸素が減り、餌や排泄物の分解が進み、アンモニアの危険も高まるというように、複数の原因が同時に重なっていることがあります。
⚠️ 30℃・35℃・40℃は、すべてのメダカに共通する致死温度ではありません

上記の水温は、店長メグの飼育環境で不調や突然死が起きた経験上の目安です。「30℃を超えれば必ず危険」「35℃になれば必ず死ぬ」という意味ではありません。

同じ水温でも、水量、容器の色や大きさ、酸素量、飼育密度、水質、日照時間、メダカの年齢や体調によって危険度は変わります。

最高水温だけでなく、朝から午後までに何℃上昇したか、高水温が何時間続いたか、水面で口を動かしていないか、泳ぎや食欲が落ちていないかも確認してください。

夏の高水温と酸欠を防ぐ方法

午前中から日陰を作る 水温が上がってから対策するのではなく、すだれや遮光ネットを使い、強い日差しが容器へ直接当たり続けないようにします。
水量の多い容器を使う 水量が少ないほど、水温と水質が急変します。夏は可能な範囲で水量を確保し、過密飼育を避けてください。
エアレーションを活用する 成魚や若魚の過密容器では、エアレーションが酸欠対策になります。ただし、針子には強い水流が負担になるため、弱い吐出量にするか、容器を分けます。
餌の量を見直す 高水温期はメダカの活性が上がりますが、餌を増やしすぎると食べ残しと排泄物が増え、水質悪化やアンモニアの原因になります。短時間で食べ切れる量に調整してください。
死骸と汚れを残さない 高水温期は腐敗や分解が進みやすいため、死骸、食べ残し、腐った水草、底の汚れを早めに取り除きます。
水温計で実際の水温を測る 気温と水温は同じではありません。容器の位置、色、日当たり、水量によっても変わるため、感覚だけで判断せず、水温計を使って朝と午後の水温を確認してください。
アンモニアの変異の図
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店長メグ 見た目がきれいな水でも、アンモニアは確認できません

アンモニアは、メダカの糞や尿、食べ残し、死骸などの分解によって発生します。

水が透明でも、臭いがなくても、アンモニア性窒素が存在することがあります。メダカの見た目だけでは、安全かどうかを判断できません。

立ち上げ直後、過密飼育、餌の与えすぎ、急な高水温、pHを上げる素材を入れる前後では、検査薬を使って確認すると安心です。

高水温と高いpHでアンモニアの危険が増す理由

アンモニア性窒素には異なる形がある 飼育水中では、毒性の強い非イオン型アンモニア(NH3)と、比較的毒性の低いアンモニウムイオン(NH4+)が、一定の割合で存在しています。
水温とpHが高いほどNH3の割合が増える アンモニア性窒素の総量が同じでも、水温やpHが上がると、魚への毒性が強いNH3の割合が増えます。
バクテリアがアンモニアを分解する ろ過バクテリアが十分に働けば、アンモニア性窒素は亜硝酸を経て硝酸へ変化します。しかし、立ち上げ直後や酸欠、高水温、水質急変では、処理が追いつかないことがあります。
夏前にアンモニアを減らしておく 急な高温が予想されるときは、食べ残しと底の汚れを取り除き、必要に応じて水温を合わせたカルキ抜き済みの水で部分換水します。
⚠️ アンモニウムイオンも「完全に無害」ではありません

NH4+はNH3より魚への毒性が低いとされていますが、大量に蓄積してよいものではありません。

検査結果では、総アンモニア性窒素の値だけでなく、水温とpHも一緒に確認してください。

私が水温を管理している様子
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屋外飼育では、こういった浮かせるタイプの水温計を入れておくと安心ですよ

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メダカのアンモニア中毒の症状と対策は?

梅雨明けなど急激な水温上昇が予測される場合は、前もって水換えをしてアンモニアを減らしておくことが大切です。

特に、水を張って立ち上げたばかりの水槽は、濾過のためのバクテリアが不足しているので、アンモニアが増えやすく危険なので、早め早めの水換えが欠かせません。

確かに、たくさん水換えをしていては、せっかく増えたバクテリアを捨てるようで勿体ないと言うお声が聞こえてきそうですが、そう思われる場合は定期的なアンモニア検査をおすすめします。

しっかりバクテリアが増えていれば、アンモニアは分解されて存在しないはずなので、検査結果が良好なら水換えを減らしても問題はありません。

でも、アンモニア検査の結果、アンモニアが検出されたら早めに水換えをお願いします。

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繰り返しですが、アンモニウムイオン(NH4+)は無毒なので、メダカの様子を見ていても増えていることに気が付きません。

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ですから、観察だけでアンモニアが分解されて存在しないと決めつけるのは、とても危険な行為です。

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私は、夏を迎えて急な水温上昇が予測されるときや、phコントロールで牡蠣殻を入れる時など、アンモニアの有毒化が懸念される場合は、必ず検査をするようにしています。

アンモニア検査の様子
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このキットは1セットで60回検査できるうえに、アンモニウムイオンにも対応しているので、真夏のメダカの突然死対策に最適です。

アンモニア検査薬は安いものではありませんが、それでなん千円もかけて買ってきたメダカ達を安全に飼育できるのであれば、決して高くはないと思います。

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店長メグ 高価なメダカを守るため、私は検査薬を使っています

アンモニアは、水の透明度やメダカの泳ぎ方だけでは確認できません。

私は、梅雨明け前、立ち上げ直後の容器、過密になった若魚容器、牡蠣殻を追加する前など、アンモニアの危険が高まりそうな場面で検査しています。

検査薬は安い商品ではありませんが、原因を推測したまま薬や添加物を増やすより、水質を数値で確認できる方が安心です。

検査結果は水温とpHも一緒に確認

アンモニア性窒素の毒性は、水温とpHによって変わります。検査薬の説明書を確認し、数値が検出された場合は、餌を控え、死骸や汚れを除去し、安全な部分換水を行ってください。

牡蠣殻(かきがら)や砂利、石などのレイアウトを導入した際に起きる事故

石組み水槽のイメージ

牡蠣殻や石を入れた直後に突然死する理由

牡蠣殻や一部の石灰質素材は、水へミネラル分を溶かし、pHや硬度の低下を抑える目的で使われます。

ただし、アンモニア性窒素が蓄積している水へ入れてpHが上がると、毒性の強いNH3の割合も増えるため注意が必要です。

入れる前にアンモニアとpHを確認する 水が汚れている可能性がある場合は、先にアンモニアとpHを測定します。異常がある状態で、水質を変える素材を追加しないでください。
必要なら先に部分換水する 死骸、食べ残し、底の汚れを除去し、水温を合わせたカルキ抜き済みの水で部分換水してから導入します。
少量から試す 牡蠣殻を一度に大量投入せず、少量から始め、数日間はpHとメダカの様子を確認します。
素材の種類を確認する 石や砂利は、種類によって水質へ与える影響が異なります。見た目だけで判断せず、観賞魚用として表示された商品の性質を確認してください。
⚠️ 牡蠣殻は水をきれいにする万能素材ではありません

牡蠣殻はアンモニアや食べ残しを取り除くものではなく、主にpHや硬度の変化を緩やかにする目的で使われます。

水質が悪化しているときは、牡蠣殻を追加する前に、汚れの除去、適切な水換え、飼育密度の見直しを行ってください。

アンモニアの毒性の変化
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もう一度この図を思い出してください。

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phが弱アルカリ性になるとアンモニアの有毒化が進みます。

牡蠣殻を入れる前にpHとアンモニアを確認する

pHが上がるとアンモニアの危険性も高まる 飼育水にアンモニア性窒素が蓄積している状態で、pHがアルカリ性へ傾くと、魚への毒性が強い非イオン型アンモニアの割合が増えます。

そのため、アンモニアが検出されている水では、牡蠣殻などpHへ影響する素材を急に追加しない方が安全です。
予想以上にpHが低い場合は水質悪化も確認する pHが予想以上に酸性へ傾いている場合は、餌の食べ残し、排泄物、死骸などの分解が進み、水中へ窒素化合物や有機物が蓄積している可能性があります。

ただし、酸性であることだけで水が汚れているとは断定できません。使用している底床や水道水の性質も含め、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩などを合わせて確認してください。
汚れた水へ牡蠣殻を急に入れない アンモニア性窒素が蓄積した飼育水へ牡蠣殻を追加し、pHが上昇すると、比較的毒性の低いアンモニウムイオンが多い状態から、毒性の強いアンモニアの割合が増えることがあります。

その結果、メダカが急に呼吸を乱したり、短時間で突然死したりする危険が高まります。
牡蠣殻は水換え後に少量ずつ入れる 牡蠣殻を使用する場合は、先に死骸、食べ残し、底の汚れを取り除き、水温を合わせたカルキ抜き済みの水で部分換水を行います。

水質を整えたうえで、一度に大量投入せず、少量ずつ加えながらpHとメダカの様子を確認してください。
⚠️ 牡蠣殻は汚れた水を浄化するものではありません

牡蠣殻は、主にpHや硬度の急な低下を抑える目的で使う素材です。アンモニア、亜硝酸、食べ残し、排泄物を直接取り除くものではありません。

私の飼育では、牡蠣殻を追加する前に水換えを行い、水を整えてから少量ずつ入れるようにしています。

投入後もpHだけで判断せず、アンモニアや亜硝酸、メダカの呼吸や泳ぎ方を数日間確認してください。

店長メグ
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可能であれば牡蠣殻を入れる前には、アンモニア検査をするほうが安心ですよ。

牡蠣殻の使用画像

メダカの突然死が起きた直後にすること

1.死骸と食べ残しを取り除く 死骸を放置すると、さらに水質が悪化します。底に沈んだ餌や腐った水草も、できる範囲で取り除きます。
2.水温を測る 手で触った感覚ではなく、水温計で測ります。高温の場合も、氷や冷水で一気に下げず、日陰へ移して緩やかに下げます。
3.酸素を確保する 成魚や若魚の容器では、弱めのエアレーションを行います。水面で口を動かす個体がいる場合は、特に酸欠を疑います。
4.水質を測る 可能ならアンモニア、亜硝酸、pHを確認します。検査できない場合も、原因不明のまま薬剤や牡蠣殻を追加しないでください。
5.必要に応じて安全な水へ避難させる 残ったメダカが苦しそうな場合は、水温を合わせたカルキ抜き済みの水を用意し、急な水質差を避けながら移します。
6.餌を止めて原因を確認する 水質が安定するまで餌を控えます。高水温、過密、水換え、カルキ、アンモニア、新しく入れた素材など、死亡直前に変えたことを整理してください。

メダカの突然死でよくある質問

Q.朝まで元気だったメダカが、午後に全滅した原因は? 直射日光による急な高水温、酸欠、アンモニア、水質悪化などが考えられます。一つだけでなく、複数の原因が重なっている場合があります。
Q.カルキ抜きを忘れるとメダカは突然死しますか? 水換え量、残留塩素濃度、メダカの体調などによっては、大きな負担になる可能性があります。カルキでは死なないと判断せず、水道水は必ず中和してください。
Q.アンモニア中毒は見た目で分かりますか? 水が透明でもアンモニア性窒素が存在する場合があります。呼吸が速い、水面で口を動かす、泳ぎが乱れるなどの異常が出ることもありますが、検査薬で確認する方が確実です。
Q.高水温なら冷たい水を一気に入れてよいですか? 急激な温度変化もメダカへ負担をかけます。容器を日陰へ移し、風通しを確保するなど、緩やかに水温を下げてください。
Q.夏は毎日水換えをした方がよいですか? 一律に毎日大量換水する必要はありません。水量、飼育密度、餌、ろ過、水質を確認し、必要な量を安全に交換します。
Q.エアレーションを入れれば突然死を防げますか? 酸欠対策には役立ちますが、高水温、アンモニア、残留塩素、水質急変を解決するものではありません。原因ごとの対策が必要です。
Q.牡蠣殻を入れれば水質が安定しますか? 牡蠣殻は主にpHや硬度の低下を抑える素材です。汚れやアンモニアを取り除くものではなく、入れる前の水質確認が必要です。

まとめ|メダカの突然死は複数の原因から確認する

高水温だけに決めつけない
夏の大量死では、酸欠、アンモニア、過密、水質悪化などが同時に起こることがあります。
カルキ抜きと水温合わせを行う
水道水は必ず中和し、飼育水との水温差や水質差を小さくしてから使用します。
アンモニアは検査して確認する
透明な水でも安全とは限りません。高水温や高いpHでは、毒性の強いNH3の割合が増えます。
牡蠣殻や薬剤をすぐに追加しない
原因が分からないまま水質を変える素材を入れると、状況を悪化させる可能性があります。
死骸の除去と安全な水の確保を優先する
残ったメダカを守るため、死骸と汚れを取り除き、水温、酸素、水質を確認してください。
店長メグ
店長メグ 突然死の前には、容器の中で何かが変わっています

私も以前は、夏にメダカが全滅すると「暑かったから仕方がない」と考えていました。

でも実際には、強い日差し、水量不足、過密、食べ残し、酸欠、アンモニアなど、いくつもの条件が重なっていることがあります。

メダカは我慢強い魚なので、限界に達するまで異常が目立たず、突然死したように見えることもあります。

だからこそ、夏は水温計を見るだけでなく、餌の残り、飼育数、水の臭い、メダカの呼吸、水質検査まで合わせて確認することが大切です。

この記事が、突然死の原因を見つけ、大切なメダカを守る助けになればうれしいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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店長メグ
店長メグ

暑い夏は始まったばかりですよ!

店長メグ
店長メグ

みなさまも、健康に注意して頑張ってくださいね!!

著者近影

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