メダカの飼育水を綺麗にするには水換えと生物ろ過(バクテリア)のどちらが有効だと思いますか!?今回は水質維持の基本を解説します

店長メグ
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みなさまメダカ活は頑張っていますか?

私が初心者の頃、バクテリアによるろ過と水替えのどっちがいいのか問題ですごく疑問に思ったことがあります!

どっちも良さそうだけど、バクテリアが死ぬから水替え禁止みたいに言われるし・・・

そんな感じで悩みませんでしたか?

基本的な水質維持の方法として①水替え②バクテリアによる生物ろ過があげられますが、実際どちらが有効なのでしょうか?

今回はこの水替えと生物ろ過の疑問にお答えしていきたいと思います。

【STEP1】水替えのメリットとデメリット

水替えのメリット

水質を簡単にリセットできる

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私が思うメダカの好きな水質は、

①中性~弱アルカリ性
②軟水

これって水道水がピッタリなんですよね。

上記の通りですから、phが大きくぶれたときは色々サプリ製品を使用しなくても、優しく換水をするだけで十分なんです。

店長メグ
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優しい水替えと言えば点滴法ですよね。

以下に点滴容器の作り方の記事を載せておきますね。

脱窒ができる

また、バクテリアが「アンモニアを分解して最後にたどり着くのが弱毒の「硝酸塩」と言われる物質です。

この「硝酸塩」は少々なら水草が吸収してくれるのですが、過剰になると水替えで水槽外に捨てるしかありません。

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脱窒については以下の記事をご参照ください。

即効性がある

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生物ろ過もバクテリア剤を使用すればある程度即効性も期待できますが、水替えの即効性には敵わないですよね。

水替えのデメリット

店長メグ
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デメリットは簡単です。

①どんなに気を付けていても水温やphなどのショックを与えてしまう。

②飼育数が増えるほど手間も増大する。

③ ②同様に水道代の負担も大きくなる。

【STEP2】生物ろ過のメリットとデメリット

生物ろ過のメリット

バクテリアの浄化効果で水替え頻度が減るので、水質ショックを最小限にすることができる。

店長メグ
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メダカを含め観賞魚は、急に水質や水温が変化すると苦しんで弱っていきます。

ですから、できるだけ水替え回数は減らした方が良いんです。

水質ショックについては以下の記事をご参照ください。

手間やコストを削減できる

(バクテリア剤を使用しない前提ですが)飼育水を放置するだけでバクテリアは増えていきますので、水道代など費用を伴わないこともメリットです。

生物ろ過のデメリット

反応速度が月単位と遅い

バクテリアは数か月かけて増減するので、水槽立ち上げ時や飼育数の増減時にろ過が対応する反応が遅い。

そのほか、気温の上げ下げが大きかったり、雨の振り込みでバランスを崩してしまった時のリカバリにも時間がかかります。

店長メグ
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バクテリアについては以下の記事をご参照ください。

まとめ

店長メグ
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ここまでご覧いただきましたがいかがでしたか?

様々な点で、メダカはバクテリアによる生物ろ過主体で飼育する方が楽なんです。

ただ、生物ろ過は反応が鈍いデメリットを持っており、水槽立上げ時や一度調子を崩した時のリカバリーに時間がかかり、その間にメダカが死んでしまう欠点を持っています。

ですから、最初は水替えをこまめにしながら飼育し、徐々に換水量を減らして生物ろ過に移行していく方法がベターです。

または、市販のバクテリア剤を使用して一気にろ過バクテリアを増やす方法もあります。

「水替え」と「生物ろ過」

タイトルでは対立する飼育方法のように書きましたが、実は「水替え」も「生物ろ過」も互いに補い合う飼育方法なんです。

みなさまもぜひマスターしてくださいね!