
せっかく念願のメダカを飼育し始めたのに、1週間もすると毎日1匹1匹と死にはじめ、最後は全滅してしまった経験がある方は少なくないのではないのでしょうか?
私も初心者の頃ポツポツ死で悩んだ経験が沢山あります。
何をやってもメダカが死んでしまう姿を見送るのって悲しくて悲しくてたまらないですよね。
今回はどうやったら日々死んでいく流れから脱出できるかについて解説をさせていただきます。
【STEP1】メダカを助ける秘訣は毎日1/3の水換えです

メダカが好きな水質は中性~弱アルカリ性の軟水です。
これってまんま水道水なんですよ。
ご意見が分かれるところなので、私個人の私見と思って聞いてください。
「メダカ」が好きな水質って実はまんま「水道水」なんです。
だからメダカの好きな環境を維持したかったら「水道水」を維持したらいいんです。
ただ、バクテリアが全くいない「新水」だけのの飼育もリスクが高いので、私は2~3日に1回1/3水替えを推奨しています。

近所の小学校でメダカの先生をした時には、3日に一回1/3の水替えをしてねと伝えただけで、今でもメダカたちは元気に育っているそうです。

以降、ここでのバクテリアの話は以下の記事をご参照ください。
大雑把ですが、水を綺麗にする方法は2通りあって
①バクテリアに綺麗にしてもらう
②水替えで物理的に水綺麗にする
今回は②を中心に書かせていただいています。
【STEP2】水替えをしたら更に死んでしまった

水を変えると死ぬ子もいます。
もう、水替えに耐える体力もなかったんだと思います。
それでも心折れないでください。
弱って死んでしまうメダカは、どうやっても死んでしまいます。
元気な子を残すためにここはグッと堪えて頑張りましょう。
この辺りの感覚をお伝えするのは難しいのですが、通常のメダカを10元気、死ぬ直前を1元気として格付けをしたと想像してください。
ざっくり説明すると、5元気を割ったメダカはもう回復できません。
3元気以下のメダカは水替えのショックで死んでしまう事もあります。
ただ、6元気以上のメダカは無事に復活してくれます。
そうイメージしながら読んでください。
水替えをして3元気以下まで弱ったメダカが死んだからと言って水替えの手を止めてはだめです。
折れずに水替えを続けてください。
仮に全体が5元気を割っていたら全滅ですが、6元気以上のメダカがいれば次第に10元気に戻ってくれますよ。
絶対に心折れずに水替えを続けてください。

私は明確に病気の症状が出ていない場合は薬浴をせず、基本的に水替えで対応しています。
【STEP3】水換えは慎重に

とはいっても、弱っているメダカの水換えですから水質ショックを与えないように慎重にご対応下さい。
私は水質ショックを与えないために、基本的に点滴法で注水しています。
点滴容器は意外に簡単ですから以下の記事をご参照ください。

水温の変化もメダカにとって大敵ですので、水替えに使用する水は前日に汲み置いた水を水槽の近くに一晩置いて同じ水温になるように調整してください。