雨が降り続いた後の水質ケアについて/メダカの雨の影響の原因と対策・水質や水替えについて

店長メグ
店長メグ

しばらく雨が降り続いた後、急にメダカがポツポツ死んでしまった経験はありませんか?

今年(2021年)の夏は凄く雨が多かったので、私も本当にメダカの調子が落ちてポツポツ死んでしまい悲しい思いをしました。

今回は、どうして雨が続くとメダカの調子が崩れやすいかについて私の経験を交えながらご説明させていただきます。

【STEP0】2021年長崎県は2週間以上大雨が続きました

下に2021年8月の天気の記録を張り付けていますが、雨ばかりの上に、晴れマークのところもすっきり晴れた印象がなかったんですよね💦

これも異常気象でしょうかといった感じです((+_+))

【STEP1】長く雨が降り続くと何が起きるのか?

まず、前提としてメダカは弱アルカリ性の水を好む生き物です。

それと、一般的に水道水は水道管の腐食を防ぐために、極弱い弱アルカリ性に調整されていることが多いです。

そのため、しっかりカルキ抜きがされた水道水とメダカとの相性は決して悪くはありません。

ただ、良いとまで言えない理由は、どうしても天然の川などに比べると栄養分や、餌となる微生物が少なく、魚にとって有毒なカルキ(塩素)が含まれているからです。

では、実際に雨が降るとどうなるのでしょうか?

よく酸性雨という言葉を耳にされることがあると思いますが、言葉の通り雨のphは弱酸性です。

そのため、メダカの飼育水に大量に雨水が降込んでしまうと、みるみる飼育水が弱アルカリ性から弱酸性に変質してしまいます。

メダカは弱アルカリ性の水質を好むし、強めのアルカリ性の水に対しても耐性があります。

ですがメダカは酸性は苦手なので、飼育水を弱酸性に変えてしまう(酸性)雨は、メダカの飼育にとって大敵なんです。

また、水槽内の水よりも雨水の方が水温も低いので、雨が大量に降り込むと水槽の水温が急激に低下してしまうこともメダカの健康にとって有害です。

【STEP2】実際に水質変化を検証してみました

これが、「めだか屋SUN」の店頭の風景で、左手側は北西、右手側は南東です。

左手方向は昼過ぎから強い日差しが当たり、反対に右手方向はお店の建物と水温上昇対策のための遮光ネットのお陰で、直射日光が当たらない環境になっています。

「めだか屋SUN」では雨が降った際、簾を掛ける程度の雨水対策はしていますが、蓋が簾なのでどうしても強い雨が続くと、飼育水に雨水が混入してしまします。

本当は波板を使いたいのですが、私だけでは保管や設置が大変で・・・

やっぱり片づけやすくて運びやすい簾が便利です。


検証結果

日当たりがいい左手側 pH8.65
遮光されている右手側 pH5.30

面白い結果が出ました。

昨日から天気が回復して、さんさんとお日様に照らされた結果、日当たりが良い左手側は弱アルカリ性、遮光されている右手側は弱酸性に水質が分かれてしまいました。

【STEP3】なんで同じ飼育環境で水質が変化したの?

専門家ではないので断定はではない推測であることをご理解ください。

これは私の経験からの想像ですが、飼育水に雨水が大量に混入した時点では、すべての飼育容器が弱酸性に変質したと推測されます。

その後、左手側にだけしっかり日光が当たったことで、水中に植物プランクトンが増加し、飼育水がグリーンウォーターになったことで弱アルカリ性を示したのかなと思っています。

【STEP4】どうやって弱酸性解消したらいいの?

すぐに解消するためには水替えが簡単なのですが

  1. 飼育水中のろ過バクテリアが減少しろ過力が低下した結果、アンモニア中毒を起こすリスクがある
  2. 一気に水質(pH)が変化すると、メダカが水質ショックを受けてダメージを受ける可能性が高い

上記の2点から、一気に水換えをするのは不安なので数回に分けた優しい水替えをおススメします。

また、グリーンウォーターになっている飼育容器があればそのグリーンウォーターや少量の牡蠣殻を飼育容器に入れてあげると、水質を弱アルカリ性に誘導する効果があります。

濾過バクテリアの大幅な減少も見込まれるため、可能であれば市販のバクテリア剤を添加したり、雨が降り込んでいない飼育容器の水を種水として導入することをおススメします。

>AquaShopメダカ屋SUNの観賞魚飼育図鑑

AquaShopメダカ屋SUNの観賞魚飼育図鑑

長崎県五島市でアクアショップを営む『aqua shop メダカ屋SUN』メダカを中心に繁殖と販売行っています。このサイトとは別途にビーシュリンプの専門サイトも運営/ビーシュリンプの専門サイトはコチラ⇒https://aqua.zakkaya-sun.shop/

CTR IMG