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採卵したメダカの卵を見ると、ネバネバした糸が付いていて、「この糸は取った方がいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?
この糸は「着糸(ちゃくし)」と呼ばれ、自然界では水草などへ卵を固定する大切な役割があります。
しかし、人工的に孵化管理をする場合は、着糸を取り除くことで管理がしやすくなり、水カビ対策にもつながります。
この記事では、着糸を取るメリットや、私が毎年行っている100均のガーゼハンカチを使った方法をご紹介します。
結論|人工孵化するなら着糸は取るのがおすすめ
着糸を取ることで、卵同士が固まりにくくなり、水カビが広がるリスクを減らせます。
- 卵が重ならない
- 死卵を見つけやすい
- 水カビ対策になる
- 品種管理がしやすい
- 孵化率アップにつながる
着糸(ちゃくし)とは?
着糸とは、メダカが産卵したときに卵へ付いている細い糸状の組織です。
自然界では、水草やホテイアオイなどへ卵を固定する役割があります。
そのため屋外で自然繁殖させるだけなら無理に取る必要はありません。
一方で、人工的に採卵して管理する場合は、着糸を取った方が管理しやすくなります。
私が毎年使っている方法
私が使っている道具は、とても身近なものです。
100円ショップで販売されているガーゼハンカチを1枚準備するだけです。
店長メグ流
ガーゼハンカチの上へ卵を置き、指先で軽くコロコロ転がします。
すると着糸だけがガーゼへ絡み付き、卵はきれいに分かれていきます。
特別な道具も必要なく、初心者の方でも簡単にできます。
受精卵は意外と丈夫です
「転がしたら潰れてしまうのでは?」と心配される方も多いでしょう。
しかし正常な受精卵は、ゴマ粒くらいのしっかりした硬さがあります。
ガーゼの上で優しく転がす程度では、まず潰れることはありません。
逆に、簡単に潰れてしまう卵は、未受精卵や途中で死んでしまった卵である可能性が高いです。
ここもチェック
着糸を取りながら卵の状態も確認すると、白くなった卵や死卵を早めに見つけることができます。
着糸を取るメリット
着糸を取る作業は少し手間が掛かりますが、それ以上のメリットがあります。
| メリット | 理由 |
|---|---|
| 水カビ対策 | 卵同士が離れ、水カビが広がりにくくなる |
| 死卵を発見しやすい | 一粒ずつ観察できる |
| 品種管理 | 採卵後すぐに分類しやすい |
| 孵化率向上 | 健康な卵だけを管理できる |
着糸はいつ取るのがおすすめ?
私がおすすめするタイミングは、採卵した直後です。
採卵したばかりの方が着糸は柔らかく、短時間できれいに取ることができます。
その後は、水道水やメチレンブルーで管理すると、水カビ対策まで一連の流れで行えます。
おすすめの流れ
- 採卵する
- ガーゼハンカチで着糸を取る
- 未受精卵・死卵を確認する
- 品種ごとに分ける
- 水道水またはメチレンブルーで管理する
こんな場合は無理に取らなくても大丈夫
すべてのケースで着糸を取る必要があるわけではありません。
- 自然繁殖を楽しむ場合
- 屋外ビオトープで増やす場合
- 産卵床ごと孵化させる場合
このような飼育では、着糸を付けたままでも問題なく孵化することがあります。
一方で、採卵数が多かったり、高価な品種を繁殖したりする場合は、着糸を取った方が管理しやすいでしょう。
注意
ガーゼの上では優しく転がすだけで十分です。
強く押したり、爪でつまんだりすると正常な卵まで傷付ける恐れがあります。
よくある質問(FAQ)
Q. 着糸を取らないと孵化しませんか?
A. いいえ。着糸が付いたままでも孵化します。ただし、人工孵化では管理しやすくなるため、私は取り除くことをおすすめしています。
Q. ガーゼ以外でもできますか?
A. ハンカチなどでもできますが、柔らかいガーゼ素材が最も卵を傷付けにくいと感じています。
Q. 卵が潰れました。
A. 正常な受精卵なら簡単には潰れません。潰れた場合は未受精卵や死卵である可能性が高いでしょう。
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まとめ
着糸は自然界では大切な役割がありますが、人工孵化では取り除くことで管理しやすくなります。
- 100均のガーゼハンカチで簡単に取れる
- 受精卵はゴマ粒ほどの硬さがあり、優しく転がす程度では潰れない
- 簡単に潰れる卵は未受精卵や死卵の可能性が高い
- 卵同士が離れることで水カビ対策になる
- 採卵直後に行うと最も作業しやすい
私は毎年この方法で採卵から孵化管理まで行っています。
ほんの数分の作業ですが、後の管理がとても楽になり、孵化率アップにもつながるおすすめの方法です。