こんにちは!
だんだん冬が近づいてきましたが、みなさまのメダカ飼育は順調でしょうか?
寒くなるにつれて、メダカ水槽の寒さ対策や、餌切りの準備など、冬支度もクライマックス。
冬の手前は、メダカの飼い方の面でも悩むことが多い季節の一つですよね!
ところでみなさまは、メダカの稚魚がどれくらいの大きさから冬を越すことができるのかご存じですか?
地域によって、寒くなる時期や冷え込み方がまるで違うので、完全な正解は出せませんが
私の経験上、関東から西であればこれくらいかなと言うイメージと、冬の準備やメダカの飼い方について解説したいと思います。
冬越しできるメダカの稚魚のサイズから逆算すると、秋の採卵を辞める時期も見えてきますよね!
寒い冬が迫ってきましたが、みなさまメダカの冬支度はお済ですか?
冬に向けて、メダカ水槽の寒さ対策や、餌切りの準備、水換え、人によってはメダカ水槽の置き場所の変更など、冬に向けてやるべき準備がたくさんあって、大慌てではないでしょうか?
私も、冬の経験を何回しても、いつもバタバタと冬支度に奔走しています。
ところで、メダカの稚魚が冬を越せるサイズをご存じでしょうか?
ネット上でも、様々なご意見があるようです。
そこで今回は、私も大切な命で限界チャレンジはできないので、あくまで経験上の概略ではありますが、毎年の失敗や成功から導き出した、メダカが安全に冬を越せる大きさの目安や、飼い方のコツについてご説明をさせていただきます。
メダカの稚魚の冬越しでお悩みの方は、最後までご覧ください。
メダカの稚魚が冬越しできるサイズの目安は1cm採卵の目安は9月末まで
先ほども書きましたが、限界チャレンジはしていないので、あくまで目安のサイズです。
私がメダカを育てているのは、長崎県です。
地図を見ていただければ分かると思いますが、長崎県は日本全体で見るとそれほど南国と言うわけではなく、東京や大阪に比べたらやや南にありますが、四国や熊本などメダカが熱い地域に比べると、意外に北の方にある地域です。
ですから、関東から西のエリアであれば、私の記事を参考にしていただいても、間違いはないと思います。
結論ですが、私の経験では概ね1cm以上のメダカの稚魚であれば、問題なく冬越しができると思います。
ただ、同じ地域でも風や太陽のあたり方で、ずいぶん環境が変わるので、断定はできませんが、普段からメダカの飼育に適している場所なら問題ないのかなと思います。
普段から環境が整っていてメダカの飼育に適している場所であれば、問題なく飼育できるのかなと思います。
メダカの稚魚の外飼いは、あまり雨の振り込みがないことが理想ですが、余程大雨が降らなければ大丈夫の様です。
私は、9月の末まで採卵をしたメダカの稚魚が、11月末頃に1cmまで育つので、9月末までの採卵を1つの目安にしています。
ただ、最近は異常に気温が高いので、今年は10月前半までメダカの採卵をしていました。
ただ私は、メダカの稚魚の成長が間に合わなかったら、室内で冬越しをできるのでチャレンジしましたが、室内飼育ができない環境の方は無理をしない方がいいかも!
冬のメダカの稚魚の安全な飼育と冬越しのポイント
私が住んでいる長崎も、稀に完全に凍り付いてしまう日があります。
メダカの飼育水槽の選び方のポイント
ビオトープの方はどうしようもありませんが、水槽でメダカを飼われている方はご確認ください。
メダカの飼育水槽は、大きく分けて背が低いプラ舟(トロ舟)タイプと、背が高いタライタイプがあります。
Amazonでプラ舟(トロ舟)をお探しの方はこちら
Amazonでキングタブをお探しの方はこちら
ネットで調べたり、自分で経験した結果ですが、背が高いメダカ水槽の方が、横から風や寒さを受けるためか、水温が低くなりやすい印象があります。
それに、同じ水量であれば、上から見た開口部が広い水槽の方が、太陽の熱を受けやすいので、温まりやすいのかもしれません。
真冬は氷が張ることもありますが、氷の厚みも数センチなので、水深が浅くても水槽全体が凍り付く心配はないと思います。
また、メダカは寒い時期になると水槽の底で固まってしまうので、水面が凍る際に一緒にメダカが凍るような心配もないと思います。
メダカが凍てしまわない理由については、以下の記事をご参照ください。
メダカの生存率を上げるには水温変化を抑えることが大切
いくら冬の間はメダカが水槽の底の方で眠っているからと言っても、水温変化が大きな環境では、メダカの負担が大きくなるので、生存率が下がる恐れがあります。
メダカ水槽の水温変化・低下を抑える方法としては
①色が濃い水槽を使って少しでも太陽の熱を活用する
②すだれや波板を使用してメダカの水槽に蓋をしておくと、水の蒸発を減らす効果だけでなく、水温低下を緩やかにする効果が期待できる
③ある程度まではエアレーションに凍結を防止する効果があるが、逆に気化熱で水温を下げる効果もあるので、真冬はエアレーションを止める方が安心
④基本的なことですが、日当たりが良い場所を選んでメダカを飼育する
⑤できるだけ大きな水槽でメダカを飼育する⇒水量がある方が水温が安定します
以上のようなポイントがあります。
Amazonですだれをお探しの方はこちら
Amazonで波板をお探しの方はこちら
冬でもメダカの水質管理は大切
当たり前の様で、メダカが活動をしない冬に見落としがちな、メダカの水質管理も、冬の生存率の向上に欠かせないポイントです。
ただし、冬の間もずっとメダカの水換えが必要と言う意味ではありません。
年末から新年にかけての寒い間は、メダカは餌も食べず糞もしませんので、水温変化を抑える意味でも水換えは避けた方が安心です。
ただ、年が明けて2月も後半に差し掛かると、数日おきに暖かい日がやってきます。
暖かくなるとメダカの活性が上がり、餌を食べる日が出てきます。
また、気温の上下に伴って、水槽の水が温められたり冷やされたりを繰り返すようになると、水槽の中の水が腐りやすくなります。
ですから、2月後半から3月に暖かい日が増えはじめ、時々メダカが餌を食べる日が出てきたら、少しずつメダカの水換えを再開すると安心です。
暖かくなったといっても、メダカは活性が低く、体の抵抗力もおちているので、余程のことが無ければ、全部水を換えるようなことは避けてください。
柿の葉やマジックリーフに含まれるタンニンには、水を殺菌する効果があるので、冬の間のメダカ水槽へ柿の葉を入れておくと安心です。
最後に
ここまで、メダカの稚魚が安全に冬越しできる大きさと、安全な冬の間のメダカの飼い方について解説をしてきましたがいかがでしたか?
私も、冬越しは年に1回しか経験できませんし、メダカへ餌やりなどもしないので、メダカに関わったり観察することが少ない時期になります。
当然、何がメダカの飼い方の正解で、何が間違いかも曖昧になりやすい時期なので、悩みも多いかと思います。
そのような時は私の記事を思い出していただき、参考にしていただければと思います。
この記事が、みなさまのお役に立てると嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!