最近はロングフィンタイプのメダカが増えて、メダカを横見で飼育する方も増えてきましたよね!
せっかくガラス水槽で横見飼育をするなら、メダカと一緒に水草も育ててみたいと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
でも、金魚で定番のマツモやアナカリスなら、そのまま水槽に植えても大丈夫ですが、アクアショップで見かけるような珍しい水草はCO2の添加を必要とするものも多く、なんだか敷居が高い印象ですよね。
今回は、そんな水草を育てたい時に、CO2添加にチャレンジしやすい「テトラCO2キット」をご紹介させていただきます。
最近のロングフィンブームで、メダカを横見で飼育される方も増えているのではないでしょうか?
せっかく水槽で飼育するなら、メダカと一緒に水草も育ててみたいとお考えの方も多いと思います。
でも、水草を育てるといっても、アクアショップで見かけるような水草を綺麗に育てるには、CO2(二酸化炭素)の添加が必要な種類も多く、少し敷居が高く感じてしまいますよね。
私も、「水草栽培ってなんだか難しそう!」と思ってずっと敬遠してきました。
何かお手軽に水草栽培にチャレンジする方法はないのでしょうか?
実はあるんです!
今回は、私も愛用している低廉な費用でCO2が添加できる「テトラCO2キット」をご紹介させていただきます。
【STEP1】テトラCO2キット(CO2Kit)をご紹介します
いきなりですがテトラCO2Kitはこのような商品です。
普通にCO2を添加するための機器を全部揃えると1万円以上かかります。
でも、このCO2キットはナント2千円以下で購入できるので、凄くコスパよくCO2が添加できます!
キットの構造は、水中に設置した拡散筒にCO2缶の二酸化炭素を吹き込むだけの簡単な作りです。
大きさはこんな感じです。
【STEP2】テトラCO2キットの使い方
これがCO2キットを設置した様子です。
以下にCO2キットの使用方法の抜粋を記載します。
※拡散筒満タン1回あたりのCO2は0.19g(約190㎜g)
水草水槽では一般に1Lあたり5~15mgの二酸化炭素濃度にすることをおすすめします。
例えば30㎝キューブ水槽の水量が27リットルなので、27ℓ×(5㎎~15㎎)=(135㎎~405㎎)がCO2濃度の目安になります。
拡散筒が満タンで約190㎎なので、私は水草やヤマトヌマエビの様子を見ながら抑え気味に数日に1回、拡散筒に2~3㎝程度のCO2を添加しています。
これだけでも、随分水草の生育が良くなりました。
テトラCO2キット最大のデメリットが、CO2カウンター(泡の出方でCO2の添加量を確認する装置)がないため、実際にどれくらいCO2が添加できているか?添加量の目安がどれくらいか?を、客観的に確認する方法が「溶存二酸化炭素試薬」を使用して、実際にCO2の濃度を確認する方法しかありません。
以下の商品がCO2テストの試薬です。
コストはかかりますが、こちらを使えば実際に水中に溶けているCO2の量を確認できます。
特に小さい水槽でCO2添加をお考えの場合は、あった方が安心だと思います。
CO2テストがない場合は、魚が鼻上げ(水面でパクパクする)していないか、ヌマエビが死んでいないか等、生体の様子でCO2の過剰を判断する方法があります。
その他、CO2が濃くなると水質が酸性に傾きますので、極端にphが下がった場合も注意してください。
もし、CO2が過剰だと思われるときには、直ちに大幅な換水対応をお願い申し上げます。
最後に
この「テトラCO2Kit」は、通常のCO2添加機器の導入に比べて1/10以下の費用で導入ができます。
先ほども申しましたが、このキットはお値段相応だと思いますが、CO2添加量を確認する機能が省略されています。
その為、使い初めに、毎日どれくらいのCO2を添加していくか判断する手間が掛かります。
私は、本格的に水草を栽培しているわけではないので、魚の安全のために適正なCO2添加量に対して、過剰でなければ少々不足しても構わないと考えています。
このキットはそれくらいの軽い気持ちで水草にチャレンジされる方におすすめです。
「テトラCO2Kit」で水草栽培にチャレンジして、物足りなさを感じるようになってから、本格的なCO2添加機器を揃えると無駄がないのではないでしょうか?