
こんにちは。主にインスタグラムとブログで写真活動をしているKatyです。

いつも、私のインスタグラムとブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私の主な生活は、写真撮影とメダカ飼育のブログを書きながら、自分で撮影した写真と繁殖したメダカを販売して生活しています。

このブログでは、私がインスタグラムとブログを執筆する中で蓄積した、一眼レフカメラとミラーレスカメラの撮影方法をご紹介しています。

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ここからが、今回の本題です。
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みなさま、写真撮影でクロップすること(一部を切り取ること)について、様々なお考えがあると思います。

ですから、この記事の内容については、これが正解という意味ではなく、私の一意見としてお考え下さい。

最初に写真を大きめに撮影しておいて後でクロップする撮り方が、被写体が切れる失敗がないので良いのでは?

そのような、お考えの方がいるようですね。

野鳥撮影など遠くの被写体を撮影する時にはクロップも大切

写真のクロップ(一部切り取り)問題は意外にシビアなので、軽い話から行きますね。

私も野鳥を撮ることがありますが、望遠レンズで拡大しても被写体が小さ過ぎたら、写真を切り取って仕上げるのは普通です。


一眼レフやミラーレス一眼で小鳥を撮る時に、運良く野鳥が近くに来てくれることは稀です。
ですから、お持ちの望遠レンズで光学的に被写体を拡大しても小さ過ぎる場合に、写真をクロップして被写体を大きく見せるのは普通のことです。
一部電車の写真の世界では、被写体が小さくてもクロップは駄目っぽい話も聞きますが、野鳥をクロップして大きく見せるのは普通だと思っています。

私は、カメラは趣味の世界ですから、あまり難しく考えなくてもねと思います。
カメラを使った風景写真でクロップありきの撮影は検討の必要がありそうです

最近は1億画素のカメラもあるので、1億画素の写真をクロップしても、私の2千万画素のカメラより綺麗説があります。

だから、写真はクロップありきで大丈夫みたいにお考えの方もいるようです。
最近のカメラは凄く性能が向上していて、私のカメラより何倍も画素数が多いカメラが増えてきました。
ですから、高いカメラを使って高画素で撮影しておけば、後で余分な部分を切り抜いたとしても、昔のカメラや今の入門機よりも画素数が多くて綺麗だからクロップ前提で問題はない。
そのようなご意見もあると聞きます。

このような撮り方のご意見について、敢えて私は×とは言いませんが、△だと思っています。

では、この作例をご確認ください。





今朝は50㎜の単焦点レンズだったこともあり、最初の1枚目は最大の遠景で、残りの3枚が歩いて人力ズームしてきた写真です。
〇参考

今朝のレンズはこのレンズの、何代も前のレンズです。

私はsigmaさんのレンズ好きです。

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話は戻りますが、上記の作例を比較していただければ分かりますが、最初の遠景をクロップしても、残りの3枚の写真はできません。

私が△と申し上げたのは、こうやって歩いて移動して、様々な角度を検討したうえで、後でクロップという判断はあると思います。

ただ、パッと一カ所から風景を眺めて、写りを検証することなく「後で切ればいいや」はちょっと違うなと思っています。

ロケ地を時間を掛けて歩き回るって、すごく大切ですよ。


この写真は一番遠景の写真を撮った場所へ行く前に撮影した、数メートル離れた場所の風景写真です。

もし、私に隅々までロケ地を歩き回る習慣がなければ、先程の4枚の写真はなかったかもしれません。

後でクロップしたらいいやと、短時間で撮影を済ませている方がいたら、もう少し歩いて散策することも大切だと思います。
わずかな移動やカメラの角度を変えて撮るだけでもガラッと風景写真は変わる



この2枚も、同じ場所を50㎜単焦点レンズで撮影しています。

2枚の違いは、私が横に2m移動し、カメラの上下の角度を変えただけです。

これもクロップありきでは撮れていない写真です。
一眼レフやミラーレス一眼で撮影する写真は、同じ場所の風景写真であっても、わずかな移動、わずかなカメラの上下角度の変化、もっと言えば露出やF値を変えるだけで、写真が変わってきます。
さすがに決めつけることはしませんが、大きな写真を後でクロップすれば良いとお考えの方が、ロケ地で隅々まで場所を探検したり、同じカットを露出を変えながら何枚も撮影するのかな?
そう思うのが、私のクロップの△ポイントです。

あまり大きな声で言ったことはありませんが、私はこの夜明けだけでも100枚以上撮影しています。

カメラには寿命があるので、あまり一時にたくさんシャッターを押すのは嫌なのですが、良い写真を目指すと枚数が増えていきます。
〇参考
カメラの種類にもよりますが、一眼レフやミラーレス一眼はシャッター回数が10万回~50万回くらいでシャッターユニットの寿命を迎えるのが一般的です。
仮に40万円で購入したカメラが10万回のシャッター操作で寿命を迎えると考えたら、シャッター1回の単価は4円になります。
ですから、もしも常にカメラを10連写にして撮影している方が居たら、一回のシャッターの単価は4円×10回で40円にもなります。
カメラの連写は便利な機能ですが、勿体ないですよね。

念のためですが、私は勿体なくて連写撮影をしていません。

一カ所でも角度を変えて、露出・F値を変えてとしていれば、5枚×20カ所くらいはすぐです。



この2枚も同じ場所・同じ日時の作例です。


これが今回の撮影場所の全景ですが、これを見て後で切ろうかと考えていたら、この日の作例はすべてなかった写真になります。

繰り返しになりますが、様々に検討して撮影した結果、自宅で何らか理由があってクロップするのは普通だと思います。

私も家で写真を確認したら、端の方に人が居た、車が居た写真を切ることもあるし、水平が狂っていればクロップで調整もします。

私が良くないなと思うのは、パッと見てパッと撮って終わることです。

しっかり歩いて検証・検討の上で撮影した写真を、最終的にクロップして仕上げるのは大切な作業だと思います。

私は撮影にα7シリーズを使用しています。

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まとめ

ここまで、私が考えるカメラを使った写真で、クロップを前提にしない撮り方についてご説明してきましたが、いかがでしたか?
ここまで、私が考える一眼レフやミラーレス一眼を使って撮影した写真の、クロップを前提にしない撮り方について解説してきました。
繰り返しになりますが、私も水平が出ていない時や、不要なものが写り込めば普通に消しゴムやクロップ作業をします。


このジョウビタキもクロップして整えた作例です。

当然、写真の水平が狂っていて、クロップ修正で仕上げることもあります。
ここまで作例を交えてご説明してきたので、誤解は少ないかなと思いますが、私の中でもクロップが悪ではありません。
写真の狂いをクロップして修正するのも、大切な仕上げ・レタッチ作業だと思います。
この記事でご提案しているのは、カメラの画素数やクロップ機能に頼らず、実際にロケ地を歩いて回りながら色々と撮影してみると、意外な発見や違った写真が撮れますよという話です。
まだ、時間を掛けてロケ地を歩いた経験がない方がいましたら、一度時間を掛けて色々と探検してみてください。

是非みなさまも、この記事の内容をご活用いただき、素敵な風景を撮影してみてください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事が、みなさまのカメラ生活のお役に立てると嬉しいです。
