
こんにちは。主にインスタグラムとブログで写真活動をしているKatyです。

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私の主な生活は、写真撮影とメダカ飼育のブログを書きながら、自分で撮影した写真と繁殖したメダカを販売して生活しています。

このブログでは、私がインスタグラムとブログを執筆する中で蓄積した、一眼レフカメラとミラーレスカメラの撮影方法をご紹介しています。

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ここからが、今回の本題です。

カメラ初心者の方とお話をしていると

一眼レフやミラーレス一眼を選ぶ時のセンサーサイズは、APS-Cセンサーとフルサイズセンサーのどちらが良いかを聞かれることがあります。

カメラのイメージセンサーのサイズについて知りたい方は、先に以下の記事をご覧ください。
⇒フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーの違いはこちら

最初に一眼レフとミラーレス一眼のセンサーサイズを復習

最初にデジタルカメラのセンサーサイズについて復習しましょう!




一眼レフやミラーレス一眼のカメラの中心に見える、緑っぽいガラスのような部品をカメラのイメージセンサーと呼びます。

カメラのイメージセンサーには、様々に大きさの規格があり、大きい順にフルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズなどと呼ばれています。

基本的に、値段が高いカメラほどセンサーサイズが大きくなりますが、センサーの大きさがカメラの価値を決めるというわけではありません。
APS-Cセンサーの魅力と向いているシチュエーションとは?

以前、フルサイズセンサーとAPS-Cの比較記事でも書きましたが、私は両者の違いを、ポスターカラーのようなAPS-Cと、水彩のようなフルサイズセンサーと理解しています。
フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーを実際の作例を使って比較



さて、どちらがフルサイズセンサーで、どちらがAPS-Cセンサーでしょうか?

もし悩まずに一発で見分けることができたら、一眼レフカメラの中級者以上だと思います。

正直言って、撮り手が同じでシチュエーションも同じであれば、一眼レフもミラーレス一眼も、ボケ感以外はセンサーサイズで大きな違いはありません。

しかも、写真のボケ感はレンズのF値でも変化するので、単純比較は難しいと思います。

私も、昼間の写真に限れば、過去作を見ていて、どちらのカメラで撮ったのか判断が付かない事もあります。

よほど周囲が暗いとか、コントラストが高いとかでなければ、そこまでセンサーサイズの違いは感じません。
一眼レフでもミラーレス一眼でもAPS-Cセンサーの弱点をメリットに変える意識改革が大切


一般的に、①ボケにくい②色の階調が少ないなどが、APS-Cの弱点のように言われています。

私は、その特徴を逆にAPS-Cのメリットと捉えて使っています。
APS-Cセンサーはフルサイズセンサーに比べて
①ボケにくい
②色の階調変化が少ない
③暗い場所での撮影が苦手
と言われています。
でも、これらの特徴の裏を返せば、APS-Cセンサーはパンフォーカス(隅々までピントが合う事)が得意で、階調変化が少ない明るい写真を撮りやすいと捉えることができます。



この作例も1枚目がフルサイズで、2枚目がAPS-Cセンサーで撮影した写真です。

センサーの差が極端な写真を選びましたが、フルサイズセンサーで人物を撮ると、どうしてもエモい感じの写真に仕上がってしまいます。

そのため、私は旅行のスナップなど、爽やかに撮りたいシチュエーションではAPS-Cのカメラを多用しています。

先程の写真でいえば、人も鯉のぼりもボケないことが大切なシチュエーションですよね?

そんな時には、APS-Cセンサーの一眼レフやミラーレス一眼が最良の選択です!

α6700が、代表的なSONYのAPS-Cセンサーのカメラです。

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APS-Cセンサーが苦手なシチュエーションとは?

メリットばかり書くのは不公平なので、APS-Cセンサーが苦手な写真をご紹介します。



この写真も、1枚目がフルサイズセンサーで2枚目がAPS-Cなのですが、どうしても暗い場所の撮影では、色の階調やボケ感に差が出てしまいます。

このような写真が好きな方は、迷わずフルサイズセンサーのカメラを選んでください。


晴れた日の空の写真でも、フルサイズセンサーだと何となく雰囲気がある写真に仕上がります。

暗い場所での撮影や、少し雰囲気がある写真がお好みの方は、フルサイズセンサーのカメラをおすすめします。
フルサイズセンサーへステップアップを検討の方はレンズ購入時に注意が必要

フルサイズセンサー用のレンズをAPS-Cに付けることは可能ですが、基本的にその逆はできません。

APS-Cユーザーの方で、将来フルサイズセンサーのカメラをご検討の方は、最初からフルサイズ用のレンズで揃えることをおすすめします。

フィルムカメラ用のレンズは、フルサイズセンサーでも使えるので、オールドレンズはどちらでもお使いいただけます。

私が撮影に使っているフルサイズのミラーレス一眼は、Sonyの初代α7です。

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まとめ

ここまで、フルサイズセンサーと比較しながら、APS-Cセンサ-の魅力をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
ネット上には、APS-Cセンサーとフルサイズセンサーではどちらが良いですか?のような記事が溢れていますし、私自身も質問を受けることがあるので、この記事を書かせていただきました。
一眼レフもミラーレス一眼も、センサーサイズによって値段が上下するため、低価格帯が多いAPS-Cに入門機のような印象をお持ちの方もいるようですが、写真の特徴や個性に違いが出るだけで、どちらが良いという事もありません。
ただ、どのようなシチューションでも万能に撮れるという点では、フルサイズセンサーに分があると思います。
私はフルサイズセンサーとAPS-Cセンサーを使い分けるので実感するのですが、旅行誌やパンフレット、旅行会社のポスターのような、海と空がパッと鮮やかで明るい写真は、断然APS-Cセンサーの方が撮りやすいです。
逆に、夜明けの海のような暗くて、明るさの幅が広い(コントラストが大きい)シチューションをAPC-Cで撮影すると、硬い雰囲気の写真に仕上がってしまいます。
稀に、「高いだけのフルサイズセンサーはいらない!」と言い切る極端な方もいるようですが、私はフルサイズセンサーもAPS-Cセンサーも、それぞれの魅力を生かしてご活用いただければ良いのではないかと思っています。

どちらのセンサーが良いとか悪いではなく、主観的な好みの問題なので、最初はご自身が撮りたい写真の雰囲気で選んでいただいて良いと思います。

インスタは、明るく華やかなAPS-Cの方が向いているかもしれませんね!
是非みなさまも、この記事の内容をご活用いただき、素敵な風景を撮影してみてください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事が、みなさまのカメラ生活のお役に立てると嬉しいです。

いつもの締めの1枚ですが、この階調感はフルサイズセンサーでないと難しいかもしれません。
