こんにちは。主にインスタグラムとブログで写真活動をしているKatyです。
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私の主な生活は、写真撮影とメダカ飼育のブログを書きながら、自分で撮影した写真と繁殖したメダカを販売して生活しています。
このブログでは、私がインスタグラムとブログを執筆する中で蓄積した、一眼レフカメラとミラーレスカメラの撮影方法をご紹介しています。
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ここからが、今回の本題です。
みなさまが、カメラで波打ち際に立って海を撮る時には、写真のどの位置に水平線を置いて撮影していますか？
もしかしたらカメラ初心者の方は、あまり水平線の位置を意識していないかもしれませんね。
風景写真の構図は、二分割構図や三分割構図が一般的です。
ですから海の風景を写真に撮る時には、水平線を写真の中心か、上1/3・下1/3に配置することが多いです。
一眼レフやミラーレス一眼を使った風景撮影では、上記の基本構図をベースに撮影するのが一般的です。
カメラの構図の基本に立ち返ると、海を撮影する時の水平線の位置は、写真の真ん中辺り（二分割）か、上1/3下1/3（三分割）のどちらかになりますよね？
でも、風景を基本的な構図にハメ込んで写真を撮ると、本当に素敵な写真に仕上がるのでしょうか？
海の風景を二分割構図で撮影した写真のイメージ
海の風景を二分割構図で撮影した作例です。
写真の真ん中に水平線を置く二分割構図で海を撮影すると、安定した風景写真に仕上がります。
一眼レフカメラ初心者の方は、二分割構図を使った写真が撮り易いかもしれません。
ただ、二分割構図ばかりだと、なんだか海と空がどっちつかずな印象が残ります。
海の風景を三分割構図で撮影した写真のイメージ
海を三分割構図で撮影した作例です。
海を三分割構図で撮影すると、カメラマンが海と空のどちらを主役に感じていたか表現することができます。
風景撮影に慣れてもっと被写体の魅力を引き出したいニーズが出てきたら、二分割よりも三分割構図の方が良いかもしれません。
ただ、上の写真は水平線と灯台と太陽の位置関係に違和感がありませんか？
この写真は、三分割構図にこだわって水平線の位置を決めた結果、被写体が写真の上端へ寄ってしまっています。
これが、二分割構図や三分割構図にこだわり過ぎると起きる弊害の例と言えます。
二分割構図・三分割構図にこだわり過ぎない風景写真の撮り方と撮影時の注意点とは？
私が海の風景を撮影する時は、その日の天気・風景を見定めて、海と空のどちらを主役にするか決めてから撮影しています。
そして、基本的な構図のバランスに縛られず、海・空の魅力を引き出せる最善の水平線の位置を探るようにしています。
海の魅力を引き出す写真の構図のイメージ
この記事を書くために撮影してきた海の写真です。
今日はあいにく曇り空でしたが、わずかな太陽光で輝く水面が印象的な風景でした。
そして、水面の輝きを十分に生かしたくて選んだ水平線の位置がこちらです。
⇒水面の輝きを綺麗に撮る方法はこちら
【参考】今日の撮影で私が使用しているカメラレンズ
時折、撮影機材のご質問をいただきますが、私は特別な機材は使っていません。
このレンズは、私が愛用中の一般的なSonyのフルサイズカメラα7用の標準レンズです。
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空の魅力を引き出す写真の構図のイメージ
今朝は曇り空でしたが、一瞬太陽が顔を出してくれたので、その瞬間を逃さず空を撮影。
太陽の光に照らされて、濃く陰影が出ている雲が美しかったので、空を中心にした大胆な構図を選びました。
風景を幅広に撮影していますが、レンズは標準レンズのままでワイド端28㎜を使用しています。
構図にこだわり過ぎない写真と二分割構図守って撮影した写真の比較
ここで改めて、水平線を自由に置いて撮影した写真と、ベーシックな二分割構図の写真を比較してみましょう。
写真の安定感では二分割構図に軍配が上がりますが、写真の迫力では自由な撮り方に軍配が上がると思いませんか？
ここまで作例を比較された方ならわかると思いますが、優等生的で安定した写真を撮るためには、基本の二分割構図や三分割構図がベストな選択だと思います。
私も、いつも適当に撮っているのではなく、風景写真の7割で二分割構図や三分割構図を使用しています。
と言うより、風景撮影に慣れてきた今でも、普通に撮影すると自然に二分割構図か三分割構図に落ち着きます。
よほど特別な風景でなければ、基本の構図が最善だと思いますよ。
ただ、基本の構図に制約され過ぎて、必要な風景の一部が切れてしまっては本末転倒です。
この写真が良い例ですが、もし私が正確な三分割構図にこだわり過ぎていたら、雲の丸みが切れていたと思います。
これは、私だけの癖かもしれませんが、私が海の水面を取る時には、足元の陸が写るように撮影しないと半端な気持ちになってしまいます。
そのようなこだわりがあるので、水面の撮影では三分割構図をはみ出すことが多くなります。
こういうこだわりは、個性と呼んで良いのかもしれません。
私は写真撮影にα7の初代を使用しています。
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まとめ
ここまで、カメラで海を撮影する時の水平線の位置について書かせていただきましたが、いかがでしたか？
ここまで、一眼レフやミラーレス一眼で写真を撮る時の、私なりの構図と水平線の置き方について書かせていただきました。
私がカメラで海を撮る時の水平線に対するこだわりをお伝えしましたが、みなさまのカメラ生活の向上に役に立てそうでしょうか？
ただ、繰り返しになりますが、基本の二分割構図や三分割構図が写真撮影の基本であり、私も普段から意識して活用させていただいています。
表現が難しいのですが、闇雲に基本を破壊することは、けっして個性ではないと思います。
基本の大切さを踏まえたうえで、必要以上に縛られない臨機応変さと、自由度が必要なのだと思います。
写真を撮影する時に、海も空も優先順位を選べない時には、素直に二分割構図で撮影してみてください。
そして、構図にこだわると大切な風景が切れてしまうような時には、自信をもって構図の枠から飛び出してみてください。
きっと満足できる写真が撮れると思いますよ。
是非みなさまも、この記事の内容をご活用いただき、綺麗な海の風景を撮影してみてください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事が、みなさまのカメラ生活のお役に立てると嬉しいです。
遠くの太陽も、テレコンバーターがあれば大きく撮れちゃいます！
