
こんにちは。主にインスタグラムとブログで写真活動をしているKatyです。

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このブログでは、私がインスタグラムとブログを執筆する中で蓄積した、一眼レフカメラとミラーレスカメラの撮影方法をご紹介しています。

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ここからが本題です。

みなさまは、カメラで写真をする時に、シャッタースピードの目安を、どのような目線で判断していますか?

ミラーレス一眼・一眼レフで写真を撮影する時のシャッタースピード設定とは?

そもそもカメラのシャッタースピードとは何でしょうか?
写真撮影に、スマートフォンやコンデジしか使ったことがない方には、馴染みが薄い設定シャッタースピード。
一眼レフやミラーレス一眼のシャッタースピードを簡単に説明をすると、カメラが写真撮影をする瞬間の長さのことで、一般に速さを1/〇〇秒と表現します。

写真を撮る時のカメラの瞬きの長さと考えれば、分かりやすいかもしれませんね。

シャッタースピードは、シャッターが開いている時間の長さで、遅い速度は30秒、速くなるにつれて1/6,000秒などと表現します。
スマートフォンやコンデジは、カメラやAIが自動でシャッタースピードを決めてくれるので、カメラを使った撮影経験がない初心者の方が、シャッタースピードという言葉に馴染みがないのは当然です。
先程も書きましたが、シャッタースピードとはカメラの瞬きの長さです。
一般に一眼レフレフやミラーレス一眼のシャッタースピードを変更すると、写真に以下のような変化が起きます。
①シャッタースピードを遅く(長く開ける)すると、たくさん光を取り込んで写真が明るくなるメリットがある。
※長くなりすぎると写真が真っ白になってしまうので注意が必要
②シャッタースピードが遅くなると、動きが速い被写体がブレて写ってしまう上に、手振れのリスクも高くなる。

ミラーレス一眼や一眼レフカメラは、被写体の動きの速さや、周囲の明るさに応じてシャッタースピードを変更する必要があります。
基本的なカメラのシャッタースピードの設定と判断について

先ほども書いたように、周囲の明るさや、被写体の動きの速さに応じて、シャッタースピードを変える必要があります。

Mモード(マニュアルモード)とSモード(シャッタースピード優先)以外で撮影する場合は、カメラがシャッタースピードを判断してくれるので便利です。
カメラには、誰でも簡単に写真を撮れるよう、様々なオート撮影モードが搭載されています。
撮影モードの中で、設定を自分で決めるMモードと、シャッタースピードだけを自分で決めるSモード以外は、カメラが自動でシャッタースピードを決めてくれるので簡単です。
※自動でも暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりすぎてブレが起きやすくなるので、無視しても大丈夫と言う訳ではありません。
また、詳細は後ほど書きますが、カメラは被写体の動きの速さを考慮することができないため、動きが速い被写体の撮影では、撮影モードをMモードやSモードに切り替えて、カメラにシャッタースピードの指示をする必要があります。

シャッタースピードが遅くなると、手振れのリスクが高くなることにも注意が必要です。
被写体の動きの速さからカメラのシャッタースピードを判断する目安とは

まずは、被写体の動きの速さから、カメラのシャッタースピードを判断する基準をご説明します。


私が撮影したジョウビタキですが、この時のシャッタースピードが1/1,000秒です。


こちらのメジロの写真は、周囲が暗かったので1/500秒で撮影しています。
上の写真を見ていただければ分かりますが、カメラのシャッタースピードが速くなるほど、動きがある被写体を、しっかり止めて写すことができます。
ただ、何も考えずにシャッタースピードを速くし過ぎると写真が暗くなってしまうので、特に周囲が暗い時間の撮影では、シャッタースピードを遅くする必要があります。
逆に言えば、被写体のブレを楽しむ撮影以外で、かつ周囲が明るい環境であれば、シャッタースピードは速いくらいが安心です。
詳細は、今後Mモード撮影の記事で解説しますが、私も昼間の撮影はシャッタースピードが1/6,000秒(私のカメラでは最速設定)なんてのが普通です。

シャッタースピードの設定は、最終的にF値とのバランスで調整することになります。


この写真が、カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮った写真です。

シャッタースピード1/800秒程度では、水の雫は止まって見えますが、鳥の羽先はブレてしまいます。
3枚の野鳥の写真をお見せしましたが、違いが一目両全ですよね。
私が野鳥を撮る時には、カメラのシャッタースピードは1/500秒が最低ラインです。
鴨などのように、ゆっくりと泳ぐ性格の野鳥であれば、手振れの軽減を含め1/500秒でも足りますが、飛び立つ瞬間など激しく動く野鳥は1/800秒でも、わずかにブレが残ります。
私の経験では、シャッタースピードを1/1,000秒まで速くできれば、ほとんどの野鳥をしっかり止めて撮れると思います。

これは、人間の子どもの撮影でも同様です。
私が子どもの写真を撮る時には、カメラのシャッタースピードを1/800秒以上にして撮影しています。
人間は野鳥ほど速くは動きませんが、それでも1/500秒だと指先などにブレが出ることがあります。
ですから、指先・足先までしっかりと止めたい写真撮影で、かつ明るさが適度に明るい場所では、人の撮影であっても1/1,000秒以上での撮影が確実です。
体育館などの暗い屋内撮影は、F値が2.8以上の明るいレンズでないと、シャッタースピードが出せず、なかなか厳しい撮影になると思います。

こちらのレンズは、Sonyのミラーレスカメラ用です。一眼レフや他のメーカーのカメラの方はご注意ください。

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強風時は、植物もかなり揺れますから、風が強い日の撮影では、静物であってもカメラのシャッタースピードを1/500秒以上にすると安心です。


この写真は私のフォトACの写真です。雨は1/500秒でここまで止めて撮ることができます。
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動きの速い被写体の撮影では最低でも1/500秒、明るさと折り合いが付けば1/1,000秒以上に設定すると確実です。
手振れ対策におすすめするカメラのシャッタースピードの目安とは

花や風景しか撮らないので、シャッタースピードは気にしない。そう思っていると失敗しますよ。
例えばシャッタースピードを1秒に設定していると、カメラは1秒かけてシャッターを開け閉めして写真を撮ります。

1秒間、カメラをブラさずに固定するとか無理ですよね?
カメラにもよりますが、私のカメラだとシャッタースピードを30秒まで遅くすることができます。
30秒まで遅くなくても1/、シャッタースピード1/2秒、つまり0.5秒間だったとしても、自分でカメラを手持ちして手振れさせないのは困難です。
特に望遠レンズのように、遠方の風景を的にするレンズでは(遠方とも限りませんが・・・)シャッタースピードが遅くなると手振れの原因になってしまいます。

一般的には、レンズの焦点距離分の1秒以上でシャッタースピードを設定すると、ブレずに確実と言われています。

つまり、28㎜~70㎜の標準ズームレンズであれば、シャッタースピードを1/70秒以上に設定すると安全となります。
一般的に写真撮影時に手振れを防ぐには、カメラのシャッタースピードをレンズの焦点距離分の1秒に設定すると安心と言われています。
ただ、暗い夜明けの撮影で、しかもカメラのレンズが暗い望遠レンズだったりすると、まともに1/300秒以上のシャッタースピードを確保するのは大変です。
写真が暗い時には、カメラのISO設定を高くして(※1)機械的に明るさを確保することもできますが、画質を良くするためには低いISOで撮影したいところ。
そのような時、私は手持ちで根性でカメラをホールドして、”焦点距離の半分くらい分の1秒”で撮影することもあります。
それでも意外に手振れせず大丈夫だったりします。

可能な方は、三脚でカメラを固定すると、手ブレのリスクを避けることができます。

ただし、三脚を使用してもシャッターを押す瞬間にカメラがブレてしまうので、セルフタイマーやレリーズ※2を併用して下さい。
※1 カメラのISO設定とは、カメラの内部で電子的に写真を明るくする機能です。
ISOを高くすると暗い場所でも明るく写真を撮影できますが、同時に写真がノイズで汚くなりやすいので、カメラのISOの上げ過ぎには注意が必要です。
※2 レリーズとは有線・無線の遠隔シャッターボタンを指します。

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価格が安いカメラ用の三脚もありますが、安いものは自立力が弱いので、自撮りには使えますが、暗い場所での手振れ防止には役不足です。

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意識してカメラのシャッタースピードを遅くするスローシャッター撮影とは

作例がなくて恐縮ですが、水面や滝が真っ白で幻想的な写真がありますよね?

そのような写真は、1秒~1/2秒くらいの遅いシャッタースピードで撮影されています。


私は好んで遅いシャッタースピード(スローシャッター)撮影はしないのですが、1/2秒くらいで撮影するとこんな風になります。

スローシャッターで撮影をすると、面白い写真や幻想的な写真が撮れますので、興味がある方はチャレンジしてみてください。

私はうっかり三脚を倒して泣く目に遭ったので、怖くて手持ち撮影がメインです。
まとめ

ここまで、一眼レフとミラーレス一眼で写真を撮る時のシャッタースピードについて書かせていただきましたが、お役に立ちましたか?
カメラのシャッタースピードは、一眼レフやミラーレス一眼の撮影経験があっても、オートモード撮影(Aモード・AVモードなど)しか使わない方は縁がないかもしれません。
それでもシャッタースピードは、お子さまとの家族写真や、野鳥が好きな方には欠かせない大切なカメラの設定項目です。

夜空や花火・水面の撮影ではスローシャッターの知識が必要になります。
カメラのシャッタースピードの目安は
①雨や水滴は1/500秒以上
②子どもは最低でも1/500秒以上で、確実なのは1/1,000秒
③野鳥は最低でも1/800秒以上、確実なのは1/1,000秒以上
④スポーツ撮影は1/1,000秒以上が確実
⑤手振れ防止は1/焦点距離(秒)ですが、根性でホールドするか三脚を使えば減らせる
※カメラに手振れ防止機能がある場合もブレを軽減できます
⑥経験上白い水面や滝の写真は1/2秒から1秒の範囲が多い

①~⑤を目安に、最後は自分で写真を撮りながら試してみることが大切です。

私も初心者の頃、子どもは1/200秒以上みたいな記事を読んで真似した結果、見事に足元がブレブレでした。

写真のブレ方は、お持ちのカメラのブレ補正機能で違ってくるので、記事を鵜呑みにせず、必ずご自身の写真で確認することをおすすめします。
私のシャッタースピードの解説は以上です。最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事がみなさまのカメラ生活のお役に立てると嬉しいです。
