
こんにちは。主にインスタグラムとブログで写真活動をしているKatyです。

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私の主な生活は、写真撮影とメダカ飼育のブログを書きながら、自分で撮影した写真と繁殖したメダカを販売して生活しています。

このブログでは、私がインスタグラムとブログを執筆する中で蓄積した、一眼レフカメラとミラーレスカメラの撮影方法をご紹介しています。

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ここからが、今回の本題です。

カメラ初心者の方とお話をしていると、一眼レフやミラーレス一眼に付いてくるキットレンズの次のレンズには、何を選ぶと良いですか?と聞かれることがあります。

今、私はレンズを15本くらい持っていますが、特に機材集めが好きなわけではありません。

初心者の頃に、訳も分からず安い中古レンズを買い漁った結果です。

正直に言えば、1万円以上のレンズは15本のうち4本くらいしかありません。

でも、やっぱり高級レンズや、単焦点レンズを揃えるべきなのでしょうか?

一眼レフとミラーレス一眼におすすめのレンズは標準ズームレンズと望遠レンズ

いきなり結論ですけど、一眼レフやミラーレス一眼の最小装備は、標準ズームレンズと軽い望遠レンズです。

広角レンズは?と聞かれそうですが、最近の標準ズームレンズは広角端が28㎜位まで短くできるので、最初はそれで十分だと思います。
望遠レンズ・標準レンズ・広角レンズのイメージ

詳しくは下のリンクから、望遠レンズと広角レンズの記事をご確認ください。


私は、標準レンズとしてSONYのフルサイズ用のキットレンズと、シグマの古いレンズを使っています。

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一枚目が標準レンズの作例で、2枚目が望遠レンズの作例です。

手元に望遠レンズがないと、野鳥撮影だけでなく”圧縮効果”が使えないので、是非望遠レンズは揃えて欲しいです。

望遠レンズ特有の”圧縮効果”については、以下の記事をご参照ください。

私が、望遠レンズをおすすめする理由が分かると思います。

Sonyのミラーレス一眼用の望遠レンズはこちらです。

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一眼レフやミラーレス一眼に使うレンズは高価なレンズと安いレンズのどちらが良いのですか?

一言でいえば、レンズは値段が高い方が良いのでしょうけど、安くても全く問題はないですよ!

私も、自分がお金持ちか、足長おじさんが高級レンズを買ってくれたら喜びますが、今は自分で買ってまでは不要かなと思っています。

一般的に、値段が高いレンズは、描写が綺麗でAF機能なども高性能ですが、本体が重いモノが多いです。

色々と高機能でも、値段が高くて重量が重いのは、三脚嫌いの私向きではありません。

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一眼レフやミラーレス一眼の高価なレンズの主な特徴と機能とは

一般的に、値段が高いレンズには、以下のような特徴と機能があります。
①レンズ内手振れ補正が強く手振れしにくい
②写真の隅々まで描写が美しい
③逆光耐性が強い
④オートフォーカスが速くて正確
⑤解放F値が小さくて、更にF値が通しになっている
⑥大きくて重い

高級なレンズに①~⑤のメリットがあると聞けば、誰でも欲しくなりますよね。

特に、高級で白い望遠レンズには、独特の所有感があると思います。

⑤の特徴で開放F値が2.8通しのレンズ群を大三元、F4通しのレンズ群を小三元と呼びます。
私が一眼レフやミラーレス一眼の最初のレンズは安くて良いという理由

最初に繰り返しになりますが、私もお金持ちだったら高いレンズが欲しいです。

ただ、私くらいの腕までは、安いレンズでも問題ないという話です。

では、順に高級レンズの①~⑤の特徴について、私が思う無くても大丈夫な理由を書いていきます。
①レンズ内手振れ補正が強く手振れしにくい

夜の野鳥や飛行機を撮る仕事でもなければ、適切にシャッタースピードを保ち、暗い時には三脚を使うことで手振れは防止できます。

なので、手振れ対策に何十万円も払うかと言われれば答えは分かると思います。
②写真の隅々まで描写が美しい

写真の隅々までシャープに撮れたら最高ですよね。

よくネットのレビューで、ビルの写真の小さな窓を拡大して、ここの描写が違うって記事を見かけます。

私は、そんな記事を見ながら、「そこまで拡大しないし・・・」って呟きます。


この写真は、乙女椿という花の写真ですが、中古で4,000円で買ったシグマの50㎜マクロの作例です。

4,000円でここまで撮れたら十分ではないでしょうか?

間違っていただきたくないのは、安いレンズの値段の差は、写真の周辺に行くほど甘さが堅調になります。

ですから、寸分の甘さも許されないプロの世界では、ピシっと写る高級レンズが必要なのだと思います。

とは言え、私を含めアマチュアは乙女椿くらいの描写で十分だと思います。
③逆光耐性が強い

ごめんなさい。

この逆光に対する耐性だけは、高級レンズに軍配が上がり、私も欲しい理由です。

オールドレンズのゴーストやフレアを喜ぶ人も居ますが、夜明けの風景撮影が多い私には、ゴーストは生涯かけての宿敵です。



フレアやゴーストを好む方も多いので強くは言えませんが、私は夜明けの太陽がこうなるとガッカリです。

ですから、予算の許す範囲で逆光に強いレンズを探しています。

安いレンズフィルターもゴーストの原因になるので、フィルターは良いものを使って下さい。

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④オートフォーカスが速くて正確

私は、マニュアルフォーカスで撮るので、オートフォーカス機能の必要性を感じていません。

ただお仕事で、素早く動くスポーツ選手や動物を撮る方に、オートフォーカスは大切な機能だと思います。
⑤解放F値が小さくて、更にF値が通しになっている

実は、F値が小さくて通しは、最も私が高級レンズを欲しくなるポイントです。

F値が通しとは、ズーム操作をしても、F値が変わらないレンズを指します。

Sonyのミラーレス一眼ではAモードと呼びますが、絞り優先でしか撮らない人は気が付かない点です。
絞り優先やシャッタースピード優先で撮る方は気が付きにくいのですが、Mモード(マニュアルモード)撮影の時、普通の価格帯のレンズはズーム操作で暗くなります。
ズームで拡大するとレンズの筒が伸びるので、写真が暗くなるのはイメージできると思います。
なので、写真撮影にMモードを使う場合は、ズームを動かすたびにシャッタースピードかISOを触る必要があり、露出調整に手間が掛かります。

高級なF値が通しのズームレンズは、ズームを操作しても暗くならない優れものです。

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私も、明るいF値通しレンズが欲しくてたまりませんが、さすがにこの値段を見ると、多少の手間は仕方がないかと思ってしまいます。

開放F値が小さい明るいレンズがいいでしょ?と言われそうですが、それは安い単焦点レンズを買えば解決します。


繰り返しになりますが、この写真を撮ったレンズは中古のシグマの50㎜単焦点レンズです。

中古レンズが不安な方は、Sonyならこのレンズはいかがでしょうか?

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一眼レフやミラーレス一眼にはズームレンズと単焦点レンズのどちらが良いですか?

ネット上でも、しばしば見かける質問ですよね。

私は本音で、開放F値が2.8以下で等倍マクロ(すごく近くに撮れる機能)があれば、標準ズームと望遠ズームレンズの2本で十分だと思っています。

残念ながら手が届く範囲に明るいズームレンズがないので、花の撮影とポートレート用にF2.8の50㎜と90㎜の単焦点レンズを使っています。

ポートレート(人物写真)で人気のレンズといえば、タムロンの90㎜マクロが有名です。

私も最新型ではありませんが、タムロン90㎜マクロ、通称タムキューを愛用しています。

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ネット上で、ズームレンズより単焦点レンズの方が描写が美しいと書かれた記事を見かけますが、それほど気にしなくて良いと思います。
厳密には単焦点レンズの方が、写真の描写が綺麗なのだろうと思いますが、実際に撮影散策をする時に何本もレンズを抱えて、しかもホコリが多い屋外でレンズ交換となると現実的ではないと思います。
YouTubeで単焦点レンズでも、足で歩いて人力でズームしたら良いという方がいましたが、望遠レンズの”圧縮効果”と広角レンズの”パース効果”をどう考えているのかなって思います。

最近は、一本で28-300㎜まで行けるズームレンズがあり、このようなレンズを使えば、圧縮効果からパース効果まで一本で対応できます。

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これは焦点距離が50㎜と300㎜の作例ですが、背景の描写がまるで違いますよね?

この背景の差を、望遠レンズの”圧縮効果”と呼ぶのですが、単焦点レンズで歩き回ってもこれは再現できないですよね。

なので、初心者で最初の1本目が単焦点レンズだったりしたら、望遠の圧縮効果も広角のパース効果も知らないかもって心配になります。

足で歩くだけでは解決できないこともあるので、最初はズームレンズがおすすめです。

私は撮影に初代のSony・α7を使用しています。

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まとめ

ここまで、私流のレンズの選び方を書かせていただきましたが、いかがでしたか?
ここまで、簡単に私流のレンズの選び方を書かせていただきました。
誤解をしていただきたくないのですが、私はオールドレンズも高級レンズも大好きで、山ほどお金があったら買い占めたいくらいです。
ただ、写真で仕事をしていない私が、カメラの機材を揃えるにあたって考えるのは、ここでレンズにカメラ本体が買えるくらいの金額を掛ける価値があるかどうかです。
経験上思うのは、一眼レフやミラーレス一眼のレンズは、カメラの性能以上に写真の仕上りに影響を与える大切な存在です。
ですが、カメラが進化して多機能になり、レタッチソフトも高機能になった現在、写真の色味やシャープさは、ある程度カメラの設定とレタッチで調整が可能になってきました。
その現状を踏まえると、余程機材がお好きな方を除けば、背伸びをせずに買える範囲の機材でも良いのではないかと思います。

表現が難しいのですが、100万円の高級ワインは当然美味しいのだと思いますが、今夜の夕食は1,500円で良くない?みたいな。

それに、海に山にカメラを手持ちで駆け回る私にとっては、軽さと小ささは正義です。


この写真は、ミノルタAT50㎜1.7というフィルムカメラ時代の古いレンズですが、3,000円でこれだけシャープに撮れます。

年代や価格に捕らわれず、作例を見ていただきご理解いただけたらと思います。


この写真もミノルタAT50㎜1.7ですが、その気になればオールドらしい写真も撮れます。

ムリして背伸びをしなくても、やり方次第でどうにでもなる。それが私の今日の結論です。
是非みなさまも、この記事の内容をご活用いただき、素敵な風景を撮影してみてください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事が、みなさまのカメラ生活のお役に立てると嬉しいです。
